- アセビ(馬酔木)は、日本各地に自生するツツジ科の常緑低木。光沢のある明るいグリーンの葉は、手のひらを広げたように放射状に付いています。適応できる環境が多く、さほど手入れの必要がないので、個人宅の庭木、ビルのエントランス植栽、公園、街路樹など幅広く利用されています。街中で見かけるアセビ(馬酔木)はきちんと刈り込まれ、樹形が整えられていますが、山野では大きく生長し、放任だと樹高が5mを越すことがあります。 アセビ(馬酔木)は、早春にドウダンツツジやスズランに似た白く小さな壺状の花が開花します。顔を近づけるとほのかに芳香があるのも特徴です。 「馬酔木」の名前の由来は、文字通り馬がこの木を食べると酔ったようになってしまったことにちなみます。毒性があるので、口に入れることのないように気を付けてください。