シルバースター コニファー 細長い葉を開きながら生やすため、枝先から見ると星型になっています。 比較的よく見かける品種で、葉にワックスが乗っているため青みがかった緑色に見えます。 葉が美しいため切り花などにも使われることがあるようです。
エルウッズゴールド コニファー 葉が開くように生えており、枝先から見ると星形のように見えます。 葉色は黄緑色で、香りが強いです。 エルウッズゴールドはエルウッディという品種の葉色が違う品種で、エルウッディ―よりも鮮やかな緑色をしています。
マンゴー 果樹 トロピカルフルーツの代表格のマンゴーですが、濃厚な甘みや香りと鮮やかな色彩で南国を感じさてくれる果物です。常緑の高木で原産地では40mにもなります。花は総状花序と呼ばれる小さな花が房状で咲き、強烈な腐敗臭を放ちます。この腐敗臭で受粉を助けるハエを引き寄せています。果実の果皮は系統によって、緑・黄色・桃紅色などさまざまですが、果肉は黄色~オレンジ色です。大きさも多様で、長さ3~25cm、幅1.5~15cm、と開きがあり、その形は広卵形とも勾玉形とも表されます。寒さに弱く温室栽培が一般的ですが、奄美大島~沖縄、小笠原諸島では路地栽培が可能です。マンゴーの果実の出回時期は、温暖な土地でのハウス栽培や輸入などで一年中流通していますが、一番多い時期は7月になります。国内産は4月〜8月頃。
バナナ 果樹 昔からデザートとして愛されてきたバナナ。現代でもアスリート必須の完全栄養食として人気を保っています。熱帯産の植物なので家庭で収穫するイメージがあまりありませんが、実は鉢植えからでも採れるんです。本来は5m以上も伸びる大きな多年草ですが、家庭での栽培用に改良された品種は1~2mまでしか成長せず、果実も採れるのでおすすめです。南国の雰囲気をいっぱいに発散しているので、インテリアとしても重宝します。冬の間は鉢カバーを用意して室内で楽しみます。果樹に見えますが、幹にあたる部分は、葉が重なり合った「擬茎」と呼ばれる部位です。
ナギ 庭木常緑 神社の境内でよく見られる、日本人にゆかりの深い樹木です。古来から神の宿る神聖な木とされてきました。 ツバキのような楕円形の葉をつけますが、分類学上は針葉樹の仲間です。 20mを超える大木に成長しますが、観葉植物として鉢植えで愛でることもできます。近年はパワースポットとして神社めぐりをする人が増え、ナギの鉢植えは幸運を招くアイテムとしても注目されています。 葉脈がすべて縦方向に走っているため、葉をちぎろうとしてもなかなかちぎれません。そこで、縁結び夫婦円満のシンボルにもなっています。ナギは「凪ぎ」に通じることから航海安全のご神木にもなっています。
グレープフルーツ 果樹 グレープフルーツはブンタンとオレンジが自然交配したもので18世紀に西インド諸島で発見されました。高さ6mほどになる常緑果樹で樹勢が強く400g前後の大きな果実を1本の枝にたくさんつける様子がブドウに似ることからグレープフルーツといわれています。果実は酸味と甘み、やや苦みが混じります。花びらが5枚の5cmほどの白色の花を5月頃に多数咲かせます。寒さに弱いためか大正時代に渡来した時には定着しなかったため、国内ではほとんど栽培されておらず流通している果実はフロリダや南アフリカからの輸入品が90%以上を占めています。
さくらんぼ 果樹 春に桜そっくりな白い清楚で可憐な花を咲かせ、初夏には輝くルビーのように愛くるしく美しい実を成らせて私たちの目を楽しませてくれるさくらんぼ。その果実は噛めば口の中ではじけるような食感とともに甘酸っぱい味覚が軽やかで可愛い香りともに広がります。 一般には木は桜桃、果実はさくらんぼと呼びわけられています。ソメイヨシノなどの花を鑑賞する桜との違いは、桜は白や桃色の花ですが、さくらんぼの花は真っ白で花粉の量が多く花の下にくびれがあり、かたまって咲くのが特徴です。また、ほとんどの木は相性の良い他の品種の花粉を受粉しないと結実しません。さくらんぼの名前は「桜の坊(桜の実)」が由来とされています。