姫りんご(姫林檎)
- 姫りんごは、秋に小さなかわいい実をつけるバラ科の落葉樹。普通のりんごより小ぶりなのが名前の由来です。 りんごは主に寒冷地での栽培が適しているのに対して、姫りんごは日本全国で栽培可能です。秋の実以外に春に咲く白い花も観賞価値があるため、古くから街路や公園に植栽されるほか、庭木や盆栽としても親しまれています。自家結実性があるため1本でも実がなりますが、異品種を近くに植えると実つきがよくなります。 食用よりは鑑賞用として多く流通し、クリスマスの頃になると花材として花屋さんの店頭に並びます。 姫りんごの花は、つぼみの時はピンクで開花とともに白くなり、満開のころは息をのむ美しさです。花と実の両方が観賞価値があるため、シンボルツリーとしても利用されています。