クレマチスとは|花の特徴、花言葉、育て方、剪定、種類などおすすめ記事20選
LOVEGREEN編集部
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クレマチスの花の特徴や花言葉、育て方、剪定のコツ、種類、切り花の飾り方など、クレマチスについてのおすすめ記事20選をご紹介します。
目次
クレマチスとは|花の特徴と花言葉
クレマチスはキンポウゲ科の植物で、つる植物の女王とも呼ばれています。原種は300種類ほど存在し、日本には「カザグルマ」「ハンショウヅル」「センニンソウ」などが自生しています。
クレマチスの花は色も形もさまざまで、品種によって開花時期が異なり、四季咲き、一季咲き、落葉、常緑などの特性もそれぞれ違います。
クレマチスの花言葉は「美しい精神」「旅人の喜び」です。細いつるをぐんぐん伸ばして大きな美しい花を咲かせることからイメージして付けられたのではといわれています。
▼クレマチスの花言葉や誕生花についてはこちら
クレマチスの原種|センニンソウ(仙人草)
センニンソウ(仙人草)は、日本や中国などに自生する原種のクレマチス。種の形が、白い髭を生やした仙人を連想させることから名づけられたといわれています。夏から秋に白い小さな花が無数に咲き、ほのかな芳香があります。
丈夫で生育旺盛なため、フェンス、アーチ、トレリスなどに這わせて育てます。茎の切り口から出る白い液や濡れた花粉を触るとかぶれることがあるので、剪定や切り花として扱う際には手袋をするなど気を付けましょう。
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クレマチスの種類
クレマチスにはさまざまな系統があり、それぞれ開花時期、花の咲き方、生長サイズ、落葉や常緑などの性質、剪定の仕方などが違います。クレマチスを購入する際は、必ずプランツタグを確認しましょう。
系統にはアーマンディー系、モンタナ系、フロリダ系、テキセンシス系、ビオルナ系、フォステリー系、ジャックマニー系などがあります。
▼クレマチスの系統について詳しくはこちら
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クレマチスの育て方や剪定のコツ
クレマチスの花の咲き方は、大きく分けると次の3つのタイプに分かれます。
- 新枝咲き(新しい枝に花が咲く)
- 旧枝咲き(古い枝に花が咲く)
- 新旧枝咲き(新しい枝にも古い枝にも花が咲く)
剪定方法がそれぞれ違うので注意が必要です。購入する際にはプランツタグをしっかりチェックして、咲き方に合った剪定を行うようにしましょう。
咲き方別の剪定方法
新枝咲き(新しい枝に花が咲くタイプ)
春に新しく伸びた枝に花芽がつきます。四季咲き品種の場合、花後に地際から数節ほど残して剪定すると、新しい枝が再び10節ほど伸びるたびに花が咲きます。冬に枯れた枝を地際でカットしておくと、春に地中から新芽が出て花が咲きます。
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旧枝咲き(古い枝に花が咲くタイプ)
早春から花が咲く早咲き品種の多くが旧枝咲きタイプです。冬は地上部が枝のみで一見枯れたように見えますが、春になるとその枝から芽吹いて花が咲きます。冬に地上部を切らないように注意しましょう。
花が咲き終わった後、花首または花首より一つ下の節でカットすると新芽が伸びます。この新しく伸びた枝は、翌年の花芽となる枝なので大事にとっておきます。
▼旧枝咲きのクレマチスの剪定のコツはこちら
新旧枝咲き(新しい枝にも古い枝にも花が咲くタイプ)
花後にどこで剪定しても新しく枝が伸び、四季咲き品種は枝が充実すると花が咲きます。冬は旧枝咲きと同じく地上部が枝のみになります。
新枝咲きと同じように、花後に地際から数節ほど残して大きく剪定すると、再び開花するまでに少し時間がかかりますが、大きな花が咲きます。弱剪定をすると、小さめの花が早く咲きます。冬の剪定は花首または花首より一つ下の節でカットする程度で切りすぎないようにするとよいです。
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クレマチスの切り花の飾り方
庭で育てたクレマチスを剪定して、部屋に飾れたら素敵ですね。
クレマチスは一重咲き、半八重咲き、八重咲き、壺型、ベル咲き、チューリップ型、大輪、中輪、小輪など花の形もサイズも豊富で、つるの姿や葉のつき方にもそれぞれ個性があります。つるの草姿を生かして流れるような動きをつくったり、つるを花瓶の周囲に這わせて飾るなど様々なアレンジが楽しめます。
▼クレマチスの切り花の飾り方はこちら
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