夕顔
- 夕顔は、北アフリカが原産の巻きひげをもつ匍匐性のつる性草本の非耐寒性一年草で、日本へは平安時代に中国から渡来しました。 生育適温が18~28℃と高温の環境を好み、スイカなどの接ぎ木苗の台木に使われることも多い植物です。つるがよく伸びるため、栽培には広い場所が必要です。花は雌雄同株で、7月~9月頃に白色の花を日没の前後に開花し、翌朝にはしおれることから夕顔の名前が付けられたと言われています。 雄花と雌花があり、果実はうり状になり、干瓢(かんぴょう)にしたり、未熟果を煮物や汁物にして利用されます。ひょうたんは同じ種に属し、そのうちの苦みのないものが選抜されて夕顔として分類されたと考えられています。

































