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「LOVEGREEN編集部」が監修している植物|植物図鑑

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オオバコ

  • オオバコは、オオバコ科オオバコ属の多年草。卵型で平たく大きな葉が特徴で、人里で普通に見られる身近な植物です。深山から平地、海岸、草地、道端、グランドのような乾燥した土地にも生えているほど生育地は多様で、世界中に分布しています。人や車が通るような道でも普通に生えていることから車前草という名前があり、種子は車前子という生薬として利用されます。 オオバコの葉は濃いグリーンで、縦にくっきりとした筋があります。繊維が強く、ちぎろうとしても手強いことから、オオバコの葉を絡めて引っ張り合うオオバコ相撲という遊びがあり、相撲取り草という別名の由来となっています。花は濃いグリーンの穂のようなフォルムをしていて、ほとんど目立ちません。花期は4月~10月、晩春から秋まで咲き続け、花の後にできる種子は、水を含むとゼラチンのように膨らみます。雨の後などにオオバコを踏みつけると種子が靴底にくっついて移動し、結果として人が通るところに増えていくという特徴があります。 オオバコは、平地や人が通るような道で見かけるものは、葉が地面に平たく広がったロゼットに展開されています。ところが、草むらなど、あまり人が通らないような場所では、葉を上に向かって10~20cm程まで伸ばします。生育する場所によって柔軟に対応している植物のようです。

カランコエ・ウェンディ

  • カランコエ・ウェンディは、オランダの大学で育成された園芸品種で、花を楽しむタイプのカランコエです。 シックな赤でフチが黄色の釣鐘形の花が、冬から春にかけて枝垂れるようにたくさん開花します。性質は強健で、梅雨や夏に株を蒸らさないように注意すれば栽培は容易です。

アネモネ

  • アネモネは分枝性の塊茎をもち、草丈25~40cmになるキンポウゲ科の多年草で、直立して直径10cm前後の花を咲かせます。光に反応して、花が開閉を繰り返し、昼間はとても華やかな雰囲気になります。 赤、白、ピンク、紫、青など豊富な花色があり、半八重や八重など咲き方のバリエーションも多く、切り花、花壇、寄せ植えなどに広く利用されています。 毎年のように新品種が登場し、以前は発色の良い色が中心でしたが、近年はパステル系、シックな色、複色系など、カラーバリエーションが一層豊富になっています。

クレピス(桃色タンポポ)

  • クレピス(桃色タンポポ)は、ヨーロッパ原産のキク科フタマタンポポ属の一年草。日本には大正時代に園芸植物として渡来しました。花や葉の雰囲気が似ているため桃色タンポポの別名がありますが、属性が違うので分類上はタンポポではありません。 春にロゼット状の株元から多くの花茎を立ち上げ、優しいピンク色の花を咲かせます。多くの花を咲かせることから、千本蒲公英(センボンタンポポ)という別名があります。

ヒメウズ

  • ヒメウズは、キンポウゲ科ヒメウズ属の多年草。本州の関東以西の道端、山林などで見られる、小さな白い花を咲かせる野草です。早春に鋸歯のある小さな葉と細い茎を地上に出して、その先に数個の花を咲かせます。花の後にできる実は2~4つの袋に分かれ、熟すと弾けて種子を周囲に飛ばします。種子を飛ばし終わると、夏前には地上部が枯れてなくなります。 名前の由来は、トリカブト(鳥頭)に似ているけど、小さいのでヒメウズ(姫鳥頭)とされています。ヒメウズの花をよく見ると、トリカブトというよりもオダマキに似ています。属名の Semiaquilegia も、オダマキに似ているけど別であるという意味です。ヒメウズの花の特徴は、花径5mm程度、色は白で、うつむくように咲く花の基部にコブのような距があります。距はとても小さいので、よく見ないとわかりません。オダマキの花は、反り返るようなはっきりとした距があるという点がヒメウズとの違いです。ヒメウズは、オダマキによく似ていますが、オダマキ属には分類されておらず、1属1種の花です。 ヒメウズは、茎が細く、花も小さく色も白という、非常に地味な見た目のためか、あまり注目されませんが、よく見ると非常にかわいらしい姿をした春の野草です。

フキ(蕗)

  • フキ(蕗)は数少ない日本原産の山菜で、日本全国の山野に自生しているキク科フキ属の多年草。毎年同じ場所で収穫を楽しめる日本古来の山菜です。 フキ(蕗)は、地下茎で広がり、地上へ細長い葉柄(ようへい)を伸ばして、その先に丸いフォルムの大きな葉を展開させます。私たちがいつも食べている茎のように見える部分は、葉柄といって葉と地下茎をつなぐ柄(え)のような部分です。フキ(蕗)の地下茎は有毒なので、食べないようにしてください。 早春に葉よりも先に顔を出すフキノトウは、フキ(蕗)のつぼみです。雌花と雄花に分かれていて、雄花は黄色で咲き終わると枯れていきますが、雌花は白い花の後に茎が伸び、タンポポの綿毛のような種子を飛ばします。ただし、栽培種のフキ(蕗)は、種子では増えません。 北海道の足寄町に自生するラワンブキは、高さ2~3mにも達する大きさが有名で、群生地は人気の観光スポットにもなっています。

ワイルドストロベリー

  • ワイルドストロベリーは、バラ科の常緑多年草のハーブです。イチゴの野生種なので性質がとても丈夫な植物で、地植え、寄せ植え、ハンギングなど、様々な用途で利用されています。葉の色は明るい若緑色で、形もかわいらしいため、花や実がない時期でもリーフプランツとしても人気があります。  

ハナビシソウ(カリフォルニアポピー)

  • ハナビシソウ(カリフォルニアポピー)は、春から初夏にかけて開花するケシ科の一年草。高温多湿が苦手なので、日本では一年草として扱われています。ただし、梅雨~夏を越すことができれば、二年草、もしくは多年草となることもあります。 ハナビシソウ(カリフォルニアポピー)は、オレンジ系、アイボリー、オフホワイト、アプリコット、赤、ピンクなど豊富な花色があるとともに、一重の他、八重咲種など咲き方も多様で、新品種が次々と登場しています。   ワイルドフラワーのミックスの種などにも入っていることがあり、公園や公共スペースなどの広い空間の花畑に使われることがあります。青い空とオレンジ色のコントラストは美しく、群生させるととても見事です。

サンシュユ(山茱萸)

  • サンシュユ(山茱萸)は、春に黄色い小さな花を咲かせ、株全体を鮮やかな黄色に染めるミズキ科の落葉高木。春に咲く花木類の中では比較的開花が早く、周囲の木々が芽吹く前か芽吹きだした頃が開花時期のため、黄色に染まった木はとても目を引きます。花は、黄色い小花が30個ほど集まって直径2~3cmくらいの小さな花序を形成します。 春一番に黄金色の花を咲かせることから「春黄金花(ハルコガネバナ)」とも呼ばれています。   秋にグミの実に似た真っ赤な実をつけ、その実が珊瑚のように見えるため「秋珊瑚(アキサンゴ)」の別名もあります。 サンシュユ(山茱萸)は中国と朝鮮半島が原産で、江戸時代の中頃に薬用植物として日本に渡来したと言われています。写真のように花の季節に前年の赤い実が残っていることもあります。赤い実は、滋養強壮などの生薬として広く使われてきました。   日本では黄色の小花、赤い実、薄茶色の幹肌が好まれ、観賞用の花木として庭木や公園樹木、切り花に多く用いられています。花のあとに芽吹く葉も美しく見ごたえがあります。

菜の花(ナバナ)

  • 菜の花(ナバナ)は、つぼみや花茎、若葉の部分を食する、ほろ苦い味が特徴的なアブラナ科の野菜です。 菜の花は、「菜花」「花菜」と呼ばれることもあります。というのも、アブラナ科の黄色い花を一般的に菜の花(ナバナ)といいますが、菜の花(ナバナ)と呼ばれるもののなかには観賞用、菜種油の原料となるナタネ、食用の菜の花(ナバナ)などがあり、品種がそれぞれ異なります。 菜の花(ナバナ)は、開花する前のつぼみの状態で収穫するほうが苦味が少なく、柔らかいため美味しく食べることができますが、採り遅れて花が咲いてしまっても、黄色い菜の花(ナバナ)は観賞用としても十分楽しむことができます。 菜の花(ナバナ)は、大変耐寒性に優れています。日当たりの良い環境で育てることで、冬も枯れずに生育します。

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