ローダンセ
- ローダンセは、オーストラリア原産のキク科の一年草。春から初夏にかけて、茎先に乾燥したつややかな花を咲かせます。発色の良いピンク系の花色が多く、花壇、鉢花、ドライフラワー、切り花として幅広く利用されています。 ローダンセの花びらに見える部分は、総苞片(そうほうへん)と呼ばれる花を守る苞葉で、中心の黄色い部分が花です。花は日差しに反応して開き、夜や雨の日は閉じています。種には綿毛が生えていて、タンポポの種のように風に乗って飛ばされていきます。 ローダンセの名は、ギリシア語の「rhodon(バラ)」と「anthos(花)」にちなみ、「薔薇色の花」という意味があります。 和名の「広葉の花簪(ヒロハノハナカンザシ)」は、同じ属の花簪(ハナカンザシ)に花が似ていているけれど、葉が幅広(卵形)であることにちなみます。


































