ヒメヒオウギ(姫檜扇)
- ヒメヒオウギ(姫檜扇)は、4月~5月にカラフルな色の花が咲くアヤメ科の半耐寒性の球根の花で、フリージアの仲間です。寒さにはやや弱いため温暖地なら地植え栽培が可能ですが、寒さの厳しい地域では鉢植え栽培が適しています。花色は、朱赤、ピンク濃淡、白などがあります。 ヒメヒオウギ(姫檜扇)の球根は、秋に植えると翌年の春に開花します。種からでも最短で翌年に開花します。性質がとても強くこぼれ種でも開花するほどで、コンクリートの割れ目からこぼれ種が発芽して開花している光景もよく見かけます。 名前が似ている花でヒメヒオウギスイセン(モントブレチア)がありますが、ヒメヒオウギスイセン(モントブレチア)はヒオウギズイセン属なので、植物の分類としては別のグループになります。