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「LOVEGREEN編集部」が監修している植物|植物図鑑

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LOVEGREEN編集部アカウントです。編集部のスタッフが監修をしています。

アリウム・レッドモヒカン

  • アリウム・レッドモヒカンは、初夏にユニークなフォルムのワインレッドの花が開花する球根の花です。アリウム類の中では遅咲き品種で、開花は6月に入ってからです。草丈は1m近くになり、小さな花が集まってひとつの花を形成し、花の直径は7~10cm程度になります。最も特徴的なのは花の形で、頭部の花柄だけが長く伸び、品種名の通りモヒカンを思わせるユニークな形になります。初期の花茎はUの字のような姿でつぼみは真下を向き、開花が近づいてくると起き上がり、つぼみを包む薄い皮がはがれてから開花が始まります。開花までの1か月ほどの生長の様子も面白く、日々の経過を見るのが楽しみな花です。 開花前の様子、玉ねぎのような皮をかぶった姿、シックな色合い、長く伸びた茎の頂点で咲くユニークなフォルムの花は、一輪でも存在感抜群です。点在して植えたり、まとめて植えたりと、植え方次第でもいろいろと楽しめます。 小さな花は少しずつ時間差で開花していくため花持ちが良く、切り花としても人気があります。

コリゼマ

  • コリゼマは、オーストラリア原産のマメ科の半耐寒性常緑低木です。春に花弁の上部分がオレンジ、下部分がショッキングピンクの華やかな花が株一面に開花します。ひとつひとつは小さな花ですが、発色の良い色合いは、とても目を引きます。別名のflame peaは、華やかな花色をflame(炎)と表現したのが由来です。また、葉の周囲や茎にトゲがあるため柊豆(ヒイラギマメ)という名前もあります。 低木のため、流通している時点では草花のような雰囲気ですが、株元は次第に木化してきます。半耐寒性で高温多湿に弱いので、鉢植えで管理するのが一般的です。 コリゼマにはたくさんの種類がありますが、流通しているのはコリゼマ・コルダツム(コルダータム)で、コリゼマという名で販売されています。

アリウム・シルバースプリング

  • アリウム・シルバースプリングは、春から初夏にユニークなフォルムの複色の花が開花する球根の花です。草丈は1m近くになり、小さな花が集まってひとつの花を形成し、花の直径は7~10cm程度です。花弁は白で、中心がピンクの色合いが美しく、色あいは個体差があります。一輪でもとても目を引き、点在して植えたり、まとめて植えたりと植え方を工夫するとおもしろい存在になります。バラやクレマチスと同じ開花時期なので、近くに植えるとそれぞれの魅力の相乗効果で美しい空間に仕立てることができます。 小さな花は少しずつ時間差で開花していくため花持ちが良く、切り花としても人気があります。

セイヨウニンジンボク

  • セイヨウニンジンボクは、夏に薄紫色の穂状の花を咲かせるシソ科の落葉低木です。ニンジンボクの名は、葉の形が朝鮮人参に似ていることにちなみます。丈夫な上に夏から秋まで咲き続け、庭の花が少なくなる真夏も涼し気な薄紫色の花が開花します。花や葉には芳香があり、株元に近づくとほんのりと香りが漂います。 古くは婦人病に効果がある薬草として民間療法に利用されてきた歴史があり、薬草園などにも植栽されているのを見かけます。現在は、ハーブティーなどにも利用され、英名の「チェストベリー」「チェストツリー」の名前で流通していることが多いようです。  

サポナリア・バッカリア

  • サポナリア・バッカリアは、春にピンクや白の花を無数に咲かせるナデシコ科の一年草です。和名ではドウカンソウと呼ばれています。現在はドウカンソウ属に分類されていますが、以前はサポナリア属だった名残の名前で呼ばれています。 草丈は50~80cmで高性のため、庭や花壇、花畑などに使われ、花色はピンクと白があります。かすみ草に似ていますが、サポナリア・バッカリアの方が花が2cmほどと大きく、茎は固くしっかりとしています。主役の花ではありませんが、枝分かれした茎先に咲く無数の花は、周囲の花と調和し美しい空間になります。

ヒトツバタゴ(ナンジャモンジャの木)

  • ヒトツバタゴは、愛知、岐阜、長野、長崎県津島などの一部の地域に自生しているモクセイ科の落葉高木です。自生種は犬山市、瑞浪市、恵那市、中津川市に自生する木は国の天然記念物に指定されています。*  ヒトツバタゴという名は、同じモクセイ科のトネリコの別名、タゴに似ていて、トネリコは複葉なのに対して本種は単葉のため、「一つ葉のトネリコ」の意味でつけられたようです。 自生種は、環境省のレッドリストで絶滅危惧II類 (VU)に指定されていますが、街路樹や公園樹、庭木としてはよく見かけます。 樹高が10~30mにもなる高木で、5月に木を覆うように真っ白な繊細な雰囲気の花が開花します。初夏の爽やかな気候の中で、新緑と白い花の色合いは美しく見ごたえがあります。 ヒトツバタゴは雌雄異株(しゆういしゅ)ですが、雌株はなく、「雄株」と「雄花と雌花が咲く両性株」があります。 *参照 文化遺産オンライン ヒトツバタゴ自生地

サボンソウ(ソープワート)

  • サボンソウ(ソープワート)は、初夏から初秋にかけて、直立した茎の先に淡いピンクの花が集まって開花するナデシコ科の多年草で、花には香りがあります。丈夫で繁殖力が旺盛で、こぼれ種や地下茎で増えるため、毎年あちこちから茎を出して開花します。 ヨーロッパでは現在の石鹸ができるまで、煮出した液体を天然の石鹸として使用していました。サポナリアは、ラテン語sapo=石鹸に由来します。また、officinalisは薬用を意味し、薬用植物の学名の種小名に用いられる言葉です。

千日紅(センニチコウ)

  • 千日紅(センニチコウ)は、パナマ、グアテマラ原産のヒユ科の一年草。暑さに強い丈夫な花で、切り花をはじめ、庭や花壇、鉢植えや寄せ植えとして幅広く利用されています。暑さに強く、真夏も花が休むことなく、たくさんの花が開花します。 花に見える部分は苞で、本来の花は苞の隙間に小さく存在します。苞の部分を鑑賞するため、開花期間が長いのも魅力のひとつです。乾燥させても長期間色が落ちないことが名前の由来です。

フォプティス・スティローサ

  • フォプティス・スティローサは、春から初夏に球状のピンクの小さな花が株一面に開花するアカネ科の宿根草です。 乾燥に強く生育旺盛で、環境に合うところに植え付けると茎が分枝しながらマット状にどんどん広がるため、グランドカバーやロックガーデンなどに適しています。ライムグリーン色の葉は、足元を明るい雰囲気にしてくれます。性質を生かして、寄せ植えやハンギングの素材として使うこともできます。   飛び出したような長いしべがかわいらしく、小さな花が球状に集まって開花します。高温多湿が苦手なので、蒸れないように気をつければ丈夫で扱いやすい草花です。

エリンジウム

  • エリンジウムは、球状や円柱状のユニークな光沢のある花を咲かせる多年草(二年草)。花の周りをとがった苞が囲み、花と苞の色のコントラストも魅力的です。独特な造形美を感じる花は、切り花として人気があり、エリンジューム、エリンギウムという名でも流通しています。 和名は、マツカサアザミ(松笠薊)、エリマキアザミ(襟巻薊)など、アザミとついていますが、エリンジウムはセリ科の植物です。いずれも花の雰囲気や形、花と苞の関係から名前がつけられたようです。 高温多湿を嫌い、蒸れると弱るため、暖地では梅雨や長雨の時期に弱ることがあり一年草扱いされることもあります。寒冷地では年々大株に育ち、枝分かれしてたくさんの花が咲き、庭に植えると色や形の美しさが目を引く存在になります。

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