甘い香りに包まれる暮らし。ラベンダーの魅力・育て方・楽しみ方のすべて
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爽やかな風とともに、心安らぐ香りを届けてくれるハーブの女王「ラベンダー」。鮮やかな紫色の花穂が風に揺れる姿は、見ているだけで日々の忙しさを忘れさせてくれます。
この記事では、ラベンダーの特徴から初心者でも失敗しない育て方、センスのいい寄せ植えのコツ、そして暮らしを彩るレシピやクラフトのアイデアまで、その魅力を余すところなくご紹介します。
目次
ラベンダーの特徴と魅力

ラベンダーは、地中海沿岸原産のシソ科の常緑低木で、世界中で絶大な人気を誇るハーブです。最大の魅力は、強い芳香と紫色の花の美しさ。フレッシュやドライの状態で料理やハーブティー、観賞用に楽しまれるほか、花から抽出された精油はアロマテラピーや化粧品などにも広く使用されています。「Lavandula」という学名は、「洗う」という意味のラテン語に由来し、古代ローマで入浴に使用されていたことや、中世ヨーロッパで消毒に利用されていたことにちなみます。他にも古代エジプトではミイラの処理や香水に使用されていました。古くから「香りが良く美しい有用植物」として、人々の暮らしに寄り添ってきた植物です。
初夏に咲く紫色の花穂は、風に揺れる姿が美しく、見る人を魅了します。ラベンダーの中でも特に香りの良いイングリッシュラベンダーは冷涼な気候を好むことから、日本では北海道や長野県で栽培が盛んです。初夏に一面が紫色に染まるラベンダー畑の美しさは、まさに圧巻の一言です。
好みのラベンダーはどれ?ラベンダーの種類

ひとくちにラベンダーといっても、系統によって見た目も性質も異なります。まずは、種類や特徴、苗選びから収穫後の楽しみ方など、ラベンダーの全体像を覗いてみましょう。
イングリッシュラベンダー

イングリッシュラベンダーは、圧倒的な香りの良さが魅力で、アロマの原料としてもおなじみです。寒さには強い反面、日本の高温多湿な夏が少し苦手なので、風通しの良い場所で管理するのが夏越しを成功させる最大のコツです。
フレンチラベンダー

フレンチラベンダーは、ウサギの耳のようなかわいい苞葉が特徴。花壇や寄せ植えの主役として、お庭をパッと華やかにしてくれます。比較的暑さに強く丈夫なため、初心者にもおすすめの系統です。
レースラベンダー

レースラベンダーは、レースのように繊細に切れ込んだ美しいシルバーグリーンの葉と淡い紫色の花が魅力。寒さにはやや弱い反面、四季咲き性があるため、暖かい地域や室内では秋や冬にも可憐な花を楽しめます。観賞用に作成された園芸種なので、香りがないのが特徴です。
ラベンダーの育て方

ラベンダーは、コツさえつかめばお庭でも鉢植えでも元気に育てられる植物です。栽培を成功させる共通のキーワードは、「乾燥気味」「日当たり」「風通し」の3つ。日本の高温多湿が苦手なため、水はけと風通しを意識して管理することが大切です。
基本的な育て方の全体像はこちらの植物図鑑に詳しくまとめています。
植え付け場所
夏の直射日光を避けられる日当たりと風通しの良い場所を好みます。梅雨の長雨が苦手なので、鉢植えは雨を避けられる軒下に移動させるようにしましょう。
用土
多湿が苦手なので、水はけの良い土で育てるようにしましょう。鉢植えは、市販のハーブ用の土を使うと失敗がありません。
水やり
常に湿っている状態を嫌い、乾燥気味を好みます。庭植えは、根付いてからは降雨にまかせ、極端な乾燥が続くようなときは、様子を見て水やりしてください。
鉢植えは、表土が乾いて白っぽくなったのを確認してから、鉢底から流れ出るくらいたっぷりと水やりをしてください。
肥料
植え付け時に元肥として緩効性肥料を混ぜ込みます。その後は、春の生長期や花後に控えめに追肥します。ラベンダーは過肥を嫌うため、様子を見ながら少なめに施しましょう。
剪定
高温多湿を乗り切るための最大のポイントが「剪定」です。花が終わったら、梅雨が本格化する前に株全体の風通しを良くするために切り戻しを行いましょう。
ラベンダーの剪定には、用途に合わせて「花を収穫するためのカット」と「株を健やかに保つための切り戻し剪定」の2種類があります。具体的なハサミを入れる位置や手順は、こちらで詳しく解説しています。
ラベンダーの寄せ植え

ラベンダーは単体で植えても素敵ですが、他の植物と組み合わせる「寄せ植え」にすることで、より一層華やかさを楽しめます。お客様をお迎えする玄関を彩ったり、バルコニーで育てて楽しんだり、植え付けて、眺めて、楽しめる寄せ植え作りにチャレンジしてみましょう。
ラベンダーの紫色を活かした、見た目に涼やかな寄せ植えです。色やフォルムのバランス、レイアウトのコツなど、写真付きで解説しています。
カラーリーフや他の花との組み合わせなど、おしゃれな寄せ植え作りの参考にどうぞ。
ラベンダーを暮らしに取り入れよう

ラベンダーの楽しみ方は、お庭や鉢で眺めるだけではありません。たくさん花が咲いたら収穫し、甘い香りを日々の暮らしの中で贅沢に味わってみましょう。
ラベンダーの楽しみ方|ハーブのある丁寧な暮らし

ラベンダーの楽しみ方は、ハーブティーやアロマテラピーだけではありません。ラベンダークッキーやラベンダーソースのチキンのレシピなど、食べて美味しいラベンダーの意外な使い方を紹介しています。
香りを長く楽しむためのラベンダースティックの作り方の手順を画像付きで解説。初めてチャレンジする方も失敗しない作り方です。ラベンダースティックは、クローゼットやシューズボックス、寝室、トイレに飾って、天然の香りを楽しんでください。
自慢できる豆知識、似た花の見分け方

「ラベンダーかと思ったら違う花だった」なんていう失敗を防ぐためにも、ブルーサルビアやロシアンセージなど、間違われやすい花との見分け方を写真付きで紹介します。お友達に自慢できるちょっとした豆知識はいかがですか。
想いを伝えるラベンダーの花言葉

プレゼントにする際にも役立つ、花言葉や誕生花のストーリーもチェックしてみませんか?
ラベンダーの花言葉は「沈黙」「清潔」「期待」「疑惑」「繊細」「優美」「あなたを待っています」「幸せが来る」といった、その高潔な香りと美しい姿にちなんだ様々な花言葉があります。
育てる楽しみ、眺める喜び、そして使う癒やし。ラベンダーは、私たちの暮らしをほんの少し丁寧に、そして豊かにしてくれる特別な植物です。まずは気になる種類の苗をひとつ、手にとってみることから始めてみましょう。
気になる記事で詳しいラベンダーの世界をのぞいてみてください。
*ハーブは特定の疾患の治療や、身体的機能の改善を目的としたものではありません。妊娠中の方や持病のある方は、医師にご相談の上でお楽しみください。









































