家庭菜園初心者におすすめ!虫に強く・病気に強く・育てやすい野菜とハーブ
LOVEGREEN編集部
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入学・進学・就職など、新しい生活をスタートするという方も多いこの季節。新生活を始めるこの機会に、何か新しいこと始めてみたくありませんか?
その新しいことの選択肢の一つとして「ベランダ・キッチン菜園」はいかがでしょうか。でも、実際にベランダやキッチンで野菜を育ててみたいと思っていても…何を育てていいのか迷ってしまいますよね。
今回は「虫に強く・病気に強く・育てやすい」ベランダ・キッチン菜園におすすめの野菜と、菜園がより楽しくなるグッズやDIYをご紹介します。
目次
新生活は新しいことを始める絶好の機会
ベランダ・キッチン菜園を始めるなら、楽しくて、無理のない野菜作りがいいですよね。せっかくの休みが全てベランダ・キッチン菜園の作業になるのでは、身体も気持ちも疲れ果てて育てることを辞めてしまいたくなっては元も子もありません。
そのため、初めて野菜を育てる方が無理なく育てられる条件は「虫に強く・病気に強く・育てやすい」この3つが重要なんです。具体的にどんな野菜が育てやすいのか、個人的な見解を含みつつも、おすすめしたい野菜をご紹介します。
「虫に強い」キク科の野菜
一般的にキク科の植物はモンシロチョウやヨトウムシ、コナガなどの害虫を寄せ付けにくいといわれています。キク科特有の香りで害虫を寄せ付けず、卵を産みつけないように忌避しているからです。
キク科のおすすめ野菜
キク科野菜の種のまく量
プランターのサイズに合わせて種のまく量を加減することで、ご自身のキャパに合わせた栽培をすることができます。
たくさんの量を作らなくても、春菊・サンチュ・レタス・ベビーリーフなどの葉物は外葉から大きくなったものから順に収穫できるので、長い間収穫を楽しむことができます。料理を作る度にベランダへ必要な量を収穫することで、新鮮で美味しくてしかも経済的でいいですね。
「病気に強く」短期間で収穫できる野菜
野菜はその苗自体が元気に育っていれば病気にかかりづらいものですが、弱っていたり環境が合わなかったりすると病気にかかりやすくなります。まずは、元気に育てることが第一条件となってきます。
比較的病気に強く短期間で収穫できるおすすめ野菜
比較的育てる環境を選ばず、元気に育ってくれる野菜はラディッシュ・ベビーリーフで、20~30日間という短期間で収穫することができます。弱る前の元気なうちにスピード収穫できることが失敗しない秘訣です。
比較的病気に強く日当たりが悪くても育つおすすめ野菜
通常日当たりが悪いとアブラムシなどが付きやすくなり、そのアブラムシによってウィルス性の病気が発生しやすくなります。しかし、ニラ・春菊は陰性植物といって日当たりをさほど気にせず育てることができます。お家のベランダ等の日当たりがあまり良くない場所は、陰性植物を育ててみると他の日光を必要とする野菜に比べて病気になりづらいでしょう。
1年中「育てやすい」野菜とハーブ
人気のハーブ類がおすすめです。特にイタリアンパセリやローズマリーなどのハーブは耐寒性もあり、一年中元気に育ってくれるので大変おすすめです。
例えば、イタリアンパセリは冬の霜が降りるような寒い気温の時、葉が朝晩の冷え込みのあまり凍結してもお昼には元気な姿になっています。
プラウト栽培
家にあるものを使って今すぐにでも始められるため、初心者の方には最も気軽なキッチンガーデンです。スプラウトは1週間〜10日ほどの短期間で収穫できることも魅力の一つですね。
リボベジ
「リボベジ」とは野菜の根の部分を残し、もう一度水耕栽培でわき芽を育てたり、再び土に植えてあげることで再度新芽を出させる栽培方法です。
苗を用意したり、一から種をまかなくても育てられるため、お得感満載なのでとってもおすすめです。
野菜を育てるのが楽しくなるDIYグッズ
定番のプラスチック製のプランターで育てる以外にも、家にあるものや100均で販売しているものをDIYしてオリジナルのプランターやプランツタグを作ることができます。
リメイクプランター
インテリアとしても可愛い鉢やプランターをリメイクするだけでなく、使用済みの缶などもリメイクできますね。
不織布プランター
プランターも木製のものや不織布、麻袋など、100均の商品を使っても手軽にDIYできる楽しみもあります。
プランツタグ
木やプラ板などでオリジナルなプランツタグを作ることができます。家庭菜園の雰囲気が一気に可愛らしくなります。
いかがでしたか? 楽しくて、無理のない野菜作りができそうですか?
みなさんもお気に入りのグッズに囲まれたベランダ・キッチン菜園で、楽しく・美味しい菜園生活を始めましょう!
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