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「LOVEGREEN編集部」が監修している植物|植物図鑑951-960件 / 全1363件

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ヤセウツボ

  • ヤセウツボはハマウツボ科の一年草で寄生植物です。日本の在来種ではなく、外来種です。主にマメ科やキク科の植物に寄生します。特にマメ科のシャクジソウ属を好むので、アカツメクサやシロツメクサの群生のなかで見られることが多くあります。葉緑素を持たないので、色は全体的にベージュに近い茶色をしています。 ヤセウツボは葉も葉緑素も持たないので自分で光合成をすることはありません。つまり自分で養分を作ることが出来ないので、その代わりに他の植物の根に自分の根を寄生させて養分を取ります。 春になるとアカツメクサやシロツメクサの群生の中などで見つかります。他にもキク科やセリ科の植物の根にも寄生します。草むらの中から10㎝から40㎝くらいの茶色のヤセウツボが地面からにょきっと出ているので、目立ちます。 葉緑素を持ちませんが、他の植物に寄生して開花結実します。繁殖力が強いので、見付けたら早めに抜くようにしてください。日本では要注意外来生物に指定されています。

ティランジア・アエラントス

  • ティランジア・アエラントスはティランジアの中でもメジャーな品種で、園芸店やホームセンターなどでよく販売されています。しかしながら、現在流通しているアエラントスの大半がティランジア・テヌイフォリア(Tillandsia tenuifolia)などのティランジアと同じアノプロフィツム亜属の有茎種と交雑したものとなってしまっています。基本変種のティランジア・アエラントスは花色が濃く、また増えにくい傾向があります。 花色に変異があり、白花変異のティランジア・アエラントス・アルバ、まだら花変異のティランジア・アエラントス・マージナータがあります。どちらも基本変種以上に増えにくく、矮小化しやすい傾向にあります。

ヘテロパナックス・フレグランス

  • ヘテロパナックス・フレグランスはインド半島(インド亜大陸:インド、バングラデシュ、パキスタン、ネパール、ブータンを含む地域)から中国南部が原産の熱帯植物です。ガジュマルに似た作りしており、根が独特の形をしていて観葉植物として人気があります。まだ流通量はそれほど多くはありませんが、普及してきている種になります。幹はガジュマルに似ていますが葉はガジュマルよりも薄く、つやがあります。 水が好きな傾向があり、木が幼い間は水切れをさせないように注意しましょう。生長速度も遅くは無いため、初心者の方にもおすすめです。

リュウノヒゲ(ジャノヒゲ)

  • リュウノヒゲ(ジャノヒゲ)日本や東南アジア、フィリピンなどの森林地帯に自生するキジカクシ科の常緑多年草で、日本庭園だけでなく洋風のお庭にもワンポイントとして使われる品種です。 暑さ寒さにも強く、日陰にも強いのでグランドカバーとしても利用されます。花や実を楽しみたい場合はある程度の日照が必要なので、管理場所には注意しましょう。 リュウノヒゲ(ジャノヒゲ)の根は生薬の麦門冬となり、漢方薬で咳止めなどに効果のある麦門冬湯などに使われます。 リュウノヒゲはジャノヒゲとも呼ばれ、蛇の髭と表記することもありますが、蛇には髭はありませんよね。これは、もともとは「ジョウノヒゲ」と呼ばれていたものが「ジャノヒゲ」になったんだとか。ジョウノヒゲは「尉の髭」と書きます。能面の中に老人を表す「尉(じょう)」というお面の種類があります。尉の髭とは老人の髭のことです。

クリーピングボリジ

  • クリーピングボリジは一般的なボリジとは違い、匍匐性の多年草です。株全体がゴワゴワとした固い剛毛に覆われています。 一年草のボリジは立性で地植えにすると1m近くに生長しますが、クリーピングボリジは横に這うように広がって生長するため花丈は20~30cmほどです。花の開花時期もボリジは春に咲くのに対して、クリーピングボリジは春から秋と、とても長い期間花を咲かせます。花色は褪せたデニムのような淡い水色で、一年草のボリジに比べると目立たない色です。クリーピングボリジは性質がとても強く、環境に合えばこぼれ種で増えていきます。  

ブラキカム

  • ブラキカムは半耐寒性のキク科の一年草から多年草です。園芸種としては多年草のものが多く出回っています。花色は紫や白などで直径1.5~2cm程度の小さなデージーに似た花を咲かせます。ブラキカムの花期は春から秋までと長く、花が少なくなる夏に花壇の中で涼し気な可憐な花を咲かせてくれます。 加湿に弱く、蒸れが原因で根腐れを起こしてしまうことがあります。かと言って乾燥気味が好きな植物でもなく、乾燥が続くと地上部があっという間にぐったりとしてしまいます。夏は特に注意して、風通しの良い半日陰で管理し、水切れを起こさないように注意しましょう。  

ティランジア・レクタングラ

  • ティランジア・レクタングラはディアフォランテマ亜属に分類されている極小ティランジアです。近縁種にティランジア・フネブリスがありますが、本種の方が葉が柔らかで細く、草丈に対する葉数が多い印象があります。また、ティランジア・フネブリスに比べてティランジア・レクタングラの方が小型です。実物を見れば違いが分かるのですが、混同されやすく、現在レクタングラで流通しているものの殆どがティランジア・フネブリスと言っても過言ではありません。花は芳香性でティランジア・ウスネオイデスのような香りがあります。  

ティランジア・フネブリス

  • ティランジア・フネブリスはディアフォランテマ亜属に分類されるティランジアで、非常に小型です。花色の変異が多く、黄色や茶色、オレンジ色など様々です。近縁種にティランジア・レクタングラというティランジアがあり、姿が非常に似ているため本種とよく混同されますが、本種の方が葉が肉厚で硬く、長い印象があります。花は芳香性で、ティランジア・ウスネオイデスに似た甘い匂いがします。  

アロカシア・アマゾニカ

  • アロカシア・アマゾニカ(A. ‘Amazonica’)はアロカシア・ロウィー(A.lowii)とアロカシア・サンデリアナ(A.sanderiana)の東南アジア原産の交雑種です。濃い緑色に白く太い葉脈が入る葉が特徴で、人気が高い観葉植物です。性質は強健で、観葉植物ビギナーの方にもおすすめです。

サラダバーネット

  • サラダバーネットは、ヨーロッパでは古くから親しまれているハーブの一つです。化学薬品のなかった時代は、薬草として傷口に止血止めとして使われていました。 サラダバーネットの葉は、キュウリに似た爽やかな香りがします。サラダやスープの風味付け、お茶の他、クリームチーズやバターなどに練り込んで、ハーブバターとして使うこともできます。 サラダバーネットは日本に自生するワレモコソウの仲間で、生育環境さえ合えばとても育てやすいハーブのひとつです。サラダバーネットの葉のふちは、ギザギザとした波上の形態で、ロゼット状に広がりながら生育します。 サラダバーネットの開花期は主に初夏で、細長い茎を伸ばし球状の緑色のがくから、赤いひも状の雄しべを出します。 サラダバーネットはタイム、ミント、パセリ、ナスタチウムと相性がよく、コンパニオンプランツになります。

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