「LOVEGREEN編集部」が監修している植物|植物図鑑851-860件 / 全1474件

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そば(蕎麦)

  • そば(蕎麦)は、タデ科ソバ属の一年生の草本です。 そば(蕎麦)は、気候の順応性が高く、乾燥にも耐えるため干ばつ時の植物としても優秀なことで有名です。土壌の順応力も高いため湿地以外の環境ならある程度繁殖することができます。また、酸度にも強いため古くから開墾地の作物として重要視されてきたようです。  

小豆(アズキ)

  • 小豆(アズキ)の原産地は東アジアで、古くから日本にとても親しみのある一年草です。寒さに弱く、温暖な気候を好みます。霜にも弱いため、種をまくときには地温が10℃を超える頃にならないと、上手に発芽しません。 小豆(アズキ)は、地域の気象条件や栽培時期に適した品種を選ばなければ、実がしっかりつきません。そのため、地域の園芸店、ホームセンターなどで扱っている種子を選ぶと、間違わずに購入することができます。 小豆(アズキ)の品種は、大きく分けると「夏小豆型品種」「秋小豆型品種」「中間型品種」の3つに分けられます。 夏小豆 栽培期間中の平均気温の累積が一定レベルに達すると、開花がはじまる性質です。沖縄を除き全国で栽培されます。 秋小豆 日の長さが一定時間なると開花する、短日植物の性質を持っています。主に、西日本で栽培されます。 ※短日植物…日照時間が短くなると花が咲く植物のこと。 中間型小豆 字の通り夏小豆と秋小豆の中間の性質で、中部地方の山間部、東北地方で栽培されています。 小豆(アズキ)の日本での産地は、北海道が80%を占めており、ほとんどが和菓子用のあんに用いられます。他には赤飯、ようかん、甘納豆、汁粉などに使用されています。 小豆(アズキ)という名前の由来は、江戸時代の学者・貝原益軒が「あ」は「赤色」、「つき」「ずき」は「溶ける」という意味があったことから小豆(アズキ)になったなど、諸説存在します。小豆(アズキ)の歴史も古く、中国の世界最古の薬学書の中にも、小豆(アズキ)が登場します。日本でも、古来小豆(アズキ)は薬として使用されていました。

レモンバーム

  • レモンバームはシソ科の多年草のハーブです。レモンに似たさわやかな香りがするのでハーブティーや料理の香りづけとして使われています。 レモンバームは初夏に小さな白い花が開花します。レモンバームの花はミツバチが好むことから、ギリシャ語でミツバチを意味する「メリッサ」という名でも呼ばれています。この学名のMelissaはギリシャ語でミツバチを指すmelittenaが由来とされています。 レモンバームは葉の色が明るい緑色なので、庭や花壇に植栽すると明るい雰囲気の植栽になります。性質がとても強い多年草で、初心者でも簡単に育てることができます。  

トウモロコシ(とうもろこし)

  • トウモロコシは世界三大穀物の1つで食用、飼料、油、バイオエタノールの材料にもなります。 まっすぐに伸びた太い茎と大きく広がる葉が特徴です。150cmの品種のものから、大きい品種で2mを超える草丈になり、先端にススキの穂に似た雄穂、葉の付け根に雌穂ができます。 トウモロコシのひげは雌しべにあたり、ひとつひとつのトウモロコシの粒からひげが伸びています。雌しべが茶色に色づく頃トウモロコシの粒が充実し収穫時期の合図になります。 日本には、1579年に長崎や四国にポルトガル人から固粒種のフリントコーンが伝えられました。明治初期には、スイートコーン、ハニーバンダム、ピーターコーンなどがアメリカからもたらされ北海道で、試験的な農業作物として作られ、のちに全国に広がりました。

マルバノキ

  • マルバノキは、丸みを帯びたハートの形をした葉の落葉低木です。マンサクの花に似た赤い花を咲かせるため、ベニマンサクの別名があります。 マルバノキの大きな特徴は、花の開花時期です。葉が出る前、もしくは新芽と同時に花が咲くのが落葉樹の一般的な開花時期ですが、マルバノキの花は秋の落葉の頃にえんじに近い赤い小さな花が開花します。 新芽が芽吹いた頃の若葉や夏の青葉もとても美しいマルバノキですが、秋の紅葉も目を引く美しさです。 1年を通して見どころのある姿、自然樹形で姿が整い手入れが簡単なため、最近の植栽によく使われ、シンボルツリーとしても人気があります。

ユーフォルビア・瑠璃晃

  • ユーフォルビア・瑠璃晃は南アフリカ原産の多肉型ユーフォルビアで、ごつごつした丸いボディが特徴です。生長するにつれてポコポコと子株を出し、群生していきます。 瑠璃晃という呼び名以外にドラゴンボールという流通名がつけられています。確かにボール型でごつごつしているのがドラゴンっぽいでしょうか……? 栽培は比較的簡単なユーフォルビアで、多肉型ユーフォルビアの入門種としてもおすすめです。

エキベキア・エレクトラショック

  • エキベキアは、「ルドベキア」と「エキナセア」を交配して作られた新しい植物です。エキナセアの丈夫さとルドベキアの花つきの良さ、大輪などの特徴が出ていて、見た目はどちらかと言うとルドベキアに近い雰囲気です。 エキベキア・エレクトラショックは花びらがスパイダー咲きなのが特徴です。また、花色が季節(気温)によって変化し、咲き始めの初夏は茶系、真夏になると黄色、秋になると茶系に変化します。開花期間が初夏から晩秋まで長く咲く宿根草で、ひとつひとつの花持ちも良いため、切り花として楽しむこともできます。

ユーフォルビア・デカリー

  • ユーフォルビア・デカリーは塊根性のユーフォルビアで、株元がぷっくりと膨らみます。地中に埋めておいた方が生長は早いですが、地上に出しておいても問題はありません。鑑賞を目的とするならば、地上部に露出させるように仕立てるのがよいでしょう。 ユーフォルビア・デカリーは株元だけでなく、縁が波打った多肉質な葉も非常に魅力的です。 塊根性ユーフォルビアの中でも育てやすく、はじめてユーフォルビアを育てる人にもおすすめです。

ウエストリンギア

  • ウエストリンギアはシソ科の常緑低木です。別名をオーストラリアンローズマリーと言い、木立性のローズマリーに良く似た形状をしています。違いは、ウエストリンギアの方が葉の色が淡く枝も華奢で柔らかく、触れても香りがしません。花はローズマリーに良く似た薄紫の小花を咲かせます。 ウエストリンギアは日当たりさえ良ければ(真夏と真冬以外は)一年中花が楽しめる四季咲きです。特に春から初夏は花数も多く、観賞を楽しめます。ローズマリーに比べて生長が早く、茂みになります。   斑入りの品種もあり、より軽やかな印象を受けます。

ワケギ(分葱)

  • ワケギ(分葱)はネギによく似た形状をしていますが、ネギと玉ねぎ(エシャロット)の交雑種です。その証拠に根元の部分が少しふっくらとしています。 薬味として食卓によくのぼるネギ属の植物で、育てやすく何度も収穫できることから、野菜の栽培入門として初心者の方におすすめです。 秋に球根を植え付けておけば、あとはほとんど放置していてもどんどん生長してくれます。 一般的なネギは種で育ちますがワケギ(分葱)は鱗茎から増える野菜です。そのため、ワケギ(分葱)の名前の由来が株分けで増えていくことから「分葱」と名付けられられたようです。 ネギと同じように、ワケギ(分葱)も根に病原菌の拮抗微生物が共生しています。この拮抗微生物は、土壌における病害を防ぐことができるうえ、独特なワケギ(分葱)の臭気が害虫を遠ざけるため、コンパニオンプランツとして他の野菜と混植することができます。混植する作物の例として、ウリ科、アカザ科、ナス科などの野菜と相性が良いようです。

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