「LOVEGREEN編集部」が監修している植物|植物図鑑201-210件 / 全1474件

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ガーデンシクラメン

  • ガーデンシクラメンとは名前からもわかるように、シクラメンを品種改良した品種です。シクラメンは冬に室内で楽しむ鉢花の代表ですが、ガーデンシクラメンは、耐寒性があり寒い冬も屋外で楽しむことができます。寄せ植えなどに使う冬のガーデニング植物の定番としてよく用いられます。 寒さに弱いシクラメンのウィークポイントを克服するため、ミニシクラメンの中から特に耐寒性の強い系統を選抜し、冬に屋外でも育てられるように改良されたものがガーデンシクラメンです。冬から春にかけて次々に花を咲かせ、花の少ない時期のお庭を明るく盛り上げてくれます。花の色はシクラメンとほぼ変わらず赤や白、ピンク、紫などがあります。花形もバリエーションが豊富で、選ぶ楽しみが広がっています。

オシロイバナ(おしろい花)

  • オシロイバナは、夏から秋にかけて、華やかな色の花を無数に咲かせる熱帯アメリカ原産の多年草。午後4時ごろから開花するため、英名ではFour o’clockと呼ばれています。 オシロイバナには花弁がなく、花に見える部分は華やかな色の萼(がく)で、赤、ピンク、白、黄色などの単色のほか、絞り咲きや染め分けがあり、1茎から異なった色の花が咲きます。ひとつひとつの花は一日花ですが、次から次へと無数に開花し、夏から秋にかけての午後の庭が華やかになります。   ひとつの花に1つの黒くて大きな種が実り、種の中にはおしろいのような粉末が入っています。 通常は種から育てる一年草として扱われていますが、関東より西の地方では、塊状の根が肥大して残り、多年草として扱うことができます。環境に合えばこぼれ種でも増えます。

ビヨウヤナギ(美容柳)

  • ビヨウヤナギは、6月~7月ごろ黄色い花を株一面に咲かせる中国原産の半常緑低木です。丈夫で手入れが簡単なため、庭木のほか、公園や街路樹などのさまざまな所に植栽されています。 ビヨウヤナギの花は、とても目立つ雄しべが上を向いているのが特徴です。同じ季節に咲く花は、アジサイのような青、紫、ピンク系の花が多い中で、黄色い花はとても目立ち、周囲を明るく彩ります。

ノリウツギ

  • ノリウツギはアジサイ科の落葉低木。アジサイの開花は6月ですが、ノリウツギはアジサイの花がそろそろ見ごろの終わる7月が花の季節です。 ノリウツギの原種は、全国の山地に自生しています。枝先に円錐状の形の花がつき、白の小さな花が多数ついている形状です。 私たちが花と思う部分は、装飾花の萼片です。ノリウツギの園芸種として流通している「ミナヅキ」や「ライムライト」はほとんどの部分が装飾花で、原種のノリウツギがガクアジサイに似て素朴な雰囲気であるのに対して、園芸種のノリウツギは華やかな印象があります。

ホタルブクロ(蛍袋)

  • ホタルブクロ(蛍袋)は、下向きに釣鐘型の花を咲かせる多年草。野山や林など様々な場所に自生し、花の形が特徴的で可愛いことから観賞用としても古くから親しまれています。 冬の間は地上部が枯れますが、春になると芽を出し、初夏に花が咲きます。非常に強健で育てやすく、半日陰でも花を咲かせるので、花が少なくなりがちなシェードガーデンでも活躍してくれます。

キキョウソウ

  • キキョウソウは、北アメリカ原産のキキョウ科の一年草。帰化植物で、東北南部~九州の日当たりの良い道ばた、河川敷、空き地などに群生しています。ひとつひとつの花が、キキョウの花に似ていることが名前の由来です。 キキョウソウの花の開花時期は5月~6月、直立して伸びた茎を抱くようにつく葉の内側につぼみがつき、花は下から上に向かって咲き進みます。段々に花がつくことからダンダンギキョウとも呼ばれています。 花の下の方には開かずに閉じたまま種を作る閉鎖花がついています。上のほうの開く花は、自家受粉を避けるために、ひとつの花で雄しべの時期と雌しべの時期があります(雄性先熟)。

ギボウシ(ホスタ)

  • ギボウシは、世界の温帯地域で栽培されている多年草(宿根草)です。日本ではさまざまな野生種が分布し、低地や高地、湿地など生育環境もさまざまです。古来より観賞用として植えられ、シーボルトがアメリカへ持ち帰って以来、欧米で交配がなされ、多くの品種が作出されました。 初夏から夏にかけて花茎を立ちあげてラッパ型の花が開花し、葉との対比が美しい涼感ある姿を楽しめます。ギボウシには非常にたくさんの園芸品種があり、草丈、葉のサイズや色、斑入り、花色、花のサイズなどバリエーションが豊富で、日陰の庭の彩りとして活用されています。

パクチー(コリアンダー)

  • パクチー(コリアンダー)は、香菜(シァンツァイ)という名前でも有名なセリ科のハーブ。最近は流通量が増え、スーパーの野菜コーナーでも販売される野菜となりました。 独特な香りと味は癖になり、好きな人はたまらなく好きで、どんな料理でもパクチーを乗せて食べたいと言う人もいるほど。最近ではパクチー(コリアンダー)専門の料理店もあります。 英語で「コリアンダー」、タイ語で「パクチー」、ポルトガル語では「コエントロ」、フランス語では「コリアンドル」と、それぞれの国よって様々な名前で呼ばれています。エスニック料理の印象が強いパクチー(コリアンダー)ですが、世界中で昔から使われてきたハーブです。葉を始め、根や花など余すことなく食べることができます。種はコリアンダーシードとしてスパイスになり、料理やピクルスなどの隠し味になります。 パクチーは、初夏にセリ科の花らしい白い花を咲かせます。葉を収穫するのが目的なら、花は咲かせない方がよいですが、花がかわいいハーブなので野草として庭で咲かせても素敵です。花もエディブルフラワーとして食べることができます。

エキザカム

  • エキザカムは、東南アジアやアフリカの熱帯地域を原産とするリンドウ科の多年草(一年草)。初夏から秋までの長い期間、小さな花を株一面に咲かせます。花色は青紫色が代表的ですが、白、ピンクなどもあります。葉は小さくてやや厚みがありツヤツヤしていて、株は丸くこんもりと茂ります。寄せ植えや花壇に植える花苗としてよく用いられます。 近年では品種改良が進み、大輪の品種、八重咲き品種、斑入り葉品種などが流通しています。本来は多年草ですが、寒さに弱い性質があるため、日本では一年草扱いされていることが多い植物です。冬に室内に取り込んで管理すると越冬させることができます。

ゼフィランサス

  • ゼフィランサスは、初夏から秋にかけて花を咲かせるヒガンバナ科の球根植物。代表的な種類として「タマスダレ」や「サフランモドキ」があります。英名レインリリーは、土が乾燥している状態でまとまった雨が降った後に一斉に花を咲かせることにちなみます。 代表的な種類のタマスダレは、群生して咲く姿が美しく、花壇や芝生の縁取りなどにまとめて使われます。強健で日本の気候にも合い、よく分球して増えるため半野生化しているのも見かけます。 種類によって花の大きさ、開花時期、耐寒性、葉の形状が違いますが、どの種類も水はけさえ良ければ土壌をあまり選ばない育てやすい花です。耐寒性の強い品種は、数年植えっぱなしで毎年花を咲かせます。暑さ、乾燥、多湿に強いものが多く、近年の日本の夏の気象にも負けることなく美しい花を咲かせます。 なお、ゼフィランサスはヒガンバナ科の植物なので、植物全体に毒性があります。葉はニラに、球根はラッキョウやノビルなどに似ているので、家庭菜園付近に植えるのは避けましょう。

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