えごま(荏胡麻)
- えごまは日本ではゴマよりも古くから栽培され、縄文時代の遺跡からも種子が発見されているシソ科の一年草です。葉を焼肉と一緒に食べたり、キムチ漬けなど韓国料理にもよく利用されています。 えごまは別名「ジュウネン」と呼ばれていますが、えごまを食べると10年長生きできるといわれていることから名づけられるほど、大変栄養価の高い植物です。 種子からとれるエゴマ油は、栄養価が高い健康食品として近年注目を浴びるほか、塗料にも利用されます。 えごまの見た目はシソによく似ています。茎はシソ科に多い角型で、高さは1mほどになり、葉には白い毛がはえています。葉は長さ7~12cm位で、シソよりもやや厚みがあり、卵円形でさわやかな独特の香りがあります。葉の色は緑色ですがシソと比べると鮮やかさはありません。