ハルジオン
- ハルジオンは、キク科ムカシヨモギ属の多年草です。北アメリカ原産で、大正時代に園芸植物として日本に入ってきたものが帰化植物となり、全国で野生化しています。ハルジオンという名前の由来は、「春に咲く紫苑」という意味で、牧野富太郎博士が命名しました。紫苑というのは秋に薄紫色の花を咲かせるキク科の多年草のことです。貧乏草という別名は、ハルジオンの繁殖力が強く、どんな場所からも生えてくることに由来しているそうです。 ハルジオンの花が咲く時期は、3月~7月です。草丈20~80cm、花は直径2~2.5cm程度、花びらの色は淡いピンク~白で中心は黄色いマーガレットのような見た目をしています。つぼみの時はうつむくように下を向いているのが、開花する時には上を向くのも特徴です。 しばし同じ時期に咲くヒメジョオンと混同されますが、ハルジオンとヒメジョオンの違いは茎の中が中空かどうかで見分けられます。茎を折ってみて、中が空洞であればハルジオンです。また、葉の基部が茎を抱くようについていればハルジオンです。