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「LOVEGREEN編集部」が監修している植物|植物図鑑

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ルドベキア・ヒルタ

  • ルドベキア・ヒルタは北アメリカに自生するキク科の多年草です。日本では荒毛反魂草(あらげはんごんそう)と呼ばれ、日本全国で自生しています。 学名の種小名hirtaは「毛深い」を意味し、葉や茎に毛があることに由来します。 黄色、オレンジ、赤、茶系、グリーンなど色合いが豊富で、シックなアンティークカラーのものも多く、同じ品種でも個体差があるものもあります。夏の入り口から秋深くまでたくさんの花が開花し、切り花やドライフラワーにもなり、生花としての流通も年々増えています。   園芸品種が豊富にあり、毎年のように新品種が作出されています。一・二年草として扱われることが多いのは、霜などに弱く越冬できないことが多いことからのようです。寿命としては短命な宿根草として考えたほうがよいかもしれません。ただし、最近作出された園芸品種の中には耐寒性を強くした品種が登場しています。

ユーフォルビア・ソテツキリン(パイナップルコーン)

  • ユーフォルビア・ソテツキリンは、トウダイグサ科ユーフォルビア属の夏型の多肉植物です。ユーフォルビア属の植物は、多肉植物、木本性、草本性など性質が多種多様で、ユニークな形の植物がたくさんあります。 ソテツキリンは品種改良によって作出された園芸品種で、ソテツやパイナップルを思わせる樹形や幹と葉のバランスが個性的で人気があります。その見た目からパイナップルコーンという名前でも流通しています。幹のでこぼこは葉が落ちた跡で、頂点から新しい葉を出し、下の葉が枯れると幹になりながら丈が伸びていきます。 丈夫で手間がかからず、生長は穏やかですが、ある程度大きくなると花を咲かせたり子株ができたりなどの変化も楽しめます。

ルドベキア・タカオ

  • ルドベキア・タカオはルドベキア・トリロバの園芸品種で、夏から秋に無数の黄色い花が開花する多年草です。その見た目からBrown-eyed Susanという英名があります。多年草の中では短命な部類のため二年草とされることもありますが、こぼれ種で増えていくほど繁殖力は旺盛です。 ルドベキアの中でも分枝性に優れ、小輪の花が無数に開花し、真夏も休みなく咲き続けます。花は小輪ですが高性なので、大株になると存在感があります。こぼれ種でも増えていくので、親株がどれなのかがわからなくなるほどです。 真夏も休みなく咲き続け、強い日差しでも葉焼けすることがないため、温暖地の夏の庭にもうってつけの草花です。

アシスタシア

  • アシスタシアは、キツネノマゴ科の非耐寒性多年草です。短日処理された苗が夏から流通し、夏から秋の間、たくさんの花が開花します。冬は室内で管理する必要があるため一年草として扱うこともありますが、本来は丈夫で繁殖力の強い性質です。

ユーフォルビア・カラキアス

  • ユーフォルビア・カラキアスは、トウダイグサ科のユーフォルビアの一種です。ユーフォルビア属は、多肉植物、木本性、草本性と性質が多種多様です。ユーフォルビア・カラキアスは耐寒性があり、戸外で育てられる多年草のユーフォルビアで、自生地では乾燥した岩場の斜面などに自生しています。 ユーフォルビアは、杯状花序と呼ばれる花を包む苞葉が花びらの様になっています。苞と花芯の色合いが美しく、シルバーグリーンの葉は冬も常緑を保ち、花のない季節もカラーリーフとして使うことができます。ユニークなフォルムは庭や花壇の中で引き立つ存在になります。丈夫で乾燥にも強いため、屋上緑化やロックガーデンなどの材料としても利用されています。 なお、ユーフォルビアは、剪定すると茎先から乳液のような液体が出るのが特徴です。体質によってはかぶれることがあるので、肌の弱い方は注意しましょう。

ユーフォルビア・白樺キリン

  • 白樺キリンは多肉植物のユーフォルビアの一種です。鱗宝(りんぽう)の斑入りの品種で、名前に白樺とあるように白いボディが特徴です。斑入りのわりには比較的育てやすく生育旺盛で、子が吹くので外して挿し木で増やすことができます。秋にはピンク色に紅葉する色の変化も楽しめます。 乾燥を好み、暑さにもある程度耐えますが、寒さには弱いため霜や凍結には注意しましょう。

ユーフォルビア・マハラジャ(ユウヤケサンゴ)

  • ユーフォルビア・マハラジャは、トウダイグサ科ユーフォルビア属の多肉植物です。ユーフォルビア属の植物は、多肉植物、木本性、草本性など性質が多種多様で、ユニークな形の植物がたくさんあります。 マハラジャは、台木の上に波打つ扇のように広がる個性的な樹形が独特な雰囲気で、人気があるユーフォルビアです。これは綴化(てっか)したユーフォルビア・ラクテアを接ぎ木して作られています。ユウヤケサンゴや大明神の名で出回ることもあります。 全身に鋭いトゲがあるので、触る時には注意が必要です。また、表面を傷つけると白い液体がにじみ出てきますが、毒性があるので触れたら手を洗いましょう。

ユーフォルビア・ホワイトゴースト

  • ユーフォルビア・ホワイトゴーストは、トウダイグサ科のユーフォルビアの一種です。ユーフォルビア属は、多肉植物、木本性、草本性と性質が多種多様です。ホワイトゴーストはサボテンと間違えられることもありますが多肉植物のユーフォルビアです。 ホワイトゴーストは、ユーフォルビア・ラクテアの園芸品種の斑入り種。その名の通り「白い幽霊」を思わせる不思議なフォルムと美しい白い肌が人気で、まっすぐに伸びた茎から手を広げるように茎を伸ばして生長します。日差しと温度に注意すれば比較的育てやすく、インテリアグリーンとしても親しまれています。

ナツズイセン(夏水仙)

  • ナツズイセン(夏水仙)は、中国や日本に分布するヒガンバナ科の多年草(球根植物)です。丈夫で耐寒・耐暑性に優れ、植えっぱなしで毎年開花します。名前の由来は、水仙に似た葉で夏に花が咲くことにちなみ、水仙とは別種です。 ナツズイセン(夏水仙)の葉は、早春に芽吹き夏前に枯れます。その後、株元から花茎が伸び、8月の暑い盛りに花茎の先に数輪の淡いピンクの花が開花します。開花中は葉がなく、地面から花茎だけが出ている見た目です。このことからハダカユリという別名があります。

朝顔(アサガオ)

  • 朝顔は、菊や花菖蒲などとともに古くから庶民の間で親しまれ栽培されてきた花です。特に、江戸時代になって青色以外に白、紫、紅色などの色変わりが増えて観賞用の栽培が広まったそうです。 花の形は円錐形で、ラッパの先端のように開きます。朝顔は朝に咲くイメージがありますが、実は午前2時頃からほころび始め、午前4時頃までに開き終わると言われています。これは、朝顔の蕾は日中に太陽の光を浴びて、日没で暗くなってから9時間ほどで開花するという性質によるものです。ほとんどの花は、咲いたその日の昼頃までにはしぼんでしまいます。花がしぼむときは、内側に籠る様にして閉じていきます。 江戸時代の育種により、朝顔の変異体である「変化朝顔(ヘンカアサガオ)」が誕生しました。つるが伸びない「木立」、細かいひだ状の花弁が細く筒咲の「南天」など、葉や花の形が違う様々な変化朝顔が栽培されていました。

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