カレープラント
- カレープラントはその名のとおりカレーの香りがするハーブです。葉と茎からカレー粉のような香りが漂いますが、カレー粉の原料としてではなく、料理の風味付けやポプリとして使われたり、イモーテルやヘリクリサムという名の精油として流通しています。 カレープラントの綿毛の生えたシルバーの葉はカラーリーフとしても利用され、グランドカバーや花壇の縁取り、寄せ植えの素材として重宝されています。夏に黄色い小さな花が咲き、ドライフラワーとしても使われます。カレープラントは、ドライフラワーにしても長い間色あせず、形も崩れないことから、「永遠の」という意味をもつ「エバーラスティング」と呼ばれたり、「不滅の」という意味をもつ「イモーテル」と呼ばれることがあります。 カレープラントは、本来乾燥した岩場や崖などに自生している低木であるため、過湿が苦手です。日本の梅雨や夏の蒸れる季節に上手に管理できると周年その美しさを楽しめます。