エリンジウム
- エリンジウムは、球状や円柱状のユニークな光沢のある花を咲かせる多年草(二年草)。花の周りをとがった苞が囲み、花と苞の色のコントラストも魅力的です。独特な造形美を感じる花は、切り花として人気があり、エリンジューム、エリンギウムという名でも流通しています。 和名は、マツカサアザミ(松笠薊)、エリマキアザミ(襟巻薊)など、アザミとついていますが、エリンジウムはセリ科の植物です。いずれも花の雰囲気や形、花と苞の関係から名前がつけられたようです。 高温多湿を嫌い、蒸れると弱るため、暖地では梅雨や長雨の時期に弱ることがあり一年草扱いされることもあります。寒冷地では年々大株に育ち、枝分かれしてたくさんの花が咲き、庭に植えると色や形の美しさが目を引く存在になります。


































