ルバーブ
- ルバーブは、タデ科の草丈2mになる大型の多年草のハーブです。葉は、ふきの葉のような見た目で、柔らかく光沢がある濃い緑色をしています。夏に穂状のクリーム色の花を咲かせます。冬には地上部が枯れますが、2年目以降の赤く色づいた葉柄部分を収穫して加工し、食用にします。1度植え付ければ4~5年は収穫できます。 ルバーブは強い酸味とえぐみがあるので、ジャムなどの加工用に最適で、ゆるやかな整腸作用があるといわれています。以前は栽培地以外ではなかなか手に入らない野菜でしたが、最近は流通量も増えつつあります。 ルバーブの別名は食用大黄とよばれ、緩下剤用漢方として有名な大黄は中国起源のもので近縁種です。葉にはシュウ酸が含まれるので食用にはできませんが、煮出した液は銅や真鍮の研磨用に使われます。