カランコエとは?育て方・栽培方法|植物図鑑

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植物名
カランコエ
学名

Kalanchoe

英名
Kalanchoe
和名
琉球弁慶(リュウキュウベンケイ)
科名
ベンケイソウ科
属名
カランコエ属
原産地
マダガスカル

カランコエの特徴

カランコエは、ベンケイソウ科カランコエ属の夏型の多肉植物です。花を観賞するタイプのものと、葉を楽しむ観葉タイプに分けられます。花を楽しむタイプとして多く流通しているのは、マダガスカル原産のカランコエ・ブロスフェルディアナ(Kalanchoe blossfeldiana)の園芸品種です。花の美しさから、ドイツで育種が進み、たくさんの園芸品種が作出されました。カランコエの花は、ピンクやオレンジ、赤、黄など色鮮やかで、花の形も一重咲き、八重咲きがあります。葉は多肉植物にしては薄く、無毛で光沢があり、縁に赤みを帯びます。温度管理と短日処理などで開花調整された株が通年流通していますが、カランコエの本来の開花時期は春です。

※こちらでは花を楽しむタイプのカランコエについて紹介しています。

カランコエの詳細情報

園芸分類 多肉植物、カランコエ
草丈・樹高 10~30cm
耐寒性 弱い
耐暑性 強い
耐陰性 弱い
花色 ピンク、赤、黄、オレンジ、白、グリーン
開花時期 3月~5月

カランコエの種類

カランコエ・ベハレンシス

  • 学名:Kalanchoe behalensis

カランコエ・ベハレンシスは、美しい葉を楽しむタイプのカランコエ。羽のように切れ込んだ端がきれいに波打っている姿は、とても独創的です。

カランコエ・ベハレンシス・ファング

  • 学名:Kalanchoe behalensis ‘Fang’

カランコエ・ベハレンシス・ファングは、美しい葉を楽しむタイプのカランコエ。銀色がかったグリーンの葉に、ベルベットのような軟毛がみっしり生え、葉の裏はブツブツと突起しています。

カランコエの花言葉

 

カランコエの育て方カレンダー

時期 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
開花
植え付け・植え替え
剪定

カランコエの栽培環境

日当たり・置き場所

カランコエは日当たりと風通しが良く、乾燥気味を好みます。真夏は強い直射日光を長時間当てると葉焼けをおこすため、明るい半日陰に移動させましょう。

温度

気温が5℃以下になったら、日当たりの良い室内で管理します。

 

用土

水はけの良い土壌を好みます。市販の園芸用培養土に赤玉土小粒などを混ぜて水はけを良くします。

カランコエの育て方のポイント

水やり

土が乾いたら鉢の底穴から水が流れるくらいたっぷりと与えましょう。カランコエは乾燥気味を好みます。過湿にすると根腐れするので注意しましょう。

肥料

生育期の初夏と秋に液体肥料もしくは緩効性肥料を施しましょう。真夏と冬は施す必要はありません。

病害虫

アブラムシカイガラムシハダニがつくことがあります。花芽や、新芽など柔らかいところは害を受けやすいので気をつけましょう。

カランコエの詳しい育て方

選び方

葉に傷がなく、黄色くなっていないものが良い株です。花芽が上がっているものを選べば、すぐに開花を楽しめます。

植え付け

植え付け適期は5月~6月、または秋の9月です。

剪定・切り戻し

花が終わった茎や、徒長した枝などを切り戻します。

植え替え・鉢替え

植え替え適期は5月~6月、9月です。2~3年に1度、一回り大きな鉢に植え替えます。

カランコエ

カランコエの開花時期は3月~5月です。10~25℃の温度と短日で花芽ができて開花します。

夏越し

強い日差しが長時間当たると葉焼けを起こします。真夏は半日陰程度の場所に移動させましょう。

冬越し

寒さに弱いので、気温が5℃を下回ったら室内で管理をしましょう。

増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)

カランコエは、6月に茎挿しや葉挿しで増やすことができます。

 

  • 監修者:LOVEGREEN編集部
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