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「LOVEGREEN編集部」が監修している植物|植物図鑑

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LOVEGREEN編集部アカウントです。編集部のスタッフが監修をしています。

大島桜(オオシマザクラ)

  • 大島桜(オオシマザクラ)は、伊豆諸島に分布する日本固有の野生の桜の一種。花色は白、花径は3~4cmと大きめです。花と葉が同時に出て、萼片の色も緑なので、花が咲いたあとに葉が出てくるタイプの桜とは満開時の趣きが異なります。葉には桜独特の芳香があり、桜餅を包むための葉としても利用されています。 大島桜(オオシマザクラ)は、多くの園芸品種(里桜)の母種となっており、街路樹や公園など身近な場所で見かけるソメイヨシノ(染井吉野)は、江戸彼岸と大島桜(オオシマザクラ)の交雑種と言われています。 青空を背景に純白の大島桜(オオシマザクラ)が咲き誇る姿は、思わず足を止めてしまいたくなるほど美しい光景です。

カルミア

  • カルミアは、北米やキューバに分布するツツジ科の常緑低木。小さな花が集合し花笠状になり、つぼみは金平糖やお菓子のアポロチョコに似た形で、開くと五角形の椀形になり、つぼみと開花時の印象ががらりと変わります。常緑の低木として、庭木や公園樹などに利用されるほか、切り花としても流通しています。 晩春につぼみが膨らみ、開花期間は初夏から梅雨入りにかけて約1か月ほどと長く、終わった花は散らずに茶色くなって残ります。葉は長さ7~10cmの光沢のある革質の濃い緑色で、通年鑑賞できます。花笠状の形でシャクナゲやローレルの葉に似ていることから、ハナガサシャクナゲ、アメリカン・ローレルなどの別名があります。 なお、葉には毒性があり体内に入ると中毒症状を起こすことがあります。口には入れないよう注意してください。

カンパニュラ・ラクチフローラ

  • カンパニュラ・ラクチフローラは、初夏にベルの形をした花が開花するキキョウ科の多年草。カンパニュラは多くの種類がありますが、ラクチフローラは最も草丈が高くなる品種のひとつです。 草丈、横幅とも大きくなる大型宿根草ですが、優しいトーンの花色のため圧迫感がなく、ナチュラルな雰囲気があり、様々な草花や花木と組み合わせることができます。 基本的には丈夫な性質ですが、高温多湿に弱いため、真夏の気象が厳しい温暖地では夏の日差しや風通しを考慮した場所に植え付けるとよいでしょう。

ヒメシャラ

  • ヒメシャラは、6月~7月頃、ツバキに似た花径2~2.5cmほどの花を咲かせます。花芯部が黄色で白い花びらをもつ、コントラストが美しい花です。樹高は10~15mにもなる落葉高木です。シャラノキ(ナツツバキ)によく似ていますが、花も葉も小さいという特徴があります。ヒメシャラ(姫沙羅)という名は、シャラノキ(ナツツバキ)よりも小さな花が咲くことから付けられました。 ヒメシャラは日本の本州(関東地方より南)、四国、九州の山野などに自生しています。秋には紅葉が美しく、落葉後も赤褐色の太い幹がツヤツヤと輝き、樹形もきれいで観賞価値が高いことから庭木やシンボルツリーとしても人気があります。

ナツハゼ

  • ナツハゼは、日本全国に自生するツツジ科の落葉低木です。ブルーベリーの仲間で、「和風ブルーベリー」「日本のブルーベリー」などとも呼ばれています。ナツハゼの名は、夏の頃からハゼノキのように美しく紅葉することにちなみます。初夏に釣鐘型の小さくて控えめな花が開花し、花後に結実し、秋に黒く熟します。 自然樹形が美しく、花、実、紅葉と四季折々の表情が楽しめる低木で、庭木としてもよく利用されています。

オーニソガラム

  • オーニソガラムは、キジカクシ科の球根植物です。花持ちが良い品種は、切り花としての流通量が多く、花屋さんでもよく見かける花です。 種類がとても多く、開花時期、草丈、耐寒性、花後の球根の扱い方が違うため、それぞれの品種の特徴を確認してから植え付けるとよいでしょう。

夏椿(シャラの木)

  • 夏椿(シャラの木)は、6月頃にツバキに似た白い花を咲かせるツバキ科の落葉高木です。夏椿(ナツツバキ)という和名は、ツバキに似た花を夏に咲かせることから名付けられました。 9月~10月頃には小さな実ができ、熟すと先が裂けて種子が出ます。   夏椿(シャラの木)は日本原産で、東北以南の山地に自生しています。葉の形は先がとがったタマゴ形、葉は明るい黄緑色で葉脈がはっきりして、新緑や紅葉も楽しめる樹木です。幹は、灰褐色でなめらかでサルスベリに似ています。 シャラの木(沙羅の木)という名は、この植物がお釈迦様が入滅するときに近くに生えていたサラソウジュ(沙羅双樹)に似ていることに由来すると言われています。サラソウジュは寒さに弱く日本では育ちにくいため、日本の寺院などにはサラソウジュに似ているシャラの木が植えられてきた歴史があるそうです。最近は、花や葉、幹の美しさからマンションのエントランスの庭木、個人宅のシンボルツリーや庭木としてもよく使われています。

ピラカンサ(ピラカンサス)

  • ピラカンサは、庭木や生垣として人気のあるバラ科の常緑低木です。春の終わりから初夏には小さな真白な花を枝いっぱいに咲かせ、秋から冬に枝をしなるらせるほどたくさんの果実を実らせます。果実は年が明けても枝に残っていることが多く、2月頃まで楽しむことができます。あまり手をかけずとも毎年結実してくれるので、庭木として人気の樹種です。葉の密度の高く常緑で、枝には細かいトゲがあることもあって、生垣としても利用されます。 ピラカンサというのは、ピラカンサ属の数種類を指して使われる呼称です。赤い果実を付けるトキワサンザシ(Pyracantha coccinea)の他、黄色い果実のタチバナモドキ(Pyracantha angustifolia)などがあります。  

ノブドウ

  • ノブドウは、ブドウ科のつる性落葉低木。日本各地の山野、公園、空地など至る所に自生しています。初夏に花が開花し、秋に青や紫の実がなります。宝石のような美しい実は、どこかミステリアスな雰囲気です。この美しい色の実は、ブドウタマバエなどの幼虫が寄生してできた虫こぶによるものという説があります。 つる性なので、フェンスやトレリスなどに絡ませたり、生垣などに垂らすように仕立てることもできます。園芸店で出回っているのは斑入り種がほとんどで、原種よりはつるの伸びがやや穏やかです。

チューリップ

  • チューリップは、秋に球根を植え付けて春に開花する球根植物。春の花の中で最も知名度の高いチューリップは、庭や花壇、公園の植栽に使われ、春の風景に欠かせない花で、切り花としても人気があります。 球根類の中では最も品種が多く、国際的に登録されている品種数は数千品種に及び、毎年のように新しい品種が作出され、色や咲き方、草丈などが多種多様です。

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