オシロイバナ(おしろい花)
- オシロイバナは、夏から秋にかけて、華やかな色の花を無数に咲かせる熱帯アメリカ原産の多年草。午後4時ごろから開花するため、英名ではFour o’clockと呼ばれています。 オシロイバナには花弁がなく、花に見える部分は華やかな色の萼(がく)で、赤、ピンク、白、黄色などの単色のほか、絞り咲きや染め分けがあり、1茎から異なった色の花が咲きます。ひとつひとつの花は一日花ですが、次から次へと無数に開花し、夏から秋にかけての午後の庭が華やかになります。 ひとつの花に1つの黒くて大きな種が実り、種の中にはおしろいのような粉末が入っています。 通常は種から育てる一年草として扱われていますが、関東より西の地方では、塊状の根が肥大して残り、多年草として扱うことができます。環境に合えばこぼれ種でも増えます。