スパニッシュ・ブルーベル(釣鐘水仙)
- スパニッシュ・ブルーベルは、春から初夏に青や白、ピンクのベル型の花を咲かせるキジカクシ科の球根植物。和名では釣鐘水仙(つりがねすいせん)と呼ばれています。近年、ヒアシンソイデス属に分類しなおされたため、ヒアシンソイデス・ヒスパニカという名になりましたが、今でもシラー・カンパニュラータと呼ばれることの方が多いかもしれません。 丈夫で水はけが良い場所なら、植えっぱなしで管理できる手入れが楽な植物です。庭や花壇、落葉樹の株元などに群生させると、開花時は幻想的な景色になります。 似た花として、イングリッシュ・ブルーベルHyacinthoides non-scriptaがあります。イングリッシュ・ブルーベルは、スパニッシュより楚々とした風情で花数が少なく、丈も低めで、ヒヤシンスのような香りがあります。園芸種のスパニッシュ・ブルーベルは、茎の周囲にぎっしりとたくさんの花がつき、香りはありません。 群生して咲くイングリッシュ・ブルーベルの幻想的な風景写真や映像を目にすることがありますが、近年、強健なスパニッシュ・ブルーベルとの交雑が進んだ結果、純粋なイングリッシュ・ブルーベルが減少し、自生地では保護の対象となっています。