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「LOVEGREEN編集部」が監修している植物|植物図鑑

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LOVEGREEN編集部アカウントです。編集部のスタッフが監修をしています。

ペンステモン・ハスカーレッド

  • ペンステモン・ハスカーレッドは、初夏から夏にかけて、長い花茎を立ち上げて白い小花が開花する高性のペンステモンです。ペンステモンの中では一番丈夫な品種で、暑さ寒さに強く、蒸らさないように注意すれば放任で栽培できます。開花時は草丈が1m程度になるため、花壇の後方に植えるのに適しています。 シックな銅葉は、気温が低いうちの方が濃く、高温になってくると緑色を帯び、葉色が季節によって変化します。花以外の時期もカラーリーフとして楽しめます。

ペンステモン・ダークタワーズ

  • ペンステモン・ダークタワーズは、初夏から夏にかけて、長い花茎を立ち上げて白みを帯びたピンク色の小花が開花する、高性のペンステモンです。暑さ寒さに強く、丈夫な性質で、蒸らさないように注意すれば放任で栽培できます。 美しい銅葉は、花期以外もカラーリーフとしても観賞価値があり、真夏でも葉色が退色しにくい特徴があります。シックな葉色に対して花色はとても優しい色で、隣の植物との組み合わせ次第で様々な雰囲気を演出することができます。

ブドウ

  • ブドウは、ブドウ科ブドウ属のつる性落葉木本。房状の果汁の多い甘い果実が魅力で、生食、ワインなどの酒類、レーズンなど、幅広く食用として利用されています。日本全国で栽培されている育てやすい果樹です。冬には落葉して休眠するので、窓の近くにブドウ棚を作れば、夏は日差しを遮るグーンカーテンになり、晩夏から秋には果実の収穫を楽しめ、冬は明るい日差しが入る、四季を通して楽しめるようになります。 ブドウの歴史は古く、古代エジプトで栽培されていたことが確認できているほか、ギリシャでも食用や酒にされていたことがわかっています。ブドウの原産地は中央アジアで、その後ヨーロッパへと広まっていったとされ、日本には中国経由で渡来したと考えられています。 現在のブドウの栽培種は、大きく分けて、ヨーロッパブドウとアメリカブドウ、またその交雑種の3つです。ヨーロッパブドウは乾燥に強い反面、寒さと湿気に弱く、アメリカではうまく育たなかったことから、アメリカに自生する品種から作成されたのがアメリカブドウです。アメリカブドウは、寒さと多湿、病害虫の被害に強いのが特徴。また、双方を掛け合わせた、育てやすい改良品種もたくさんあります。

リシマキア

  • リシマキアは、サクラソウ科オカトラノオ属の一年草、または多年草。北アメリカ、ヨーロッパ、南アフリカに約150種が分布していますが、ガーデニングや切り花で流通している種類は数種類しかないといわれています。 リシマキアは、ヌンムラリアのように常緑でほふく性のものから、アトロプルプレアやプンクタタ、オカトラノオのように立性の種類まであります。 リシマキア・ヌンムラリアは、常緑で、丸みを帯びた葉がかわいらしく、ほふく性でよく分枝して横に広がっていく特性から、グランドカバーとして利用されます。また、リシマキア・ヌンムラリア・オーレアは、リシマキア・オーレアとも呼ばれ、葉色が明るいライムグリーンの品種です。ヌンムラリアは日照条件が良ければ、黄色い花を咲かせることがあります。

ズミ

  • ズミは、バラ科リンゴ属の落葉高木。日本在来種で、湿原、野原、林の縁などに自生しています。ズミという名前の由来は、樹皮を黄色の染料に使用していたからだとか、実が酸っぱいからだとか、諸説あります。かつてはリンゴの台木として使用されていました。 ズミは、樹高は通常3~5m程度、まれに7mを超すことのある高木で、よく分枝します。葉は、たまご型か楕円形で、同じ木の中に3裂した葉も見られます。花が咲くのは4月~5月で、直径2~3cm、つぼみの時は淡いピンクで、開くと白い花を枝に数個ずつまとめて咲かせます。秋に実る果実は、直径0.5~1mmで、赤やオレンジ色に熟します。色づいた果実はおいしそうに見えますが、酸味が強く生食には向いていないので、ジャムや果実酒にして楽しみます。

ノカンゾウ

  • ノカンゾウは、ワスレグサ科ワスレグサ属の多年草。夏にオレンジ色のユリに似た花を咲かせる野草で、野原、河原、田畑の畔など、身近な場所で見られます。 ノカンゾウは、草丈70~100cm、花は直径7cm程度の一重咲き、花色の濃淡は個体差があります。花は夕方には萎れていく一日花で、茎の先に数個のつぼみをつけ、次々と花を咲かせます。一日花である特性から、英名は Daylily、属名の Hemerocallis も「一日の美しさ」という意味のラテン語が名付けられています。よく似た花にヤブカンゾウがありますが、ノカンゾウは一重咲き、ヤブカンゾウは八重咲きなので、花を見れば見分けがつきます。 ノカンゾウの花は食用にされていて、おひたし、ぬた、塩漬けなどにして食べられます。中華料理に登場する金針菜はノカンゾウや、その仲間のつぼみです。  

タケニグサ

  • タケニグサは、ケシ科タケニグサ属の多年草。日本在来種で、各地に自生している野草です。 タケニグサは、草丈1~2mまで大きくなる大型の野草で、山野や公園、花壇、空き地、河原など、身近な場所で見かけます。葉の大きさは10~30cm、緩やかな鋸歯の入った葉で、キクの葉を大きくしたようなフォルムをしています。茎の中は中空で、折るとオレンジがかった黄色の乳液が出ます。この乳液はアルカロイドを含んでいて有毒なので、肌の弱い人は直接触れないように注意しましょう。6月~8月に咲く花は、花びらはなく、つぼみの状態は苞に包まれ、開花すると苞が落ちてしべだけになったものが花穂のようにつきます。高い草丈と大きな葉という豪快な見た目に、風に揺れるしべだけの花の柔らかな様子は、美しい光景です。反面、繁殖力が強いこと、葉や草丈が大きいことから、はびこると駆除が困難であるとか、周囲の植物を枯死させてしまうなど、厄介な雑草として扱われています。日本では厄介な雑草ですが、海外では園芸植物として愛されているということですから、ところ変われば扱われ方もずいぶんと差が出るようです。 タケニグサという名前の由来は、竹のように大きくなるから竹似草だとか、竹を煮るときに一緒に入れると竹が柔らかくなるからなど、諸説あります。

ロニセラ・ニティダ

  • ロニセラ・ニティダは、中国原産のスイカズラ科スイカズラ属の常緑低木。常緑で、小さな葉が枝いっぱいに付き、横に枝を広げる樹形なので、グランドカバーに好まれます。スイカズラ属ですが、スイカズラのようにつるにはならず、ブッシュ状に繁る低木です。 ロニセラ・ニティダは樹高50~100cm、生長がゆっくりなので、ポット苗で購入したものは大きくなるまでに数年かかるつもりで植えるようにしましょう。刈り込みに耐え、よく分岐するので、適宜剪定を行えば、こんもりとした茂みのような樹形を形成できます。葉には明るい斑が入る品種や、葉色がライムグリーンの品種などがあり、日向から明るい日陰まで育てられるので、シェードガーデンの高木の下草としても人気があります。4月~6月頃に小さな黄緑色の花を咲かせますが、あまり目立ちません。花を観賞するというよりも、葉や樹形を楽しむ庭木です。

ヤブカンゾウ

  • ヤブカンゾウは、ワスレグサ科ワスレグサ属の多年草。有史前に中国から渡ってきた帰化植物だとされ、日本各地に自生しています。ユリに似たオレンジ色の八重咲きの花は大輪で、一日花という特徴があります。日が暮れると萎れてしまうことから、英名は Daylily と名付けられています。野の花とは思えないほど、鮮やかで豪華な花を咲かせることが評価され、アメリカで園芸種が盛んに作られ、ヘメロカリスという名で流通しています。 ヤブカンゾウは、草丈60~80cm、真直ぐに伸びた茎の先に数個の花を咲かせます。開花時期は7月~8月、直径8~10cm程度の大きな花を咲かせます。花の色はオレンジ色で、濃淡には個体差があります。しべ類が変化して花びらとなっている八重咲きで、種子を作りません。仲間のユウスゲやノカンゾウは一重咲きなので、見分けることができます。 ヤブカンゾウの花は、食用や生薬として利用されることも有名です。中華料理で出てくる金針菜とは、ヤブカンゾウや他のワスレグサ属の花のつぼみです。また、根も生薬として利用されます。 ヤブカンゾウの別名ワスレグサは、この花が日々の悲しみや憂い事を忘れさせてくれるほど美しいことに由来しているとされ、万葉集にもうたわれています。

カマツカ

  • カマツカは、バラ科の落葉低木。日本の山林に自生していて、身近な場所で見られます。通常1~5m程度、幹や枝も細く、華奢な印象の木です。5m以上になることもあるといいますが、あまり大きくなものは見かけません。小ぶりで柔らかい印象から、庭木としても盆栽でも人気のある木です。 カマツカの花が咲くのは、4月~6月。花色は白で、花びらは5枚、直径1cm足らずのウメに似た小花を集合させて咲かせます。秋には、長さ1cm程度の真赤なたまご型の果実を、枝からぶら下げるように実らせます。長枝と短枝があり、長枝の葉は互生し、短枝の葉は3枚が扇のように広がって展開され、花は短枝に咲きます。同じ木の中で枝によって葉の付き方が違うというおもしろい特徴を持っています。また、カマツカは変異が多く、葉や葉柄に毛があるものなどもあります。 カマツカという名前は、木材にすると非常に硬くて丈夫なことから、鎌の柄に使用されたことに由来します。同じように、木材が牛の鼻輪に利用されたことからウシコロシという別名もあります。華奢な幹と枝で、真白な小花を咲かせる木には不似合いと言いたくなるような、力強い名前です。

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