皇帝ダリア
- 皇帝ダリアはキク科ダリア属の多年草で、地下茎は球根のような塊根になります。ダリア属の中でも茎が木質化するツリーダリアの中でも、皇帝ダリアは特に茎が太く草丈が高くなります。最長5~6mに達し、茎の頂点に15~20cmほどの大きさの青味がかったピンクか薄い紫色の花をつけ、風にそよぐ雄大な姿を楽しむことができます。 皇帝ダリアは短日植物で、日照時間が短くなるのを感じて花芽をつけます。開花は11月から12月頃で、秋まで開花している草花が終わりを告げる頃、庭に彩りを加えてくれます。 元々の皇帝ダリアは5~6mの高さになる高性ですが、ダリアと皇帝ダリアを交配してできた矮性のハイブリッド種もできて、狭いスペースにも植栽できる皇帝ダリアも出てきました。これらのハイブリッド種の多くは、8月ごろから開花し、カラーバリエーションはピンク系濃淡のほか、白、赤などがあり、咲き方も一重のほか、八重咲きもあります。


































