くわい
- くわいは勢いよく「芽が出る」ということから、縁起物としてお正月料理に使われます。日本へは平安時代初期に中国から伝わりましたが、本格的に食用として普及したのは江戸時代になってからと言われています。 水生植物で多年生のくわいは、レンコンのように常に水が張られた沼地や湿地のような環境を好みます。草丈は100cm前後にまで生育し、葉は矢じりのような形で、長さ30cmほどの光沢がある葉を茂らせます。 塊茎(かいけい)といって、ジャガイモなどのように、地下茎の一部が塊(かたまり)のようになった種球から芽を出します。気温が上がる頃に、生育が早まり茎葉が生長します。その後、地中でランナーが伸び、また塊茎を作るというサイクルを繰り返します。 くわいの花は、白い3枚の花弁からなり、一つの茎に雌花と雄花の両方が咲く雌雄異花です。 くわいの品種は、日本国内で主に栽培されている「青くわい」、中国の品種「白くわい」、大阪府吹田で古くから栽培されている「吹田くわい」があります。