- キンモクセイは、秋に甘い香りを漂わせながらオレンジ色の小花が開花するモクセイ科の常緑樹です。庭木としての他、公園や街路樹としても利用され、甘い香りのする花は秋の訪れを知らせてくれるような存在です。キンモクセイのオレンジ色の小花をいっぱいにつけた姿は、日差しを受けると名前の通り金色に輝いて見え、秋の風物詩となっています。 キンモクセイという名前の由来は、金色を思わせるようなオレンジ色の花を咲かせること、木肌が動物のサイ(犀)に似ていることによります。名付け親は、植物学の父と呼ばれた植物学者の牧野富太郎博士で、学名にも Makino の名があります。また、遠くまで香りが届くことから古くは「千里香」とも呼ばれていました。 キンモクセイの花は食用にもなり、原産地・中国では花を砂糖漬けやシロップ、リキュールなどに利用します。中国茶の桂花茶(けいかちゃ)は、キンモクセイの花を乾燥させたお茶です。