日陰の魅力!シェードガーデンに向いている植物をご紹介

山田智美

山田智美

公開日 :

「植物を育てるには日当たりが良くないと」なんて思い込みを持っていませんか。日陰が大好きで日陰じゃないと育たない魅力的な植物もたくさんあります。日陰が好きな植物は華奢なフォルムに優しいグリーンの葉や、楚々とした花が美しいものが多くあります。

シェードガーデンをタイプ別に説明します。さらにシェードガーデンに向いている植物を、花が咲くものからグランドカバーになるものまで紹介します。

目次

日陰のタイプを知る

明るいシェードガーデンに向いている植物

暗いシェードガーデンに向いている植物

湿ったシェードガーデンに向いている植物

乾燥したシェードガーデンに向いている植物

ファニチャーやオーナメントでかっこよく

日陰のタイプを知る

一概に日陰と言っても日陰にはいろいろな種類があります。時間のあるときに自宅のお庭やバルコニーで、一日のお日様の動きを観察してみてください。 一日中ほとんど日が当たらない暗い日陰から午前中または午後の半日は日が当たるような日陰もあります。湿った日陰もあれば、乾燥した日陰もあります。建物の陰になっているような場所は雨も当たらない乾燥した日陰になりがちです。 日陰の種類を知ることは、素敵なお庭づくりの大切な準備です。

一概に日陰と言っても日陰にはいろいろな種類があります。時間のあるときに自宅のお庭やバルコニーで、一日のお日様の動きを観察してみてください。
一日中ほとんど日が当たらない暗い日陰もあれば、午前中または午後の半日は日が当たるような日陰もあります。湿った日陰もあれば、乾燥した日陰もあります。建物の陰になっているような場所は雨も当たらない乾燥した日陰になりがちです。
日陰のタイプによって向いている植物の種類も違ってきます。自宅の日陰を良く観察してください。日陰の種類を知ることは、素敵なお庭づくりの大切な準備です。

目次に戻る≫

明るい日陰に向いている植物

クリスマスローズ(ヘレボラス) 科名:キンポウゲ科  学名:Hereborus  花期:12~3月  特徴:原種のニゲルがクリスマスの頃に咲くためこの名前で呼ばれています。他にもオリエンタリスは品種が豊富で、花は一重から八重咲まであります。花色も白からピンク、紫、黒に近い色、黄色など、非常に豊富です。葉は手のひらのような形で大きく、深いグリーンが印象的です。日陰の植物は葉の華奢なものが多いので、空間を引き締める役割を果たしてくれます。  育て方:夏は日陰、冬から早春は日が当たるような落葉樹の下が一番向いています。鉢植えで管理している場合は移動させましょう。真夏の直射日光で葉焼けを起こします。肥沃な土が大好きですから、腐葉土をしっかり混ぜ込んで植え付けましょう。株で大きくなるのでゆったりとしたスペースを与えてあげると何年も植えっぱなしにできます。 小さな苗で買ってきたクリスマスローズが咲かない、という相談をよくされます。クリスマスローズは、ある程度株が生長しないと花は咲きません。そういう植物です。3~4号のポット苗で購入してきた場合は、開花まで3年は待つ覚悟をしてください。

クリスマスローズ(ヘレボラス)

科名:キンポウゲ科

学名:Hereborus

花期:12~3月

分類:常緑多年草

特徴:独特な花が印象的なクリスマスローズは常緑の多年草です。

原種のニゲルがクリスマスの頃に咲くため、「クリスマスローズ」の名前で呼ばれています。他にもヘレボラス・オリエンタリスは品種が豊富で、花は一重咲きから八重咲まであります。花色も白からピンク、紫、黒に近い色、黄色など、非常に豊富です。葉は手のひらのような形で大きく、深いグリーンが印象的です。日陰の植物は葉の華奢なものが多いので、常緑のクリスマスローズは花が咲いていない時でも空間を引き締める役割を果たしてくれます。

育て方:夏は日陰、冬から早春は日が当たるような落葉樹の下が一番向いています。鉢植えで管理している場合は移動させましょう。真夏の直射日光で葉焼けを起こします。肥沃な土が大好きですから、腐葉土をしっかり混ぜ込んで植え付けましょう。株で大きくなるのでゆったりとしたスペースを与えてあげると何年も植えっぱなしにできます。
小さな苗で買ってきたクリスマスローズが咲かない、という相談をよくされます。クリスマスローズは、ある程度株が生長しないと花は咲きません。そういう植物です。3~4号のポット苗で購入してきた場合は、開花まで3年は待つ覚悟をしてください。

クリスマスローズ

  • クリスマスローズは、クレマチス、ラナンキュラス、アネモネなどと同じキンポウゲ科の植物です。冬の花が少ない時期に花を咲かせる、常緑の植物です。

    日本ではヘレボラス属を全てひとくくりにクリスマスローズと呼びますが、本来のクリスマスローズはクリスマスの頃に開花する「ヘレボラス・ニゲル」を指す名前です。

    他には、咲き方や色が豊富な「ヘレボラス・オリエンタリス」や、グリーンの特徴的な花の形状が面白い「ヘレボラス・フェチダス」等、たくさんの種類があります。

    クリスマスローズにはグリーンの葉を低く繁らせた中から茎を長く伸ばす有茎種と、茎の低い無茎種があります。

    クリスマスローズは、クレマチス、ラナンキュラス、アネモネなどと同じキンポウゲ科の植物です。冬の花が少ない時期に花を咲かせる、常緑の植物です。  日本ではヘレボラス属を全てひとくくりにクリスマスローズと呼びますが、本来のクリスマスローズはクリスマスの頃に開花する「ヘレボラス・ニゲル」を指す名前です。  他には、咲き方や色が豊富な「ヘレボラス・オリエンタリス」や、グリーンの特徴的な花の形状が面白い「ヘレボラス・フェチダス」等、たくさんの種類があります。  クリスマスローズにはグリーンの葉を低く繁らせた中から茎を長く伸ばす有茎種と、茎の低い無茎種があります。

    ニゲル

     

ギボウシ

科名:ユリ科

学名:Hosta

分類:多年草

特徴:品種が多く、葉色が青味を帯びたグリーンから、グリーン単色、白斑入り、黄斑入りなど、バリエーションが豊富です。葉の大きさも様々で、庭の中で印象的な存在感を放ちます。
育て方:長く直射日光があたる場所に置いておくと葉焼けを起こします。日陰から半日陰の少し湿った場所が大好きです。放射状に広がる大きな葉は安定感があり、庭の中でオーナメンタルプランツとして存在感を発揮します。

ギボウシ(ホスタ)

  • ギボウシは世界の温帯地域で栽培されている多年草(宿根草)です。日本ではさまざまな野生種が分布し、その生育環境もさまざまです。古来より観賞用に植えられ、シーボルトがアメリカへ持ち帰って以来欧米で交配がなされ、多くの品種がつくりだされました。葉の色や形はもちろん葉の大きさもさまざまで、葉の長さが30センチ以上の大型、20センチ前後の中型、10センチ前後の小型の3タイプに大別されます。初夏から夏にかけて花茎を長く立ちあげてラッパ型の花を開花し葉との対比が美しい涼感ある姿を楽しめます。最近ではシェードガーデンの定番的存在です。ギボウシは冬は落葉して地上部がなくなります。

アナベル

科名:アジサイ

学名:Hydrangea arborescens Annabelle

分類:多年草

花期:6~8月

特徴:高さ1~1.5mくらいにまで成長するアメリカアジサイです。まん丸に咲く花は、咲き始めはグリーンで時間の経過とともに白に変わっていきます。花は秋まで放っていてベージュのドライフラワーのような状態まで楽しめます。緑が茂る庭の中でひと際明るい存在となります。

育て方:日本のアジサイと違って秋までに剪定すれば、翌年の花が楽しめます。11月くらいまでに剪定するようにしましょう。乾燥が苦手ですから、株元をしっかり観察して、乾いているようであれば水やりをします。

アナベル

  • アメリカアジサイやセイヨウアジサイの別名を持つアナベル。アジサイの仲間の落葉性低木です。

    アナベルは寒さ、暑さに強く育て方も容易で、初夏に20~30cmの大きな花が開花します。花の色は最初はグリーン、咲き進むにしたがって白くなる色の変化も素敵で、とても人気のある品種です。草花とも相性がよい色合いのため、最近のイングリッシュガーデンにも利用されています。

    アナベルは鉢ものの他、切り花としても出回っていて、切り花やドライフラワーとして利用されています。

クサソテツ

科名:イワデンタ科

学名:Matteuccia struthiopteris

特徴:別名コゴミです。日本の山野に自生しています。早春の新芽はコゴミと呼ばれる山菜です。抜け感のあるシダ特有の葉を放射状に広げる形が美しく、印象的なオーナメンタルプランツになります。株で増えていくので、群生させれば広範囲にグラウンドカバーとして活躍してくれます。

育て方:湿った場所を好みます。明るい日陰から暗い日陰まで、乾燥させないように注意が必要です。直射日光が長時間当たるような場所では葉焼けを起こします。

こごみ(クサソテツ)

  • 「こごみ」「コゴミ」とは、クサソテツの新芽の別称です。山菜としての流通名でもあります。「こごみ(コゴミ)」という名前は、ワラビやゼンマイのように先端を巻き込むような形状をしており、これが屈んでいるように見えるというのが所以です。食用としては灰汁が少なくぬめりが少しあります。

イカリソウ

科名:メギ科

学名:Epimedium

分類:多年草

花期:春3~4月

特徴:花の形が船の錨に似ているからイカリソウというのが名前の所以です。花色が豊富で白からピンク、淡い黄色まであります。春、まだ緑が濃くなる前に新芽の中で淡い色の小さな花を咲かせます。群生するので景色のなかで優しい色の塊となるのが可愛らしいです。

育て方:乾燥した半日陰を好みます。蒸れに弱いので注意しましょう。腐葉土がいっぱいのふかふかの土壌が大好きです。地下茎で増えて群生します。

イカリソウ(錨草)

  • 山野に自生するメギ科の多年草です。花の形が特徴的で、船の錨(いかり)のように見えることが名前の所以です。花色は白からピンク、黄色まで豊富です。その種類は多く、北半球を中心に数十種類あります。木洩れ日のあたる半日陰や日当たりのいい日陰を好みます。地下茎で増えるので、自生地では群生を見られます。

アガパンサス

科名:ユリ科

学名:Agapanthus

分類:多年草

花期:初夏6~7月

特徴:初夏に咲く淡いブルーのお花が爽やかな植物です。白花種もあります。すーっと伸びた茎の先に小さなラッパ状のお花の集合体を咲かせます。暑くなり始めた初夏のお庭の中で涼しげな印象を与えてくれるお花です。小型種もあります。

育て方:明るく乾燥した日陰を好みます。あまり暗い日陰ではお花は咲きません。葉が肉厚で平たく、縦に長く地面に広がるので、植えるときには広く場所を取るようにします。株で大きくなるので花も群れるように咲く姿が美しい植物です。

アガパンサス

  • アガパンサスはユリ科の多年草で、5月下旬ごろから7月頃、光沢と厚みのある葉が茂った中からすっと花首を立ち上げて花火のような放射状の涼やかな青い色の花を毎年咲かせます。南アフリカが原産で種類は10~20種あり、その性質は大変丈夫で育てやすいため、公園や花壇の植え込みなどによく植えられています。

    学名の「Agapanthus(アガパンサス)」は、ギリシャ語で愛を意味する「agape」と花を意味する「anthos」が語源となり、愛らしい花の美しさからこの名前が付けられています。南アフリカが原産で小さなユリに似た花をたくさん咲かせるので英名では「アフリカンリリー」と呼ばれ、和名では「紫君子蘭」と呼ばれます。

    アガパンサスは冬でも葉が枯れない多年草タイプのものと、冬になると地上部が枯れる宿根草タイプのものがあります。大きさは、大人の膝丈にも満たないくらいの大きさのものから、1mを超える大型のものまであります。花色は赤みがかった紫~青紫、白があります。紫色の花でも、色は濃いものから薄いものまでさまざまです。つぼみのまま花が開かないといった、少し変わった面白い品種もあります。

スミレ

科名:スミレ科

学名:viola

分類:多年草

花期:3~5月

特徴:明るい日陰でよく咲いてくれます。品種が豊富なので花色も様々です。白花からピンク濃淡紫、淡い黄色まで多様です。その可憐な花姿からは想像できないほど強健で、多少のことには負けません。

育て方:明るい日陰が好きです。木漏れ日が当たるような落葉樹の下に植えてあげると向いているし、絵になります。こぼれ種で増えていくのでいつの間にか群生した…なんていう嬉しいこともあります。

シラー

科名:ヒヤシンス科

学名:Scilla

分類:球根植物

花期:3~5月

特徴:うつむくようなベル状の花が連なって咲く姿が可愛らしい植物です。明るい日陰を好みます。森の中の木漏れ日が当たるような場所で群生します。花色もブルーに近い淡い紫から白、ピンクまであります。まだ緑の少ない初春にふわっとお庭に優しい色を提供してくれます。

育て方:落葉樹の足もとなどの明るい日陰に植えてあげるとよく咲きます。直射日光が強く当たるような場所は苦手です。夏に地上部が枯れてなくなりますので、お庭が寂しくならないように他のものとうまく組み合わせて植えます。分球してよく増えてくれるので、群生する可愛い姿を見られます。

シラー

  • シラーは秋に植えて春に花を咲かせる球根植物です。100種類以上が存在すると言われています。ベル型の小花を俯くように咲かせるタイプや、小花の集合した花を放射状に咲かせるタイプ、小花を穂のように上に向かって連なるように咲かせるタイプなど、咲き方も種類によって違います。花色もブルー以外に、青紫、紫、ピンク、白、と豊富です。

    シラーは日向から半日陰で良く育ちます。花を咲かせた後は、夏になると自然に葉が黄色くなり始め地上部が無くなっていきます。シラーには丈夫なものが多く、球根を一度植えたら数年植えっぱなしでも何度も咲いてくれます。勝手に分球で増えていくので、気が付くと庭の片隅で群生しているようなこともあります。

オダマキ

科名:キンポウゲ科

学名:Aquilegia

分類:多年草

花期:3~5月

特徴:オダマキは園芸品種も含めてたくさんの品種があります。花も目立たないような小さなものから、一重や八重咲まで多様です。花色も薄紫の他に白、ピンク、淡い黄色などがあります。寿命の短い多年草ですがこぼれ種で増えてくれます。キンポウゲ科特有のちょっと変わったお花の形状が可愛らしく、ファンの多い植物です。

育て方:蒸れに弱いので風通しのいい日陰に植えます。草丈は20~30㎝程度なので、シラーやムスカリなどの背の低い植物の少し後ろに植えます。肥沃な土壌を好みますので腐葉土をたっぷりと入れたふかふかの土に植えてください。

アルケミラ・モリス

科名:バラ

学名:Alchemilla mollis

分類:多年草

特徴:別名を「レディスマントル」と言い、ハーブの一つとされています。産毛のある、明るいグリーンの葉が日陰の庭を明るくしてくれます。初夏に咲く黄緑色の花も明るさを増してくれます。アルケミラ・モリスは葉の上の産毛が水を弾くので、雨上がりの葉の上の水滴も魅力の一つです。

育て方:夏の暑さと蒸れに弱いので風通しのいい半日陰に植えます。

アルケミラモリス

  • アルケミラモリスはバラ科の多年草です。明るい若草色の葉が美しく、初夏から秋にかけて咲く黄緑色の小花も可愛らしい植物です。ハーブではレディスマントルという別名で呼ばれることもあります。日当たりのいい半日陰に向いています。直射日光が当たり過ぎると葉焼けを起こしてしまいます。葉の表面にうっすらと毛があるので、水を弾きやすく、雨上がりには葉の表に水玉が溜まって可愛らしい姿を見られます。

目次に戻る≫

暗い日陰に向いている植物

クサソテツ 科名:イワデンタ科  学名:Matteuccia struthiopteris  特徴:別名コゴミです。日本の山野に自生しています。早春の新芽はコゴミと呼ばれる山菜です。抜け感のあるシダ特有の葉を放射状に広げる形が美しく、印象的なオーナメンタルプランツになります。株で増えていくので、群生させれば広範囲にグラウンドカバーとして活躍してくれます。  育て方:湿った場所を好みます。明るい日陰から暗い日陰まで、乾燥させないように注意が必要です。直射日光が長時間当たるような場所では葉焼けを起こします。

クサソテツ

科名:イワデンタ科

学名:Matteuccia struthiopteris

特徴:別名コゴミです。日本の山野に自生しています。早春の新芽はコゴミと呼ばれる山菜です。抜け感のあるシダ特有の葉を放射状に広げる形が美しく、印象的なオーナメンタルプランツになります。株で増えていくので、群生させれば広範囲にグラウンドカバーとして活躍してくれます。

育て方:湿った場所を好みます。明るい日陰から暗い日陰まで、乾燥させないように注意が必要です。直射日光が長時間当たるような場所では葉焼けを起こします。

こごみ(クサソテツ)

  • 「こごみ」「コゴミ」とは、クサソテツの新芽の別称です。山菜としての流通名でもあります。「こごみ(コゴミ)」という名前は、ワラビやゼンマイのように先端を巻き込むような形状をしており、これが屈んでいるように見えるというのが所以です。食用としては灰汁が少なくぬめりが少しあります。

オシダ

科名:オシダ科

学名:Dryopteris crassirhizoma

分類:シダ植物

特徴:大きくなるシダ植物です。暗い日陰でも元気に生長してくれます。透けるような葉の形状が印象的な植物なので、ギボウシやクリスマスローズのような平たい葉のとなりに植えるとお互いを活かせます。

育て方:湿った水はけのいい土壌が大好きです。半日陰から暗い日陰までよく育ちます。

ヤブラン

科名:ユリ科

学名: Liriope

分類:常緑多年草

特徴:日本ではおなじみの常緑のグラウンドカバーです。暗い日陰でもよく育ち、増えてくれます。見慣れた植物だからと敬遠しがちですが、明るいグリーンの葉のものや白い斑入りの植物などと組み合わせると絵になります。

育て方:非常に強健な植物です。放っておいても地下茎でよく増えます。日向から暗い日陰まで場所を選ばず良く育ちます。

ヤブラン

  • すっとした葉を伸ばす常緑のグラウンドカバーの定番です。濃いグリーンのものから、白やクリーム色の斑入りなど、最近では園芸品種も多く出回っています。「リリオペ」という学名で呼ばれることもあります。非常に乾燥に強く、日陰にも強いので、過酷な環境にもよく耐えます。昔から日本の庭園によく使用されているため、「和風」のイメージが強い植物ですが、和にも洋にもよく似合います。日向から半日陰くらいであれば春から初夏にかけて薄紫色の花を咲かせます。花の後に付ける深い藍色の実もきれいです。

アジュガ

科名:シソ科

学名: Ajuga

分類:多年草

花期3~5月

特徴:明るい日陰から日陰まで育てられます。濃い紫や青紫の花が特徴的です。葉もグリーンから斑入りまでいろいろあります。暗い日陰では花は咲きませんが、広く横に広がってくれるのでグラウンドカバーとして活躍してくれます。

育て方:手間のかからない植物です。植えっぱなしで勝手に広がってくれます。暗い日陰には斑入り種を植えてあげると、木漏れ日と一緒になって明るい景色を作ってくれます。

アジュガ

  • アジュガはシソ科の植物で、暑さ寒さに強く、子株のついたランナーを旺盛に伸ばし、日当たりのよくない場所でもよく増えます。アジュガは地面を覆うように生長する「匍匐(ほふく)性」なのでグランドカバーにうってつけです。春になると低く茂った葉の間から花茎を直立させ、紫やピンクの小花をいっせいに咲かせます。日本では「ジュウニヒトエ(十二単)」が自生しています。丈夫な反面、意図しないところまでアジュガで覆われてしまった…ということも。庭植えの場合、どこまでアジュガを使うのかイメージし、伸びてくるランナーを適宜曲げながら調整していくと美しく仕上がります。

    アジュガは耐陰性のある常緑多年草なので、シェードガーデン(日陰の庭)のグランドカバーに利用できます。花の色、葉の色など多品種があるので、花の咲く時期と花がない葉っぱのみの時期の色を考えた場所に植え付けると、見栄えのする植栽となります。

プシキニア

科名:ユリ科

学名:Puschkinia scilloides

分類:球根植物

花期:3~4月

特徴:白花やブルーのお花が可愛い、小さな球根植物です。落葉樹の足元などの明るい日陰でよく育ちます。まだ初春、周りが枯れ葉だらけの中に小さな花姿を見せて、和ませてくれます。

育て方:腐葉土でふかふかの肥沃な土壌に植えてあげてください。花が終わったら、花茎だけを摘み取り葉は残します。しっかり光合成をさせることで、翌春また可愛い花を咲かせてくれます。

目次に戻る≫

湿った日陰に向いている植物

ギボウシ 科名:ユリ科  学名:Hosta  分類:多年草  特徴:品種が多く、葉色が青味を帯びたグリーンから、グリーン単色、白斑入り、黄斑入りなど、バリエーションが豊富です。葉の大きさも様々で、庭の中で印象的な存在感を放ちます。  育て方:長く直射日光があたる場所に置いておくと葉焼けを起こします。日陰から半日陰の少し湿った場所が大好きです。放射状に広がる大きな葉は安定感があり、庭の中でオーナメンタルプランツとして存在感を発揮します。

ギボウシ

科名:ユリ科

学名:Hosta

分類:多年草

特徴:品種が多く、葉色が青味を帯びたグリーンから、グリーン単色、白斑入り、黄斑入りなど、バリエーションが豊富です。葉の大きさも様々で、庭の中で印象的な存在感を放ちます。

育て方:長く直射日光があたる場所に置いておくと葉焼けを起こします。日陰から半日陰の少し湿った場所が大好きです。放射状に広がる大きな葉は安定感があり、庭の中でオーナメンタルプランツとして存在感を発揮します。

ギボウシ(ホスタ)

  • ギボウシは世界の温帯地域で栽培されている多年草(宿根草)です。日本ではさまざまな野生種が分布し、その生育環境もさまざまです。古来より観賞用に植えられ、シーボルトがアメリカへ持ち帰って以来欧米で交配がなされ、多くの品種がつくりだされました。葉の色や形はもちろん葉の大きさもさまざまで、葉の長さが30センチ以上の大型、20センチ前後の中型、10センチ前後の小型の3タイプに大別されます。初夏から夏にかけて花茎を長く立ちあげてラッパ型の花を開花し葉との対比が美しい涼感ある姿を楽しめます。最近ではシェードガーデンの定番的存在です。ギボウシは冬は落葉して地上部がなくなります。

フウチソウ

科名:イネ科

学名:Hakonechloa macra

分類:多年草

特徴:小さな笹のような薄い葉が、風でよく動く可愛らしい植物です。明るい黄緑色の葉が日陰を明るくしてくれます。草盆栽などにもよく使われる植物で、しっかり根付けば元気に生長してくれます。株で大きくなるので、植え付け時には場所を考えてからにしましょう。

育て方:日陰から半日陰で育ちます。乾燥が嫌いなので、表土が乾いたらたっぷりと水を与えます。特に夏に葉が生き生きとしますから、夏は水を切らさないように注意します。

フウチソウ(風知草)

  • フウチソウ(風知草)は、日本の太平洋側を原産とするの1属1種の多年草で、古くから盆栽、山野草として愛されてきました。学名のHakonechloa macraは、「箱根産の草」という意味で、箱根近辺に多く見られることに由来しているそうです。フウチソウ(風知草)の葉っぱはずっと根元まで辿っていくと、つけ根でねじ曲がっていて、表が裏に、裏が表になっていることから「裏葉草(ウラハグサ)」の別名があります。一般的に流通・栽培されている風知草は、黄色い葉に緑色の筋が入る斑入り種の「キンウラハグサ」、他に明るい黄緑色の葉を持つ「黄金風知草(オウゴンフウチソウ)」や、葉の先端が赤くなる「紅風知草(ベニフウチソウ)」があります。ふさふさとボリュームのある葉が涼しげで、夏にぴったりの素材です。

    さらにフウチソウ(風知草)は、半日陰から暗めの日陰まで元気に育ってくれるので、シェードガーデンの強い味方です。葉の色も明るく、株ごと大きくなるので、寂しくなりがちな日陰のお庭に彩りを与えてくれます。

クサソテツ

科名:イワデンタ科

学名:Matteuccia struthiopteris

特徴:別名コゴミです。日本の山野に自生しています。早春の新芽はコゴミと呼ばれる山菜です。抜け感のあるシダ特有の葉を放射状に広げる形が美しく、印象的なオーナメンタルプランツになります。株で増えていくので、群生させれば広範囲にグラウンドカバーとして活躍してくれます。

育て方:湿った場所を好みます。明るい日陰から暗い日陰まで、乾燥させないように注意が必要です。直射日光が長時間当たるような場所では葉焼けを起こします。

こごみ(クサソテツ)

  • 「こごみ」「コゴミ」とは、クサソテツの新芽の別称です。山菜としての流通名でもあります。「こごみ(コゴミ)」という名前は、ワラビやゼンマイのように先端を巻き込むような形状をしており、これが屈んでいるように見えるというのが所以です。食用としては灰汁が少なくぬめりが少しあります。

オシダ

科名:オシダ科

学名:Dryopteris crassirhizoma

分類:シダ植物

特徴:大きくなるシダ植物です。暗い日陰でも元気に生長してくれます。透けるような葉の形状が印象的な植物なので、ギボウシやクリスマスローズのような平たい葉のとなりに植えるとお互いを活かせます。

育て方:湿った水はけのいい土壌が大好きです。半日陰から暗い日陰までよく育ちます。

ティアレラ

科名:ユキノシタ科

学名:Tiarella

分類:多年草

花期:春から秋

特徴:ヒューケラに似ているけれど、ヒューケラより小型の植物です。水はけのいい湿地が好きでよく育ちます。半日陰や高木の足元のような日陰でよく咲きます。ふわふわとした穂の白いお花が印象的な植物です。花姿が明確なお花と一緒に植えるとコントラストを楽しめます。

育て方:水はけがよく湿った場所が大好きです。明るい日陰でよく咲いてくれます。

ヒューケラ

科名:ユキノシタ科

学名:Heuchera

分類:多年草

花期:春から秋

特徴:和名は「ツボサンゴ」。カラーリーフとしても人気の植物です。明るいグリーンから銀葉、銅葉、さらには黄色のような葉まであります。お庭のアクセントになるカラーリーフとして利用できます。葉はそれほど大きくないので、印象を強くしたい場合は固めて植えます。株が大きくなる植物ではないので、固めて植えても問題はありません。

育て方:水はけのいい湿った場所を好みます。乾燥が続くと葉の外側からちりちりと焼けたようになってくるので気を付けましょう。品種によりますが、春から秋に細く長い花茎に小さな小花をたくさん咲かせます。

アルケミラ・モリス

科名:バラ

学名:Alchemilla mollis

分類:多年草

特徴:別名を「レディスマントル」と言い、ハーブの一つとされています。産毛のある、明るいグリーンの葉が日陰の庭を明るくしてくれます。初夏に咲く黄緑色の花も明るさを増してくれます。アルケミラ・モリスは葉の上の産毛が水を弾くので、雨上がりの葉の上の水滴も魅力の一つです。

育て方:夏の暑さと蒸れに弱いので風通しのいい半日陰に植えます。

目次に戻る≫

乾燥した日陰に向いている植物

イカリソウ 科名:メギ科  学名:Epimedium  分類:多年草  花期:春3~4月  特徴:花の形が船の錨に似ているからイカリソウというのが名前の所以です。花色が豊富で白からピンク、淡い黄色まであります。春、まだ緑が濃くなる前に新芽の中で淡い色の小さな花を咲かせます。群生するので景色のなかで優しい色の塊となるのが可愛らしいです。  育て方:乾燥した半日陰を好みます。蒸れに弱いので注意しましょう。腐葉土がいっぱいのふかふかの土壌が大好きです。

イカリソウ

科名:メギ科

学名:Epimedium

分類:多年草

花期:春3~4月

特徴:花の形が船の錨に似ているからイカリソウというのが名前の所以です。花色が豊富で白からピンク、淡い黄色まであります。春、まだ緑が濃くなる前に新芽の中で淡い色の小さな花を咲かせます。群生するので景色のなかで優しい色の塊となるのが可愛らしいです。

育て方:乾燥した半日陰を好みます。蒸れに弱いので注意しましょう。腐葉土がいっぱいのふかふかの土壌が大好きです。

イカリソウ(錨草)

  • 山野に自生するメギ科の多年草です。花の形が特徴的で、船の錨(いかり)のように見えることが名前の所以です。花色は白からピンク、黄色まで豊富です。その種類は多く、北半球を中心に数十種類あります。木洩れ日のあたる半日陰や日当たりのいい日陰を好みます。地下茎で増えるので、自生地では群生を見られます。

マウンテンミント

科名:シソ科

学名:Pycnanthemum muyicum

分類:多年草

特徴:葉に触れるとミントの香りがする植物です。白っぽいグリーンの葉が印象的で、すっと華奢な草姿をしています。乾燥気味で風通しのいい日陰から半日陰を好みます。

育て方:水はけがよく、風通しのいい場所に植えてください。乾燥気味に管理をした方が良く育ちます。夏の蒸れが嫌いです。

カレックス類

科名:カヤツリグサ科

学名:Carex

分類:多年草

特徴:カレックス類は本当に多様で、湿地が好きなものもありますが、多くは乾燥した日陰が好きです。風で動くようなしゃかしゃかした葉の形状が美しい植物です。明るいグリーンやゴールドに近い色、斑入り種など葉の色も様々ですから、お庭の雰囲気に合わせて選んでください。

育て方:「カンスゲ」や「カレックス・バリエガータ」など、乾燥に強い種類のものを選びます。明るい日陰から半日陰のような場所でよく育ちます。

カレックス

  • カレックスは園芸品種も含め、とてもたくさんの種類があります。日本原産の品種も多く、気付かないうちに目にしていることの多い植物です。カンスゲやヒゲスゲ、オオカサスゲなど日本の山野でもよく見かけます。細く長い葉が印象的なグラス類です。グリーンの濃さにもいろいろあり、深く濃い緑から明るいグリーン、斑入りまでと多様です。湿地を好む種類から乾燥気味が好きなものまでいろいろです。株で大きくなるので、グラウンドカバーにも適しています。

ヤブラン

科名:ユリ科

学名: Liriope

分類:常緑多年草

特徴:日本ではおなじみの常緑のグラウンドカバーです。暗い日陰でもよく育ち、増えてくれます。見慣れた植物だからと敬遠しがちですが、明るいグリーンの葉のものや白い斑入りの植物などと組み合わせると絵になります。

育て方:非常に強健な植物です。放っておいても地下茎でよく増えます。日向から暗い日陰まで場所を選ばず良く育ちます。

ヤブラン

  • すっとした葉を伸ばす常緑のグラウンドカバーの定番です。濃いグリーンのものから、白やクリーム色の斑入りなど、最近では園芸品種も多く出回っています。「リリオペ」という学名で呼ばれることもあります。非常に乾燥に強く、日陰にも強いので、過酷な環境にもよく耐えます。昔から日本の庭園によく使用されているため、「和風」のイメージが強い植物ですが、和にも洋にもよく似合います。日向から半日陰くらいであれば春から初夏にかけて薄紫色の花を咲かせます。花の後に付ける深い藍色の実もきれいです。

アジュガ

科名:シソ科

学名: Ajuga

分類:多年草

花期3~5月

特徴:明るい日陰から日陰まで育てられます。濃い紫や青紫の花が特徴的です。葉もグリーンから斑入りまでいろいろあります。暗い日陰では花は咲きませんが、広く横に広がってくれるのでグラウンドカバーとして活躍してくれます。

育て方:手間のかからない植物です。植えっぱなしで勝手に広がってくれます。暗い日陰には斑入り種を植えてあげると、木漏れ日と一緒になって明るい景色を作ってくれます。

アジュガ

  • アジュガはシソ科の植物で、暑さ寒さに強く、子株のついたランナーを旺盛に伸ばし、日当たりのよくない場所でもよく増えます。アジュガは地面を覆うように生長する「匍匐(ほふく)性」なのでグランドカバーにうってつけです。春になると低く茂った葉の間から花茎を直立させ、紫やピンクの小花をいっせいに咲かせます。日本では「ジュウニヒトエ(十二単)」が自生しています。丈夫な反面、意図しないところまでアジュガで覆われてしまった…ということも。庭植えの場合、どこまでアジュガを使うのかイメージし、伸びてくるランナーを適宜曲げながら調整していくと美しく仕上がります。

    アジュガは耐陰性のある常緑多年草なので、シェードガーデン(日陰の庭)のグランドカバーに利用できます。花の色、葉の色など多品種があるので、花の咲く時期と花がない葉っぱのみの時期の色を考えた場所に植え付けると、見栄えのする植栽となります。

アガパンサス

科名:ユリ科

学名:Agapanthus

分類:多年草

花期:初夏6~7月

特徴:初夏に咲く淡いブルーのお花が爽やかな植物です。白花種もあります。すーっと伸びた茎の先に小さなラッパ状のお花の集合体を咲かせます。暑くなり始めた初夏のお庭の中で涼しげな印象を与えてくれるお花です。小型種もあります。

育て方:明るく乾燥した日陰を好みます。あまり暗い日陰ではお花は咲きません。葉が肉厚で平たく、縦に長く地面に広がるので、植えるときには広く場所を取るようにします。株で大きくなるので花も群れるように咲く姿が美しい植物です。

目次に戻る≫

ファニチャーやオーナメントでかっこよく

シェードガーデンを植物じゃない方法で素敵にかっこよくするには、やっぱりファニチャー類が一番です。少しの植栽と、あるいは植栽が全く無くても!素敵なお庭が仕上がります。エクステリアに家具があるというのは、それだけでわくわくしますよね。椅子ひとつだけでいいんです。そこにあるだけで印象的な空間が作れますよ。

目次に戻る≫

▼関連記事

 

庭リノベの無料相談、お見積はMIDOLAS 10%OFFキャンペーン実施中!

関連ワード

今月のおすすめコンテンツ

「日陰の魅力!シェードガーデンに向いている植物をご紹介」の記事をみんなにも教えてあげよう♪

山田智美
山田智美

植物が好きで好きで、植栽設計、ガーデナー、生花店勤務を経て現在は、フリーランスの花屋「花や蜜」として活動中。「てのひらに森を」がテーマの花屋です。森の中にいるような、見ているだけで力が抜けていくようなお花を作り続けたいと思ってます。街中で突然お花を配る、「花ゲリラ棘」というゲリラ的花配り活動も不定期決行しています。

おすすめ