メディニラ・マグニフィカ
- メディニラ・マグニフィカは、ノボタン科メディニラ属の常緑低木。鮮やかなピンク色の大きな花を、下垂させるように咲かせる姿が印象的な熱帯花木です。メディニラ・マグニフィカの花は、長さ30cm程、上部に笠をかぶるように苞があり、その下に直径2cm程の小さな花を穂のようにしてたくさん咲かせます。満開の状態の花は、さながらピンクのシャンデリアのようで、見る側を圧倒します。葉は、直径20~30cm、濃いグリーンで先が尖った卵型、縦にくっきりと葉脈が見えます。樹高は1~2mの低木ですが、葉と花の色や大きさが艶やかな花木です。種小名の magnifica は、壮大とか規模が大きいという意味で、花や葉の大きさにちなんでいます。 高温多湿を好み、越冬には10℃以上を必要とするので、温室や室内で管理します。夏は戸外に出しても問題ありませんが、強い直射日光で葉焼けを起こす心配があるので、風通しの良い半日陰などが向いています。