「LOVEGREEN編集部」が監修している植物|植物図鑑861-870件 / 全1474件

LOVEGREEN編集部アカウントです。編集部のスタッフが監修をしています。

シマトネリコ

  • シマトネリコは、常緑でシンボルツリーとして人気がある庭木です。とても丈夫で育てやすい反面、生長が早く剪定をしないで放置すると、植え付け数年で2階の高さくらいまでに生長します。植え付けしたら早い時期から定期的に剪定をした方がよいでしょう。 シマトネリコの葉は、小さな葉が密に生えるので見栄えがすること、洋風の庭でも和風の庭でも合うのも人気の理由です。緑色のトーンも明るめなので、植栽すると明るい雰囲気になります。 販売されている苗木は1本立ちもありますが、最近人気があるのは株立ちの樹形です。

フランネルフラワー

  • フランネルフラワーは、花や葉が柔らかい毛織物のようにふわふわした感触の多年草。花や葉、茎に細かい毛がびっしりと生えていて、まるでネルシャツの素材であるフランネルを触った時の感触に似ていることから、フランネルフラワーの名がつきました。 フランネルフラワーは、オーストラリアの山岳地帯の森林や、沿岸部の砂地に自生しています。ユニークな花と草姿から長年に渡り、世界で栽培されてきました。 フランネルフラワーは、日本ではもともと輸入の切り花の流通があり、その白い花の清楚なイメージで花嫁さんのブーケなどにも使われてきたのですが、近年日本で品種改良が進み、鉢植えのフランネルフラワーも出回るようになりました。 フランネルフラワーの花の色は白や複色。葉の色はシルバーグリーンです。フランネルフラワーと同じように毛織物のフランネルに似た手ざわりの葉をしているフランネルソウがありよく間違われますが、フランネルソウはナデシコ科の全く別の植物です。 フランネルフラワーは、暑さ、寒さにやや弱い性質で、高温多湿の環境が苦手。酸性の土を好むので、植え付ける用土にも少し注意するとよく育ちます。

ディコンドラ(ダイコンドラ)

  • ディコンドラは、小さなハート型の葉が可愛い、横に広がって這うように伸びる多年草。ハンギングバスケットや寄せ植えのアクセント、庭や花壇のグランドカバーとして人気があります。耐寒性がそれほど高くないので、葉をつけたまま冬を越すためには-1℃以上の気温が必要です。冬に-1℃を下回る場合、関東以南の地域であれば一時的に地上部が枯れることがありますが根は生きていて、春には再び芽吹きます。春から初夏に3mm程度の小さな花が咲きますが、気付かれないことも多いかもしれません。 ディコンドラには緑葉のミクランサ種と、銀白葉のアルゲンテア種があり、ミクランサ種は日本にも分布していてアオイゴケの和名があります。緑葉のミクランサ種は湿り気のある土壌を好み耐陰性があります。銀白色のアルゲンテア種は乾燥した日なたの環境を好みます。銀白葉のアルゲンテア種は、葉の表面が細かい毛に覆われて銀白色に輝いてとても美しいのですが、若干蒸れに弱く葉がいたみやすいので乾かし気味に育てるとよいでしょう。 ディコンドラは両種ともタネか苗から育てることができます。緑葉のミクランサ種は造園用に大袋に入った種も販売されており、庭に種をまいてグランドカバーに育てることもできます。また、緑葉のミクランサ種は、銀白葉のアルゲンテア種に比べて生育が早く、季節にもよりますが種をまいて1~2か月後には地面を覆います。芽が出始めると生長はとても速く、生えそろってきたら少々踏みつけても大丈夫です。ディコンドラは踏まれた場所は細かな密の葉が茂り、踏まれない場所は大き目の葉がふんわりと育ちます。繫殖力が強く、環境が合えばどんどん増える育てやすい植物です。

グズマニア

  • グズマニアは熱帯雨林に生息する着生植物です。着生植物とは、通常の植物と違い地面に根を生やし生長する植物の事ではなく、他の木々や岩など地面以外の場所に根を張り生長する植物の事です。 熱帯雨林で木の幹に様々な種類のシダや葉が共存しているのを見ると思いますが、あれが着生植物なのです。グズマニアはその仲間です。グズマニアの特徴は細く長い葉でしょう。細長い楕円形の緑の葉を生やします。 その長さは約20cm前後。葉の中から花が咲き、花の周りも葉が覆います。この時花の周りを覆う苞状葉は赤や黄色、紫などがありこの部分が花だと思われがちですが実は葉っぱで、その中央が花に当たります。 同じブロメリア科のティランジアとも見た目が似ており、花が咲くまでグズマニアかティランジアか区別できないこともあります。

アサギリソウ

  • アサギリソウは、細かい繊細なシルバーリーフが美しい多年草。「アサギリソウ」の名前の由来は、朝霧が煙っているように見える、こんもりとした銀色の草姿にあるそうです。株がある程度育つと、ヨモギの花に似た形の黄緑色の花を咲かせます。草丈は20~30㎝ほどで、株幅は50㎝以上になることがあります。高温多湿が苦手な性質ですが、適した環境であればこんもりと茂り、美しい草姿を楽しめます。どちらかというと、花よりも葉の色や草姿を楽しむ植物です。

キウイフルーツ

  • キウイフルーツは、中国の長江沿岸地方が原産のつる性の落葉果樹で5~8メートルの高さまで伸び100年以上の樹齢にもなります。雌雄異株で、雌雄ともに6枚の花弁をもつ黄白色の花を5月頃につけます。葉は長さ10~15センチのだ円形。細長い球形で表面に毛が生えた褐色の果実は晩秋に成熟し、収穫から20~30日ほど追熟させれば食用になります。果肉は緑色で香りが良くほのかな酸味と甘みがあります。 キウイフルーツは、耐寒性があり冬場-10度程度の地域でも栽培が可能です。ニュージーランドやアメリカが主産国ですが日本での栽培も広まっています。栽培には棚が必要ですが実がつきやすいので家庭果樹としても人気があります。

大豆(ダイズ)

  • 家庭菜園の中でも比較的簡単に栽培できる大豆は夏に収穫すると枝豆として、秋収穫すると大豆として収穫できます。 葉は先のとがった卵型で、花は5~8月にスイートピーのような白や紫色の花を咲かせます。花が咲いた後に結実し中に2~3個の豆がはいった莢がつきます。 大豆にはたんぱく質が3割ほど含まれ「畑の肉」と呼ばれていて、味噌や醤油、豆腐等古くから加工品としても食べられていました。 国産大豆だけでも500種ほどあるといわれています。また極早生品種から晩生品種までありますので種まき時期にあった品種を選びましょう。代表的なものは黄大豆の「エンレイ」「サチユタカ」「ユキホマレ」、黒大豆「丹波黒」、その他青大豆や赤大豆などもあります。 大豆は一般的には、中国原産とはいわれていますが、日本に自生する野生のツルマメとよく似ており、そのツルマメから栽培されたとも考えられ、中国・日本それぞれの地域で栽培化されたという説もあります。

スイカ(西瓜)

  • スイカはつる性の植物で、葉は大きく切れ込みが入った形をしています。他のウリ科の野菜と同じように、1株に雌花と雄花が存在する雌雄異花(しゆういか)の植物です。スイカは高温と乾燥を好むため、多湿に弱い性質があります。家庭菜園でスイカを育てるときは、くれぐれも水の与えすぎには注意しましょう。 スイカの形は日本では球形が主流ですが、海外では楕円形が主に流通しています。 スイカは紀元前5000年にはすでに南アフリカで栽培されており、3000年前のエジプトでも栽培が行われていたといわれています。その後中国に伝わり、中国から日本へ渡来しました。 中国語では水分が多く、西域から伝わったため、「西瓜」と呼ばれるようになりました。日本でも漢字で西瓜と書きます。 南アフリカ中央のカラハリ砂漠から、サバンナ地帯で野生種が見つかっているため、アフリカが起源とされています。あんなにも水分を含むスイカの原産地が、砂漠というのはとても意外です。  

アリウム・シュベルティ

  • アリウムはたくさんの種類があって、大輪から小輪まで様々です。中でもアリウム・シュベルティの花は、超大輪のアリウムです。1本の茎から小さな花が集合する形状の花の直径はバスケットボールサイズくらいになります。花火のような見た目の花は、庭に植栽すると目を引く存在です。 アリウム・シュベルティは切り花にしてもとても長持ちするため、生花としても流通しています。

ブロッコリースプラウト

  • 15cmくらいのブロッコリーの新芽のことを「ブロッコリースプラウト」いいます。かいわれ大根の茎よりも細く、しゃきっとした歯ごたえが魅力です。 ブロッコリースプラウトの葉の色は、日本ではほとんどが緑色ですが、海外では黄緑、紫、白などの色も販売されています。 ブロッコリーには「スルフォラファン」という抗酸化作用のある成分があります。その「スルフォラファン」は、ブロッコリーの新芽である「ブロッコリースプラウト」に多く含まれることが研究で分かり、一気に注目が集まりました。その他、スルフォラファン以外の栄養素として、ビタミンC、ビタミンE、葉酸などが、通常のブロッコリーよりもブロッコリースプラウトに多く含まれていることもわかっています。

LOVEGREEN 公式アカウントをフォロー!

  • Instagram
  • Facebook
  • LINE
  • Twitter

関連サービス