「LOVEGREEN編集部」が監修している植物|植物図鑑1231-1240件 / 全1474件

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サギソウ(鷺草)

  • サギソウは、球根性のランの仲間で日本固有種です。花の形が空を飛んでいるサギに見える事からこの名前が付けられました。日本各地の日当たりの良い低湿地に分布しており、親株からランナーを伸ばし、その先に来年用の球根を作る性質を持っています。純白の花は先端が3つに分かれ、そのふちは多数切れこみが入り、サギの翼のようです。夏には3cm程の美しい花を咲かせま。冬には球根のみとなって冬眠し春までじっと耐えしのぎます。サギソウの仲間は暖かい地域を好み、華やかな種類の多くは熱帯性です。そのため、冬越し温度に注意しなければならないことなどから栽培が難しい種類としても有名です。

プルモナリア

  • プルモナリアはムラサキ科の常緑多年草。ハーブ名だとラングワートと呼ばれ、肺や喉の炎症を鎮める効果があるとされ、化学薬品のなかった時代には肺の病気の治療薬として使われてきました。学名Pulmonaria―ラテン語pulmo(肺)、英名(ハーブ名)Lungwort―英語lung(肺)といずれも肺にちなんだ名前がついています。 プルモナリアの花は、早春に下葉から花茎が伸びて開花します。葉に斑点があるものが多いですが、園芸種では斑点がないものもあります。半日陰で育つ丈夫な多年草なので、シェードガーデンの草花として利用されています。派手さはありませんが、日陰や木陰でひっそりと咲く姿は愛らしく人気があります。 一番流通が多いのが濃い澄んだブルーの品種ですが、その他にも水色、赤、白、ピンクなど様々な園芸品種があります。花色は単色もありますが、つぼみの色と開花した時に色が変化していくのも特徴のひとつです。 独特の斑入りの葉は、花のない時期はカラーリーフとしても愛用されています。

ティアレラ

  • ティアレラは、ユキノシタ科ティアレラ属の常緑多年草です。日陰でもたくさんの花が咲くのでシェードガーデンにおすすめの草花です。 花が咲いていない時期の葉だけの状態を見ると、最近人気のカラーリーフプランツ、ヒューケラそっくりですが、ティアレラはヒューケラの仲間です。最近ではこの両者を交配して「ヒューケレラ」という新しい植物も登場しています。 ティアレラとヒューケラの違い 分類的な違いは、ティアレラはユキノシタ科ティアレラ属、ヒューケラはユキノシタ科ヒューケラ属(ツボサンゴ属)で、属性が違います。ティアレラとヒューケラの一番大きな見た目の違いは花。ヒューケラの花はツボ状の形をしています。ティアレラの花の方がは、ひとつひとつが花らしい形で穂状にたくさんの花がついています。

サツキ(皐月・さつき)

  • サツキは最も育てやすい花木のひとつ。交通量の多い道路沿いにも植えられていることから、その強健ぶりが分かります。初心者でも盆栽に仕立てることが容易で、すぐに幹を太らせてくれます。江戸時代から品種改良が続けられているだけあり、一般の愛好家でも人工授粉による交配にチャレンジできます。入門種でありながら、サツキには奥深い世界が広がっているのです。毎年5月には東京・上野で「さつきフェスティバル」が催されており、見事な盆栽の数々を目にすることができます。和のイメージが強いさつきですが、意外と洋風の庭にもよく似合います。

ツツジ(躑躅・つつじ)

  • ツツジ科ツツジ属の植物。花のピンク色がとても鮮やかで印象的な植物です。学校の生垣などとしても使われています。花の奥には甘い蜜があり、蜜を吸った思い出がある方も多いのではないでしょうか。種によって違いますが、毒があるので注意。

スイートピー

  • スイートピーは、マメ科の半耐寒性のつる性一年草でシチリア島が原産です。2m近くにまでなり、長い花柄の先に蝶形の花が1から4つつきます。一見野菜のさやえんどうに似ていますが花が大きく花色がカラフルで紅紫、緋赤、クリーム、桃紅など豊富です。芳香があり別名ジャコウレンリソウ(麝香連理草)とよばれています。品種数が多く開花時期によって冬咲き種、春咲き種、夏咲き種に分けられます。また矮性種もあります。家庭では秋まき春咲きの品種や矮性種が作りやすいです。スイートピーは切り花も多くインクの吸い上げで色づけされた自然界にはない青色や虹色のスイートピーも流通しています。

ユーフォルビア ・ブラックバード

  • ユーフォルビアとは、トウダイグサの学名です。学名の「Euphorbia」に因んで「ユーフォルビア」と呼ばれます。ユーフォルビアは非常に種類が豊富です。ユーフォルビア ‘ブラックバード’は、「ユーフォルビア・マルティニ」の中の銅葉品種になります。銅葉のユーフォルビアは他にプルプレウムなどあります。 葉も花もとても個性的な園芸品種です。黒ともいえる深い紫色の葉は、庭全体の雰囲気を引き締めるオーナメントプランツとして活躍してくれます。春に咲く花も特徴的な形状で人目を引きます。乾燥気味の日向で良く育ち、常緑から半常緑で冬越しをするので、冬の寂しい庭のアクセントにもなります。

野沢菜(のざわな)

  • 野沢菜漬けの原料としてよく知られる野沢菜の起源は、18世紀に長野県野沢温泉村の健命寺の8代目住職が、京都から持ちかえった天王寺蕪(かぶら)が野沢菜の起源という言い伝えがあります。この天王寺蕪(かぶら)と違う品種が交雑して、野沢菜が生まれたのではないかという説です。 しかし、現代のDNA鑑定で天王寺蕪と野沢菜は異なる遺伝子であることが証明されました。そのため、野沢菜の起源は耐寒性に優れる西洋系の一種ではないかと考えられているようですが、アブラナ科の葉物は大変交雑しやすいため、今のところは真相は藪の中ですが、野沢菜は信州の人たちにとって欠かすことのできない大切なソウルフードの一つです。

冬瓜(とうがん)

  • 冬の瓜と書いて「冬瓜」と呼びますが、春に植え付け、夏に収穫するウリ科の野菜です。 冬瓜は夏に収穫しても、冬まで長く保管できるということから、冬瓜と名付けられてともいわれていますが、冷暗所で丸ごと保管する際は2~3か月ほどですので、現実には冬まで品質を保ったまま貯蔵し続けることは難しいようです。 しかし、冷凍保存ができますので、冬瓜をお好みの大きさにカットして、密封袋に入れて冷凍しましょう。 一般的な冬瓜は、完熟すると皮の表面に、ブルームといわれる粉があらわれ、それを目安に収穫していましたが、最近では、表面に粉がふかない冬瓜も多く出回っています。 冬瓜は、小さなものだと1~2kg、大きなものだと10kg以上の大きさがあるので、育てるときは品種ごとの大きさを確認してから購入しましょう。

スプラウト

  • スプラウトとは、種が発芽してまだ間もないころの状態をさします。 これから大きく生育していくために、必要な栄養素を多く含んでいる、栄養価が高いとされている野菜です。 発芽して新芽を出し、本葉が出る以前の双葉の状態で出荷されるのがほとんどです。 スプラウトの代表的な種類として、もやし、カイワレ大根、ブロッコリースプラウトなどの種類があります。 ほとんどのスプラウトが、清潔な工場内で栽培されるために、サラダなどの生食で食べることができます。 また、スプラウトは種さえあれば、ご自宅にある材料で気軽にスプラウトを栽培できるために、キッチンガーデンとしても人気の野菜です。

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