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「LOVEGREEN編集部」が監修している植物|植物図鑑

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丹頂アリウム

  • 丹頂アリウムは、初夏に開花する球根の花。開花前はネギ坊主のような独特のフォルムをしていて、花は薄皮をかぶっています。すっとした直線的な姿は庭のアクセントとして目立つ存在になります。背丈は50~70cmありますが、花のサイズはアリウムの中では小さめの3cm程度です。小さな花が集合して球状の形をした花は少しずつ色づいていくので花は長持ちします。丈夫で植えっ放しでもよく育つタイプのアリウムです。 庭で咲いている時の丹頂アリウムはまっすぐな茎ですが、花屋さんでくねくねした茎の丹頂アリウムを見たことがある方も多いのではないでしょうか。切り花として流通している、くねくねした丹頂アリウムは、人の手によって茎をくねらせて栽培して出荷されたものです。とても手の込んだ切り花です。踊るようなフォルムはフラワーアレンジや花束のアクセントになります。

四季咲きアジサイ

  • 一般的なアジサイの開花時期は梅雨の頃の一季咲きであるのに対して、四季咲きアジサイは、開花の季節、期間を改良された園芸品種。同じ年に再度花を楽しめる四季咲き性のあるアジサイの総称です。品種はいくつか流通しています。 一般的なアジサイは、株が大きくなるまでの数年間は花数は少ないですが、四季咲きアジサイは一年のうちに返り咲く性質を持つため、株が若いうちから花が開花します。 基本的な育て方はアジサイと違いはありませんが、大きな違いは剪定の方法や時期です。四季咲きアジサイは、どこで切っても、切らなくても花が開花するのが特徴です。 四季咲きのため、初夏に咲いた花の後、同じ年に再び花が開花し、開花期間は初夏から晩秋のアジサイです。一番花が咲きだすのは5月頃ですが、その次の花の開花は育て方(主に剪定)によって変わってきます。

アリウム・サマードラマー

  • アリウム・サマードラマーは、初夏に咲く草丈の高いアリウムです。アリウムは、品種によって背丈や開花時期、花の趣が違いますが、サマードラマーの花はアリウム・ギガンチウムに似た球状です。個体差がありますが、背丈が2m近くになります。まっすぐな茎の先についた花はとても存在感があって、庭のアクセントになります。 アリウム・サマードラマーの花は、つぼみの時はネギ坊主のような形をしています。花の周りには薄皮がつき、頂部がとんがったつぼみの様子も存在感があります。その薄皮が取れると、無数の花が集合した花が顔を覗かせます。花は一度に咲かず、少しずつ開花します。アリウム・サマードラマーは切り花にしてもとても長持ちするため、生花としても流通しています。

ユリノキ(百合の木)

  • ユリノキ(百合の木)は耐寒性のある落葉高木。環境が合えば樹高は30mになりますが、強剪定して大きさを制限することもできます。まっすぐ伸びる樹形が美しく、日本の気候にも合っているので公園や学校、街路樹などによく使われます。大きく生長したユリノキは、樹皮がとても厚くなり、熱や火に対する耐性が増します。 ユリノキ(百合の木)は美しくて強度があり、まっすぐで扱いやすいことから、材木としても広く利用されています。 ユリノキ(百合の木)は初夏にカップ型の花を枝先に咲かせます。花はとても美しいのですが、高い位置に咲くことも多く、気づかれないこともよくあります。上質の蜂蜜がとれる花としても知られています。 ユリノキ(百合の木)は、ギリシャ語でユリを意味する「leirion」、木を意味する「denderon」が語源の学名「Liriodendron tulipifera」からつけられたと言われています。tulipiferaにはチューリップに似た花をいう意味があり、英名はAmerican tulip treeとつけられています。

スワインソナ・ガレギフォリア

  • スワインソナ・ガレギフォリアは、オーストラリア原産の半耐寒性宿根草(低木)です。日本では「ホワイトスワン」や「ユイホワイト」という品種名で白い花が流通しています。本国では、ピンク、赤、紫などの色もあります。 こちらでは「ホワイトスワン」についてご紹介します。 スワインソナ・ガレギフォリア ’ホワイトスワン’は、春から初冬の長期間、スイートピーに似た白い花を咲かせます。本来は低木ですが、耐寒性が0℃程度のため、日本では宿根草のような扱いで育てると、関東以南の霜の降りない場所なら戸外で越冬することができます。つる性で1m近く生長します。葉の形も魅力があるので、トレリスなどに這わせると周辺が明るい雰囲気になります。

マウンテンミント(広葉)

  • マウンテンミントは初夏から秋に白い花が開花するシソ科の耐寒性宿根草です。マウンテンミントには、細葉と広葉があります。名前にミントとありますが、ピクナンテマム属のためミントではありません。 頂点に咲く白い花の周りの苞葉の部分がシルバーグリーン色になり、ミントの香りがします。庭に植え付けると、魅力的な葉色とミントの香りが周囲の雰囲気を爽やかにしてくれます。ミントの香りがするのでハーブとしての利用もできますが、日本ではどちらかと言うと園芸や切り花としての鑑賞用での利用がほとんどです。花は切り花としても流通し、初夏から夏に出回っています。 開花間際のマウンテンミント 背丈のある宿根草なので、ボーダー花壇では後方に植え付けるタイプの草花です。爽やかなシルバーグリーン色が隣の草花を引き立ててくれます。性質はとても強健なので、一度植え付ければ放任で管理でき、はびこるほど増殖しないため育てやすい宿根草です。

ヤナギハナガサ(三尺バーベナ)

  • ヤナギハナガサ(三尺バーベナ)は、初夏から秋まで長い期間たくさんの花を咲かせるクマツヅラ科の多年草。ヤナギハナガサの名前は、葉がヤナギのように細長いことに由来しています。現在ではたくさんの苗が流通していますが、最初に日本で確認されたのは1940年代後半ごろの東海地方です。非常に丈夫で繁殖力が強いため、特定外来生物には指定されていませんが、「将来の生態系に被害を及ぼす恐れがある外来種」の中に入っている植物です。 三尺バーベナの名前の通り、背丈がとても高く、高さ60~150cmくらいに生長するため、庭や花壇に植えると見栄えがする草花です。冬場は地上部分はなくなりますが、春になると新芽が出て、まっすぐに伸びた茎からたくさんの枝が分岐し、その頂点に花が開花します。ヤナギハナガサ(三尺バーベナ)の花は、小さな花が集合している形状です。ひとつひとつの花は数ミリの極小さな花ですが、たくさんの花が次々と開花します。 耐寒性、耐暑性に優れ、植えっぱなしで毎年開花し、手入れいらずのため育てやすい草花です。こぼれ種でどんどん増えていきます。

キンシバイ(金糸梅)

  • キンシバイ(金糸梅)は、中国原産のオトギリソウ科の半常緑低木です。金糸梅の名は、金糸のような長い雄しべと梅のような形の花からつけられました。 キンシバイ(金糸梅)の黄色い花は、初夏に株一面に開花します。刈り込みにも耐え、手入れも簡単なため、公園などの公共空間、街路樹の足元の低木としてなど、日本全国、様々な場所に植栽されています。同じ季節に咲く花は、アジサイを代表としてブルー~紫~ピンクなどの花が多い中で、黄色い花はとても目立つ存在です。キンシバイ(金糸梅)の花は茎先に数輪の花がつくので開花時はとても華やかです。その花がいっぺんに咲くのではないため、開花期間も長いのが特徴です。 キンシバイ(金糸梅)の種類は斑入り品種などがある他、最近はキンシバイ(金糸梅)の花の大きさより数倍大きい「ヒペリカム・ヒドコート」が多く普及しています。

クレマチス(テッセン)

  • クレマチスは、日本、ヨーロッパやアジアが原産の多年草。原種は300種類は存在し、日本では「カザグルマ」「ハンショウヅル」「センニンソウ」などがあります。クレマチスの花びらに見える部分は「ガク」であり、花びらがないというちょっと変わった花で、四季咲き、一季咲きのものがあります。クレマチスは品種によって開花時期も異なり、秋冬に咲くものもあります。 クレマチスの咲き方は、大きく分けると新しい枝に花が咲く新枝咲き、新しい枝にも古い枝にも花が咲く新旧枝咲き、古い枝に花が咲く旧枝咲きの3つに分けられます。それぞれ剪定の仕方も違うので注意しましょう。

エゴポディウム・バリエガータ(斑入りイワミツバ)

  • エゴポディウム・バリエガータは、セリ科の耐寒性多年草。明るいグリーンにクリーム色の斑が入った爽やかなカラーリーフ。半日陰~日陰を好み、強い直射日光に当たると葉焼けをおこすので、シェードガーデンの寄せ植えやハンギングバスケット、グランドカバーや樹木の下草に用いられます。暗いイメージになりがちな日の当たらない場所に植えると、パッと明るい雰囲気を演出できます。夏に涼しい地域では、日なたで育てることもできます。 エゴポディウム・バリエガータは、半日陰~日陰の湿り気のある場所で育てると葉が大きくなり、地下茎でどんどん広がります。鉢で育てると、それほど葉が大きくならずにコンパクトに育てることができます。エゴポディウム・バリエガータは、特に病気の心配も無く、丈夫でほとんど手をかけなくても育ちます。美しい葉は4月~10月頃に観賞することができ、冬は地上部を枯らして越冬します。 エゴポディウム・バリエガータは、6月頃にホワイトレースフラワーに似た白い花を咲かせます。

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