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「LOVEGREEN編集部」が監修している植物|植物図鑑

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マーシュマロウ

  • マーシュマロウは、沼地のタチアオイという意味のアオイ科の耐寒性多年草です。marshは沼地や低湿地を意味し、湿地や川岸などの少し湿った土地に自生しています。花、葉、茎、根の全草に薬効があり、古くから薬草として利用されてきました。学名のofficinalisは薬用を意味し、薬用植物の学名の種小名に用いられる言葉です。 また、お菓子のマシュマロの語源とされ、当時は粘液成分が多く含まれる根から取れるとろみ成分に小麦粉や砂糖などを混ぜて作ったものを、喉のトラブルなどの薬用目的として使われていました。(現在のマシュマロとは材料が違います) 花はマロウ類の中では小輪で、白に近いピンク色、しべ付近はピンク~紫色の上品な色合いです。暑さ寒さに強く、一度植え付ければ放任で育ちます。丈夫で生長が早く、春に苗を植え付けると夏には100~200cmに生長し、ひと夏でたくさんの花が開花します。

メキシカンハット(ラティビダ)

  • メキシカンハット(ラティビダ)は、キク科ラティビダ属の宿根草です。メキシコの伝統的な帽子、ソンブレロを思わせるような不思議な花の形からメキシカンハットという名前で呼ばれています。 春になると株元から芽吹き、複数の花茎を出し、夏から秋にかけてたくさんの花が開花します。花は、円柱のような筒状花と反り返るようにつく舌状花で構成され、舌状花が落ちた後も筒状花が残ります。切り花や筒状花だけの状態をドライフラワーとして楽しむことができます。

ガイラルディア

  • ガイラルディアは、南北アメリカ原産のキク科の植物で、品種によって一年草と多年草があります。現在流通しているガイラルディアは、オオテンニンギクとテンニンギクの交配種、それぞれの変種など、数多くの品種が流通し、毎年のように新品種が出ています。 咲き方は一重、八重をはじめ、ユニークな咲き方の品種も作出されています。花色は、黄色、オレンジ、赤など発色の良いものが多いですが、シックな花色もあります。 丈夫で開花期間が長く、発色の良い花色のものが多いので、夏の庭や花壇で活躍します。品種によって草丈が違うため、それぞれに合った場所に植え付けましょう。

エキナセア

  • エキナセアは、初夏から秋までの長期間開花し続けるキク科の宿根草です。近年、鑑賞用のエキナセアの育種が盛んで、たくさんの品種が流通し、毎年のように新品種が作出されています。草丈、花色などの特徴が様々で、いずれも夏の暑さに強い宿根草として、庭や花壇、寄せ植えなどに使われています。 エキナセアの基本種は、ハーブ(薬用植物)に分類されます。日本でも以前エキナセアの効用がメディアで大きく紹介され、ハーブティーやサプリメントとして販売されています。このような効用があるエキナセアは、Echinacea purpurea、Echinacea pallida、Echinacea angustifoliaの3種です。園芸店で流通しているほとんどのエキナセアは、鑑賞目的の園芸用で飲食には向かないので注意が必要です。

ルドベキア

  • ルドベキアは、北アメリカが原産のキク科の草花です。種類によって一年草のものと多年草のものがあります。6月下旬ごろから開花が始まり、晩秋まで開花し続けます。別名マツカサギクと呼ばれ、花が終わると花芯が円柱状に伸び、まるで松かさのように見えることから名づけられました。なお、ルドベキア・ラシニアタ(学名Rudbeckia laciniata・和名オオハンゴンソウ)は、繁殖力の強さから特定外来生物に指定されています。 品種が豊富で、近年、新品種が続々と作出されています。一重咲きのほか八重咲きやストローのような細い筒状の花弁のものなど咲き方が豊富です。   花色は黄色をはじめ、オレンジ、赤などの発色の良いものから、チョコレート色やアンティークカラーなどのニュアンスのある複色もあり、最近はグリーン色も登場しています。   品種によって草丈が40~150cmと幅があるので、用途に応じて使い分けられています。いずれも夏の暑さに強く、ワンシーズンでたくさんの花が開花するため、夏から秋の庭に植えると華やかな存在になります。丈夫で育てやすく、花期も長いので群植すると見ごたえがあります。 一年草は晩秋で寿命が終わりますが、宿根草のルドベキアは一度植え付けると植えっぱなしで毎年開花し、花数は年々増えます。

ルドベキア・マキシマ

  • ルドベキア・マキシマは、夏に草丈2m前後に伸びた頂点に黄色い花が咲く原種のルドベキアの一種です。暑さ、寒さに強く、土質も選ばない丈夫な性質で、植えっぱなしで毎年開花します。 春になると葉が芽吹き、青みを帯びたシルバーグリーンの大きな葉はタワー状に生長します。花弁は咲き進むと反り返り、花弁が落ちた後もコーン状の花芯の部分が残ります。 目線より高いところで咲くユニークなフォルムの花も魅力的ですが、葉の美しさも素晴らしく、花がない時期でもカラーリーフとして大きな役割をしてくれます。大きな葉は主に草丈の下部分の3/4程度につき、花付近の葉は小さく少なくなります。花は切り花としても楽しむことができます。

アリウム・ミレニアム

  • アリウム・ミレニアムは夏に開花する耐暑性の強いアリウムです。株はコンパクトで、花付きが良く、夏から秋にかけてピンクのボール状の花がたくさん開花します。 一般的なアリウムは球根で流通していますが、アリウム・ミレニアムは苗として流通し、多年草・宿根草として扱われています。株は植えっぱなしで開花し、花数は年々増えます。植え付け2年目以降は、春になると葉が芽吹き、深緑の細長い葉の株元から初夏に花茎が伸びて、真夏から秋にかけて開花します。 発色の良いピンクのボール状の花は、庭や花壇を華やかにしてくれます。草丈はコンパクトなので、花壇では前側に植えるとよいでしょう。夏から秋の寄せ植えの材料にもなります。

アガパンサス

  • アガパンサスは南アフリカが原産の多年草で、初夏に光沢と厚みのある葉の株元から花茎を立ち上げて、花火のような形状の涼やかな花が開花します。性質は大変丈夫で育てやすいため、公園や花壇の植え込みなどによく植えられています。性質は冬でも葉が枯れない多年草タイプと冬は地上部が枯れる宿根草タイプ、その中間型があります。草丈は、膝丈にも満たない矮性から、1mを超える大型まであります。近年、新品種が次々と作出され、草丈や花色のバリエーションがとても豊富になりました。 学名の「Agapanthus(アガパンサス)」は、ギリシャ語で愛を意味する「agape」と花を意味する「anthos」が語源となり、愛らしい花の美しさからこの名前が付けられています。小さなユリに似た花をたくさん咲かせるので英名では「アフリカンリリー」、和名では「紫君子蘭」と呼ばれます。 アガパンサスは、切り花としても初夏にかけて流通しています。一輪でも見栄えがするため、フラワーアレンジや花束の素材として使われています。

アリウム・レッドモヒカン

  • アリウム・レッドモヒカンは、初夏にユニークなフォルムのワインレッドの花が開花する球根の花です。アリウム類の中では遅咲き品種で、開花は6月に入ってからです。草丈は1m近くになり、小さな花が集まってひとつの花を形成し、花の直径は7~10cm程度になります。最も特徴的なのは花の形で、頭部の花柄だけが長く伸び、品種名の通りモヒカンを思わせるユニークな形になります。初期の花茎はUの字のような姿でつぼみは真下を向き、開花が近づいてくると起き上がり、つぼみを包む薄い皮がはがれてから開花が始まります。開花までの1か月ほどの生長の様子も面白く、日々の経過を見るのが楽しみな花です。 開花前の様子、玉ねぎのような皮をかぶった姿、シックな色合い、長く伸びた茎の頂点で咲くユニークなフォルムの花は、一輪でも存在感抜群です。点在して植えたり、まとめて植えたりと、植え方次第でもいろいろと楽しめます。 小さな花は少しずつ時間差で開花していくため花持ちが良く、切り花としても人気があります。

コリゼマ

  • コリゼマは、オーストラリア原産のマメ科の半耐寒性常緑低木です。春に花弁の上部分がオレンジ、下部分がショッキングピンクの華やかな花が株一面に開花します。ひとつひとつは小さな花ですが、発色の良い色合いは、とても目を引きます。別名のflame peaは、華やかな花色をflame(炎)と表現したのが由来です。また、葉の周囲や茎にトゲがあるため柊豆(ヒイラギマメ)という名前もあります。 低木のため、流通している時点では草花のような雰囲気ですが、株元は次第に木化してきます。半耐寒性で高温多湿に弱いので、鉢植えで管理するのが一般的です。 コリゼマにはたくさんの種類がありますが、流通しているのはコリゼマ・コルダツム(コルダータム)で、コリゼマという名で販売されています。

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