記事カテゴリ

Special

「LOVEGREEN編集部」が監修している植物|植物図鑑

11-20件 / 全1593件

LOVEGREEN(ラブグリーン)の編集部アカウントです。ガーデニング、家庭菜園、インドアグリーンなど、幅広い植物ジャンルに精通したメンバーが在籍し、実際の栽培経験にもとづく花・植物の育て方や楽しみ方記事、お庭の取材記事、植物にまつわる企画などを配信しています。

ボタン

  • ボタンは、ボタン科ボタン属の落葉低木。よく似た花シャクヤクと混同されがちですが、シャクヤクは草本、ボタンは木本なので、株元を見れば簡単に見分けることができます。 樹高1~2m、頭頂に花径15~40cm程の花を咲かせます。花は一重、八重、千重、万重、獅子咲きなど、咲き方のバリエーションが豊富なのが特徴です。 一般的には春咲きのボタンが有名ですが、春と初冬の年二回咲く寒ボタンという種類もあります。冬ボタンと呼ばれているボタンは、春ボタンを温度管理によって人工的に冬に咲かせたものです。 ボタンの花色は白、桃、紅、朱赤、黄、絞りや複色など種類が豊富です。中国原産の花木で、奈良時代に薬用木として渡来し、その後改良が進んだ結果、中国の品種とは異なる独自の品種群が確立されています。また、欧米で改良されたフランスボタン、アメリカボタンなどがあります。

ヒオウギ

  • ヒオウギは、アヤメ科アヤメ属の多年草。日本を始め、中国や朝鮮半島に自生しています。以前はヒオウギ1種のみのヒオウギ属に分類されていましたが、現在はアヤメ属になっています。それに伴って学名も Belamcanda chinensis から、Iris domestica に変更されました。 ヒオウギという名は、宮中で官位のある人が用いた「檜」の薄板を重ねて作った檜扇に由来しています。何枚も重なり合って並ぶ厚みのある葉が、檜扇を開いたときの様子に似ていることから付けられたといわれています。力強く端正な草姿で、古くから庭植えや生け花の花材として親しまれてきました。 ヒオウギの花は日中に咲き夕方に閉じてしまう一日花ですが、花期の間は次々と咲き続けます。花の特徴は他のアヤメの仲間と異なり、花径5~6cm、オレンジ色に赤色の斑点のある6枚の花びらを大きく広げるように咲かせます。英名の「Leopard flower」は、この花びらの斑点が由来とされています。7月~8月の暑い夏の盛りに草丈100~120cmほどの茎の先に色鮮やかな花を咲かせる姿は見事です。 花が咲いた後、大きなさやの袋ができ、それが熟すと割れて中から黒い種子が出てきます。ツヤのある黒い種子は風情があり、茶花として使用されます。種子がブラックベリーに似ていることから「Black berry lily(ブラックベリー・リリー)」と呼ばれることもあります。

チーゼル

  • チーゼルは、7月~9月に薄紫色の花を咲かせるマツムシソウ科の背丈の高い大型の二年草。1年目はロゼット状の葉を形成し、2年目に花茎が立ち上がり、分枝して茎先にたくさんの花が開花します。最終的には背丈が2m前後になり、庭の中でもひときわ目を引き、圧倒的な存在感を放ちます。 鋭いトゲ状の「総苞(そうほう)」に囲まれた楕円形の花穂には、無数の小さな花が咲き誇ります。二年草なので開花後に寿命を終えますが、立ち枯れた姿も美しく見ごたえがあります。花後の果実はそのまま乾燥させるとドライフラワーとしても楽しめます。 化学薬品のなかった時代には薬草(ハーブ)として利用されていましたが、現在は主に園芸や果実をクラフトの材料として利用されています。別名の羅紗掻草(ラシャカキグサ)は、花後の果実を乾燥したものを羅紗(毛織物)を毛羽立てるのに使われていることに由来します。

チャイブ

  • チャイブはヒガンバナ科のハーブです。さほど大きくならず、プランターでも手軽に栽培できる多年草で、一株あるだけで料理の彩りに重宝します。また、病害虫予防として、バラ、トマト、キュウリなどのコンパニオンプランツとしても利用されています。 原産地の中国や地中海地方では、2000年以上前から栽培されてきた歴史ある植物です。ヨーロッパで本格的に普及したのは、13世紀にマルコ・ポーロが中国から持ち帰ったことがきっかけといわれており、彼自身も大いにチャイブを好んだというエピソードが残っています。 香りの秘密は、ネギ類特有の成分「硫化アリル(アリシン)」。食欲増進や疲労回復、新陳代謝の活性化といった嬉しい効果が期待できます。

黒法師(クロホウシ)

  • 黒法師(クロホウシ)は、冬型の多肉植物を代表するアエオニウム属のなかで、最もポピュラーな品種です。冬に生長し、夏に休眠するサイクルを持っています。 茎の先端にロゼット状の葉を広げ、まるで大輪の花が咲いているかのように上に伸びていく姿が特徴です。光沢のある黒紫色の葉とその独特なフォルムは、インテリアグリーンとしても非常に人気があります。

ビバーナム・スノーボール

  • ビバーナム・スノーボールは、ガマズミ科の落葉性低木です。春に芽吹く鮮やかな新緑とともに開花し、花色は爽やかなライムグリーンから、咲き進むにつれて純白へと変化します。 その名の通り、アジサイに似た手毬状の花が枝いっぱいにたわわに実る姿は圧巻。非常に強健で育てやすく、白を基調としたホワイトガーデンはもちろん、どんな花色とも調和するため、お庭の主役としても名脇役としても重宝されます。また、春の花だけでなく秋の深まるような紅葉も見応えがあり、一年を通して四季の移ろいを感じさせてくれる人気の庭木です。

シラン

  • シランは古くから親しまれている地生蘭の一種で、日本に自生している多年草です。草丈は30~50cmほどで、5月~6月頃に赤紫やピンク、白などの花を咲かせます。 暑さ寒さに強く、気温が低くなると生育が止まりますが、春になると株元から再び新しい葉を茂らせます。非常に丈夫で、植えっぱなしでも元気に育つほど繁殖力が旺盛なため、庭植えや鉢植えとして幅広く愛されています。

クリスマスローズ

  • クリスマスローズは、寒い季節に美しい花を咲かせる、キンポウゲ科の耐寒性多年草。花びらに見える部分は実は「ガク片」。本来の花びらは退化し蜜腺(みつせん)となり、雄しべの周囲にひっそりと存在しています。 うつむきがちに咲く上品な姿は、冬の庭の主役として人気があります。種類が多く、色や咲き方のバリエーションが豊富です。冬に咲き始めるものと春に咲くものがあり、組み合わせると冬から春の庭を長期間彩ってくれる存在になります。  

ムスカリ

  • ムスカリは、ブドウの房を逆さにしたような形の花を咲かせる春の球根植物です。球根は植えっぱなしで自然分球で増え、毎年開花します。 小さな花ながら花壇に群生させて一斉に咲きそろった光景は見事です。 開花時期が重なるため、チューリップのわき役としても使われ、寄せ植えの手前や花壇の縁取りに最適です。青色や紫色が一般的ですが、最近では白、ピンク、黄、さらには2色咲きなど種類が豊富です。

アセビ

  • アセビは、日本各地に自生するツツジ科の常緑低木。光沢のある明るいグリーンの葉が手のひらを広げたように放射状に付いています。適応できる環境が多く、さほど手入れの必要がないので、個人宅の庭木、ビルのエントランス植栽、公園、街路樹など幅広く利用されています。街中で見かけるアセビはきちんと刈り込まれ、樹形が整えられていますが、山野では大きく生長し、放任だと樹高が5mを超えることがあります。 アセビは、早春にドウダンツツジやスズランに似た白く小さな壺状の花が開花します。顔を近づけるとほのかに芳香があるのも特徴です。 「馬酔木」の名前の由来は、文字通り馬がこの木を食べると酔ったようになってしまったことにちなみます。毒性があるので、口に入れることのないように気をつけてください。
TOP