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「LOVEGREEN編集部」が監修している植物|植物図鑑

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LOVEGREEN(ラブグリーン)の編集部アカウントです。ガーデニング、家庭菜園、インドアグリーンなど、幅広い植物ジャンルに精通したメンバーが在籍し、実際の栽培経験にもとづく花・植物の育て方や楽しみ方記事、お庭の取材記事、植物にまつわる企画などを配信しています。

ハイビスカス・トリオナム

  • ハイビスカス・トリオナムは、アオイ科フヨウ属の一年草です。本来は多年草ですが、耐寒性がないため日本では一年草として扱われています。日本には江戸時代に鑑賞用として渡来し帰化植物となり、和名では銀銭花(ギンセンカ)と呼ばれています。 6月~10月にかけてクリーム色の花が次から次へと開花しますが、ひとつひとつの花は一日花です。クリーム色の花弁は中心が濃い紫色で、花弁の裏側もほんのりと紫がかっているものもあり、花色には個体差があります。花は昼過ぎには閉じてしまうことからFlower of an hourという英名もあります。

タイタンビカス

  • タイタンビカスは、赤塚植物園作出のアメリカフヨウとモミジアオイの交配選抜種の宿根性のハイビスカスです。圧倒的な存在感と驚異的な強さ、ハイビスカスのような花姿から「巨神タイタン」にちなんで、「タイタンビカス」と名づけられたそうです。 生育旺盛で日当たりさえ良ければ特に植える場所を選びません。ひとつひとつの花は一日花ですが、真夏も休むことなく7月~9月に大輪の華やかな花が次から次へと開花します。夏の青空の下で咲く大輪の花と草姿は圧巻の光景です。手入れが簡単でたくさんの花が開花するため、個人宅のほか、公園などにも植栽されています。 宿根草なので冬は地上部分はなくなりますが、一度植え付ければ毎年同じ株から開花します。年々品種が増え、花色、花の大きさのバリエーションも豊富になっています。草丈も2mを超えるものから50~60cmの矮性種もあるので、植える場所に応じて品種を選ぶとよいでしょう。

アネモネ・カナデンシス(メドウアネモネ)

  • アネモネ・カナデンシスは、キンポウゲ科の宿根草で原種のアネモネの一種です。性質は強健で、地下茎で広がりながら群生し、春から初夏に白い花が開花します。この性質から広いスペースのグランドカバーにもなります。 一輪でも清楚でかわいらしい花ですが、群生させると足元一面に白い花が点在するように咲き、とても美しい光景になります。

ヤブミョウガ

  • ヤブミョウガは、関東以西の暖地に自生するツユクサ科の多年草です。薄暗い林などに生え、地下茎で増えるため群生しています。ミョウガに似た葉で藪に生えることが名前の由来ですが、ヤブミョウガはツユクサ科、ミョウガはショウガ科なので、植物分類としては別種です。 葉は車輪状につき、夏になると花茎が伸びて草丈が1m近くになります。1本の茎に白い花が輪生状に数段つき、花は少しずつ開花します。ひとつひとつの花は一日花ですが、徐々に開花するため1か月くらい開花しています。花のあとには青藍色の実が結実し、落葉後もしばらくは茎に残ります。 丈夫で環境に合うと地下茎で増えて群生します。日陰でも美しい花を咲かせるため、日陰の庭の植栽に利用されています。

アガスターシェ

  • ハーブのアニスヒソップの園芸種、アガスターシェはシソ科の多年草です。本来は多年草ですが、一年草として扱われることもあります。 アガスターシェは、初夏から晩秋まで長くたくさんの花が開花します。矮性から高性まで品種によって草丈は様々です。紫系、赤系、オレンジ系、黄色系など色幅も豊富なので、夏の花壇や寄せ植えに使うと見栄えがします。 アガスターシェは葉をこすると、清涼感のあるすっきりとした香りがします。香りは乾燥させても残るので、ポプリやドライフラワーにもすることができます。  

ペルシカリア

  • ペルシカリアは、日本に自生している野草のイヌタデをはじめとしたタデ科の植物の総称です。近年園芸種が多種類流通するようになりました。系統によって背丈が高いものから低めのものまでバリエーションに富み、花を楽しむものからカラーリーフとして利用されるものなどがあります。いずれも耐寒、耐暑性に優れ、丈夫で管理が楽な宿根草です。

アメリカフヨウ

  • アメリカフヨウは、北アメリカ原産の7月~9月に大輪の花が開花する大型の宿根草です。名前にフヨウとありますが、フヨウは木本、アメリカフヨウは草本の宿根草の違いがあります。 ハイビスカスの仲間ですが、耐寒性があり地植えで楽しむことができます。冬は地上部分がなくなり、春から初夏ごろ再び芽吹き、分枝してこんもりとした姿になります。花色は、赤、ピンク、白とその複色、花の直径は15cm~30cmと大輪です。ひとつひとつの花は一日花ですが、たくさんの花が次から次へと開花します。鮮やかな大輪の花は、夏の庭の華やかな存在です。

サルビア

  • サルビアは、ブラジル原産で広い地域に分布するシソ科の多年草です。セージとも呼ばれ、現在ではその品種は数千品種に及び、ハーブや観賞用として幅広く利用されています。サルビアは宿根性の品種が多い植物ですが、一・二年草から木本性の低木になるものまであります。いずれも耐暑性はありますが、耐寒性は品種によってさまざまです。 サルビア・スプレンデンスとベゴニアの花壇 サルビアの品種の中で、燃えるような赤い花をつけるブラジル原産の「サルビア・スプレンデンス」が最もよく知られているサルビアです。暑さに強い性質や花期が長いことから夏から秋にかけての花壇で活躍します。サルビアは個人宅の花壇のほか、公園や街路など公共の場でもよく用いられています。   ブルーサルビア サルビアの花色は、赤や青、紫をはじめ、ピンク、白、黄色、オレンジ、黒などカラーバリエーションが豊富です。最近はシックなニュアンスカラーも作出されています。

ガウラ(ハクチョウソウ)

  • ガウラは、初夏から秋に白い花が開花するアカバナ科の多年草です。 伸びた茎の先端に蝶に似た白い花が無数に開花し、その花姿からハクチョウソウ(白蝶草)という和名があります。大きな株一面に蝶が舞うように咲く姿は、風情があり繊細な雰囲気です。性質はとても丈夫で、株は年々大きくなり、ときにはこぼれ種で増えることもあります。 ひとつひとつの花は短命ですが、初夏から秋の長い期間、次から次に花を咲かせていくため、長い間観賞することができます。基本種は背丈が高くなりますが、近年、品種改良により草丈が低めの矮性品種も作出され、花の色も白のほか、ピンク系の濃淡、赤花など品種が増えています。暑さ寒さに強く、日本全国で栽培可能で、放任でも長い期間花を咲かせる植物です。

ランタナ

  • ランタナは、クマツヅラ科の半耐寒性常緑低木。樹高は30~120cmほどです。熱帯地方原産の花で、日本では小笠原諸島など暖かい地方に分布しています。本来は常緑ですが、冬の寒さや霜に弱く枯れてしまうことがあるため、一年草扱いされる場合があります。東京以西の暖かい地域では、屋外での冬越しも可能です。鉢花やポット苗が多く流通し、園芸用として楽しまれています。 ランタナの茎葉には細かいトゲがあり、葉に触れると表面がざらついていたり、茎もチクチクします。次々とわき芽を増やし、横にこんもりと広がって生長していきます。1mm四方の小さな花が一か所にいくつもひしめき合って徐々に花が咲きます。 咲き方がアジサイに似ていますが、全く別の科の植物です。咲き進むたびに花色が変わり、色のグラデーションが楽しめるため、別名で七変化と呼ばれています。蝶に好まれる植物として、バタフライガーデンの植栽にも用いられます。

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