アリウム・レッドモヒカン
- アリウム・レッドモヒカンは、初夏にユニークなフォルムのワインレッドの花が開花する球根の花です。アリウム類の中では遅咲き品種で、開花は6月に入ってからです。草丈は1m近くになり、小さな花が集まってひとつの花を形成し、花の直径は7~10cm程度になります。最も特徴的なのは花の形で、頭部の花柄だけが長く伸び、品種名の通りモヒカンを思わせるユニークな形になります。初期の花茎はUの字のような姿でつぼみは真下を向き、開花が近づいてくると起き上がり、つぼみを包む薄い皮がはがれてから開花が始まります。開花までの1か月ほどの生長の様子も面白く、日々の経過を見るのが楽しみな花です。 開花前の様子、玉ねぎのような皮をかぶった姿、シックな色合い、長く伸びた茎の頂点で咲くユニークなフォルムの花は、一輪でも存在感抜群です。点在して植えたり、まとめて植えたりと、植え方次第でもいろいろと楽しめます。 小さな花は少しずつ時間差で開花していくため花持ちが良く、切り花としても人気があります。