サルビア・ネモローサ
- サルビア・ネモローサは、シソ科の宿根サルビアの一種で、改良種の「カラドンナ」が人気があります。開花時期の初夏になると、株元から茎を立ち上げ、穂状の花序にサルビア類に多い唇形花の小さな花がびっしりとつき、花は下から上に向かって咲き進みます。ネモローサの花茎は直線的でシャープな雰囲気があり、その茎にびっしりと青やピンク、白の花が咲いた光景は目を見張るものがあり、花が散ってガクだけになった状態も見ごたえがあります。 耐寒、耐暑性に優れ、丈夫で育てやすく、年々大株になり花数が多くなります。品種が豊富にあり、矮性種などもあります。 草丈がさほど高くならないのと花の最盛期がバラの開花時期と重なるため、バラの下草としても人気があります。ボーダーガーデンの中段もしくは後方に植栽をしても見栄えがします。