イングリッシュガーデンとは?デザインや作り方、おすすめ植物30種

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山田智美

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イングリッシュガーデンを自宅で作ってみませんか?イングリッシュガーデンの起源やタイプ、デザインや作り方をお話します。さらにイングリッシュガーデンにおすすめの植物を30種類紹介します。

目次

イングリッシュガーデンとは?

イングリッシュガーデンとは、グリーンをたくさん使った自然の景色そのもののような庭のこと。イングリッシュガーデン(English garden)は直訳すると英国式庭園、英国式庭園は風景式庭園とも呼ばれます。言葉の通り、風景画のように木々が風に揺れ、水が流れ、花が咲き誇る、自然あふれる庭園です。

イングリッシュガーデンとは、グリーンをたくさん使った自然の景色そのもののような庭のこと。イングリッシュガーデン(English garden)は、直訳すると英国式庭園、英国式庭園は風景式庭園とも呼ばれます。言葉の通り、風景画のように木々が風に揺れ、水が流れ、花が咲き誇る、自然あふれる庭園です。

ヨーロッパの庭の起源

ルネッサンスの頃にイタリアで、傾斜や噴水、トピアリーを使った整形された美しさが特徴のイタリア式庭園ができました。

17世紀になって、さらに平坦で花壇がシンメトリー(左右対称)に整えられたフランス式庭園ができました。

そして18世紀に入り、イギリスでグリーンをたくさん使った風景式庭園が作られるようになりました。その後19世紀に入ってから、農家などの小さな庭で自分たちが楽しむためのコテージガーデンが作られるようになりました

現在のイングリッシュガーデンは?

現在のイングリッシュガーデンは、風景式庭園からコテージガーデンまで、自然美を特徴とした庭を指します。風景式庭園のように、お城やお屋敷があり、川や池などの水、高木や低木と咲き乱れる花といった風景画のような庭園から、自宅で楽しむグリーン溢れる庭までイングリッシュガーデンと呼んでいます。

現在のイングリッシュガーデンは、風景式庭園からコテージガーデンまで、自然美を特徴とした庭を指します。風景式庭園のように、お城やお屋敷があり、川や池などの水、高木や低木と咲き乱れる花といった風景画のような庭園から、自宅で楽しむグリーン溢れる庭までイングリッシュガーデンと呼んでいます。

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イングリッシュガーデンのタイプ

イングリッシュガーデンは、全体が美しい眺めとして調和されていることが大切です。庭のスペース、建物との調和を考えるためにもタイプを知っておきましょう。

インフォーマルガーデン

インフォーマルガーデンは、フォーマルガーデンの反対にあるスタイルです。自然の景色と調和するような庭、野趣あふれる庭を指します。  インフォーマルガーデンでは人工的なマテリアルを避け、木材やアンティークレンガなどを使って自然に溶け込んでゆくように意識します。

インフォーマルガーデンは、フォーマルガーデンの反対にあるスタイルです。自然の景色と調和するような庭、野趣あふれる庭を指します。

インフォーマルガーデンでは人工的なマテリアルを避け、木材やアンティークレンガなどを使って自然に溶け込んでゆくように意識します。

コテージガーデン

コテージ(cottage)とは、小屋や田舎家を意味する単語です。コテージガーデンはその名の通り田舎家の小さな庭のような、植物溢れる庭のイメージです。  コテージガーデンには果樹や花、ハーブなどが色彩溢れるように植えられています。親密で心地よいクローズドな空間、新しいものと古いものの調和がとれた庭です。

コテージ(cottage)とは、小屋や田舎家を意味する単語です。コテージガーデンはその名の通り田舎家の小さな庭のような、植物溢れる庭のイメージです。

コテージガーデンには、果樹や花、ハーブなどが色彩溢れるように植えられています。親密で心地よいクローズドな空間、新しいものと古いものの調和がとれた庭です。

ボーダーガーデン

ボーダーガーデンはイングリッシュガーデンの代表的なスタイル。植物を背の高いものから低いものへと高低差をつけて、帯のように植えていく手法です。狭いスペースでも奥行きと自然感を演出できます。

ボーダーガーデンは、イングリッシュガーデンの代表的なスタイル。植物を背の高いものから低いものへと高低差をつけて、帯のように植えていく手法です。狭いスペースでも奥行きと自然感を演出できます。

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イングリッシュガーデンによく使われる用語

イングリッシュガーデンを作る際によく使われる用語を説明しましょう。

フォーカルポイント

フォーカルポイント(Focal point)は、日本語に訳すと焦点。庭の中で一番目線を集める場所を意味します。この場所にシンボルツリーや印象的な要素のものを配置します。

フォーカルポイント(Focal point)は、日本語に訳すと焦点。庭の中で一番目線を集める場所を意味します。この場所にシンボルツリーや印象的な要素のものを配置します。

グランドカバー

グランドカバーあるいはグラウンドカバーは地表を覆い隠す要素のことです。グラウンドカバープランツで代表的なものは、芝生やクローバーなど。表土がむき出しになっている状態よりも柔らかな印象になります。また、雑草対策としてグランドカバープランツを植えることもあります。

グランドカバーあるいはグラウンドカバーは、地表を覆い隠す要素のことです。グランドカバープランツで代表的なものは、芝生やクローバーなど。表土がむき出しになっている状態よりも柔らかな印象になります。また、雑草対策としてグランドカバープランツを植えることもあります。

シェード

シェードとは日陰のことです。庭に設置する日除けを指して、シェードと呼ぶことがあります。また、日が当たりにくい庭をシェードガーデンと呼ぶこともあります。

シェードとは日陰のことです。庭に設置する日除けを指して、シェードと呼ぶことがあります。また、日が当たりにくい庭をシェードガーデンと呼ぶこともあります。

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イングリッシュガーデンのデザイン

イングリッシュガーデンのデザイン

イングリッシュガーデンをデザインする際の注意点です。

レイアウト

庭を作る前にレイアウトきちんと計画しておくことはとても重要です。デザインのほとんどはここで決まります。レイアウトは平面で行いましょう。  上空から庭を見たような気持ちになって、どこに何を植えるか、どんな風に配置するかを考えます。

庭を作る前にレイアウトきちんと計画しておくことはとても重要です。デザインのほとんどはここで決まります。レイアウトは平面で行いましょう。

上空から庭を見たような気持ちになって、どこに何を植えるか、どんな風に配置するかを考えます。

縦の要素

平面でのレイアウトと同時に縦の要素も重要です。手前に背の高い樹木を植えてしまうと、奥の植物たちが見えなくなってしまいます。  高木の足元には背の低い草花を植えたり、草花の中でも高低差をつけるようにしたり、景色が平坦にならないように工夫をしましょう。

平面でのレイアウトと同時に縦の要素も重要です。手前に背の高い樹木を植えてしまうと、奥の植物たちが見えなくなってしまいます。

高木の足元には背の低い草花を植えたり、草花の中でも高低差をつけるようにしたり、景色が平坦にならないように工夫をしましょう。

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イングリッシュガーデンの作り方

実際に植物を植えて、イングリッシュガーデンを作りましょう。

日当たりを確認

日当たりは植物にとって、とても重要です。強い陽射しが一日中当たるのか、午前か午後のどちらかしか日が当たらないのか、落葉樹の下などで秋から春までは日当たりが良くなるのかなどを確認しましょう。

日当たりは、植物にとって、とても重要です。強い陽射しが一日中当たるのか、午前か午後のどちらかしか日が当たらないのか、落葉樹の下などで秋から春までは日当たりが良くなるのかなどを確認しましょう。

植物によって日当たりの好みは違います。それぞれの特性に合った場所に植え付けるようにしましょう。

生長を想像する

植え付ける前に植物の生長した姿を想像しましょう。購入時には小さな苗でも、生長すると大きくなる植物もあります。  植え付け時の華やかさばかり意識してしまうと、生長してから窮屈になることもあります。

植え付ける前に植物の生長した姿を想像しましょう。購入時には小さな苗でも、生長すると大きくなる植物もあります。

植え付け時の華やかさばかり意識してしまうと、生長してから窮屈になることもあります。

一年草と多年草の違いを知る

植物には大きく分けて一年草と多年草があります。一年草は花を咲かせて一年で枯れてしまう植物です。知らずに育てて「枯れてしまった!」とならないように、植え付け前に確認しましょう。

植物には、大きく分けて一年草と多年草があります。一年草は、花を咲かせて一年で枯れてしまう植物です。知らずに育てて「枯れてしまった!」とならないように、植え付け前に確認しましょう。

何年も育て続ける多年草と、毎年植え替える一年草を上手に組み合わせることで、飽きのこないイングリッシュガーデンが作れます。

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ベランダでできるイングリッシュガーデン

ベランダでも少しの工夫でイングリッシュガーデンの雰囲気を楽しめます。

アンティークのガーデンチェアやレンガを置いたり、使い古した感のあるアイアン素材のフェンスやシェルフを設置して雰囲気を作ることはできます。

鉢植えで育てられる花

ベランダをイングリッシュガーデンにするなら、鉢植えで育てられる植物を選ぶことが重要です。鉢植えで育てられて、イングリッシュガーデンの雰囲気に近づけることのできる植物を一部ですが紹介します。

バラ

バラは地植えでも鉢植えでも育てられます。大きめの鉢にオベリスクをセットしてつるバラを育てるだけで、美しい景色ができあがります。

バラは地植えでも鉢植えでも育てられます。大きめの鉢にオベリスクをセットしてつるバラを育てるだけで、美しい景色ができあがります。

クレマチス

春咲き種、四季咲き種、冬咲き種など種類が豊富にあるクレマチスは、品種を選べば、鉢植えでも育てられる植物です。フェンスやトレリスに大きく絡ませることができます。

春咲き種、四季咲き種、冬咲き種など種類が豊富にあるクレマチスは、品種を選べば、鉢植えでも育てられる植物です。フェンスやトレリスに大きく絡ませることができます。

シダ類

放射状に葉を広げるシダはオーナメントのような役割を果たしてくれる植物です。高さのある鉢に植えこむと独特の雰囲気を演出できます。

放射状に葉を広げるシダは、オーナメントのような役割を果たしてくれる植物です。高さのある鉢に植えこむと独特の雰囲気を演出できます。

ギボウシ

庭植えにするとどんどん大きな株に生長していくギボウシは鉢植えで管理すれば大きくなり過ぎることもなく、ベランダで楽しめます。イングリッシュガーデンで好まれる植物の一つです。

庭植えにするとどんどん大きな株に生長していくギボウシは、鉢植えで管理すれば大きくなり過ぎることもなく、ベランダで楽しめます。イングリッシュガーデンで好まれる植物の一つです。

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イングリッシュガーデンに欠かせない花11種

バラ

イングリッシュガーデンに欠かせない花と言えばバラです。野花のような雰囲気の一重咲きから豪華な八重咲き、オールドローズなどのカップ咲き、色も咲き方も多様です。さらに品種によって香りも違います。

  • 分類:落葉低木
  • 花期:4月~5月、9月~10月

イングリッシュガーデンに欠かせない花と言えばバラです。野花のような雰囲気の一重咲きから豪華な八重咲き、オールドローズなどのカップ咲き、色も咲き方も多様です。さらに品種によって香りも違います。

ムスカリ

ブドウを逆さにしたようなブルーの花を咲かせる球根植物です。ムスカリの可愛らしさは小さなつぶつぶとした花です。庭植えにしておくと勝手に分球して増えてくれます。

  • 分類:多年草(球根植物)
  • 花期:3月~4月

ブドウを逆さにしたようなブルーの花を咲かせる球根植物です。ムスカリの可愛らしさは小さなつぶつぶとした花です。庭植えにしておくと勝手に分球して増えてくれます。

チューリップ

春を代表するような花、チューリップ。原種系の野花のような雰囲気のものから、花びらがたっぷりとした豪華な園芸種まで、たくさんの種類があります。

  • 分類:多年草(球根植物)
  • 花期:4月~5月

春を代表するような花、チューリップ。原種系の野花のような雰囲気のものから、花びらがたっぷりとした豪華な園芸種まで、たくさんの種類があります。

ヒヤシンソイデス(シラーカンパニュラータ)

俯くように咲く姿が美しい、ヒヤシンソイデス。イングリッシュ・ブルーベルと呼ばれる淡いブルーの花が有名ですが、他にヒヤシンソイデスの花色は、白、ピンクなどがあります。

  • 分類:多年草(球根植物)
  • 花期:4月~5月

うつむくように咲く姿が美しい、ヒヤシンソイデス。イングリッシュ・ブルーベルと呼ばれる淡いブルーの花が有名ですが、他にヒヤシンソイデスの花色は、白、ピンクなどがあります。

ルピナス

ノボリフジという和名を持つルピナスは、その名の通り藤を逆さにしたような花を咲かせるマメ科の植物です。草丈1mを越す大きなものから30㎝程度の矮性種まであります。花色は白、ピンク、青紫、紫、黄色などがあります。

  • 分類:一年草(多年草)
  • 花期:4月~6月

ノボリフジという和名を持つルピナスは、その名の通り藤を逆さにしたような花を咲かせるマメ科の植物です。草丈1mを越す大きなものから30㎝程度の矮性種まであります。花色は白、ピンク、青紫、紫、黄色などがあります。

クレマチス

つる植物の女王との異名を持つクレマチスは花色、咲き方ともバリエーション豊富です。花付きもよく、毎年よく咲いてくれます。春だけ開花する一季咲き、四季咲き、冬咲きなどがあります。

  • 分類:多年草
  • 花期:4月~7月、9月~10月、12月~2月

つる植物の女王との異名を持つクレマチスは、花色、咲き方ともバリエーション豊富です。花付きもよく、毎年よく咲いてくれます。春だけ開花する一季咲き、四季咲き、冬咲きなどがあります。

カンパニュラ・パツラ

カンパニュラの仲間で、草丈は50㎝以上、群生する姿は美しく見応えがあります。冷涼な気候を好むため、寒冷地向けの植物です。

  • 分類:多年草
  • 花期:5月~6月

カンパニュラの仲間で、草丈は50㎝以上、群生する姿は美しく見応えがあります。冷涼な気候を好むため、寒冷地向けの植物です。

ジギタリス

ジギタリスは草丈高く50㎝程度から2m近くまで生長する、ボーダーガーデンに欠かせない花です。釣り鐘型の花を下向きにたくさん咲かせます。花色のバリエーションも豊富で見応えがあります。

  • 分類:多年草
  • 花期:5月~6月

ジギタリスは、草丈高く50㎝程度から2m近くまで生長するボーダーガーデンに欠かせない花です。釣り鐘型の花を下向きにたくさん咲かせます。花色のバリエーションも豊富で見応えがあります。

アストランティア

アストランティアの花言葉や種類、特徴をご紹介!アストランティアは、星のような形の花を咲かせる植物。自然の風情が感じられるナチュラルな雰囲気が人気で庭植えや鉢植え、切り花、ドライフラワーなどに幅広く使われています。

  • 分類:多年草
  • 花期:5月~7月

小花が風に揺れるように咲くアストランティアは、イングリッシュガーデンで好まれる植物です。花色はピンク、白、赤などがあります。

アスチルベ

アスチルベはシェードガーデンでよく育ちます。ふわふわとした綿菓子のような花が可愛らしい植物です。アスチルベの花色はピンク、白、赤などがあります。

  • 分類:多年草
  • 花期:5月~7月

アスチルベは、シェードガーデンでよく育ちます。ふわふわとした綿菓子のような花が可愛らしい植物です。アスチルベの花色は、ピンク、白、赤などがあります。

セージ

セージにはたくさんの種類があります。セージとサルビアは呼び名が違うだけで同じ植物を指します。草丈高く、草姿が華奢なため、風を感じる植物としてイングリッシュガーデンで好まれます。線状に咲く姿から、ボーダーガーデンの中段~後方に植栽する植物としても利用されています。

分類:多年草

花期:5月~11月

セージにはたくさんの種類があります。セージとサルビアは呼び名が違うだけで同じ植物を指します。草丈高く、草姿が華奢なため、風を感じる植物としてイングリッシュガーデンで好まれます。線状に咲く姿から、ボーダーガーデンの中段~後方に植栽する植物としても利用されています。

アナベル

アメリカアジサイ、セイヨウアジサイなどとも呼ばれるアナベル。真白なボールのような花を咲かせるアジサイです。剪定時期に神経質になる必要もないので育てやすい植物です。

  • 分類:多年草
  • 花期:6月~7月

アメリカアジサイ、セイヨウアジサイなどとも呼ばれるアナベル。真白なボールのような花を咲かせるアジサイです。剪定時期に神経質になる必要もないので育てやすい植物です。

エキナセア

夏に可愛らしい花を咲かせてくれるエキナセアは、暑い季節の庭の味方です。草丈も高く、庭の雰囲気づくりに一役買ってくれます。

  • 分類:多年草
  • 花期:6月~8月

夏に可愛らしい花を咲かせてくれるエキナセアは、暑い季節の庭の味方です。草丈も高く、庭の雰囲気づくりに一役買ってくれます。

モナルダ

タイマツバナ、ビーバーム、ベルガモットなどの名前を持つモナルダはハーブとしても有名です。全草に爽やかな香りがあります。

  • 分類:多年草
  • 花期:6月~9月

タイマツバナ、ビーバーム、ベルガモットなどの名前を持つモナルダは、ハーブとしても有名です。全草に爽やかな香りがあります。

ガイラルディア

ガイラルディアは鮮やかな色と大きな花が印象的なキク科の多年草です。庭のなかで色のアクセントのような役割を果たしてくれます。

  • 分類:多年草
  • 花期:6月~10月

ガイラルディアは、鮮やかな色と大きな花が印象的なキク科の多年草です。庭のなかで色のアクセントのような役割を果たしてくれます。

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イングリッシュガーデンにおすすめの宿根草4種

ギボウシ

ギボウシは日本原産ながらイギリスで多くの園芸種が作出され、逆輸入されてきた植物です。グリーンの濃淡や斑入りの美しさを楽しめます。ギボウシは半日陰を好むので、シェードガーデンや日当たりが悪いような場所を明るく彩ってくれます。

  • 分類:多年草
  • 花期:7月~8月

ギボウシは、日本原産ながらイギリスで多くの園芸種が作出され、逆輸入されてきた植物です。グリーンの濃淡や斑入りの美しさを楽しめます。ギボウシは半日陰を好むので、シェードガーデンや日当たりが悪いような場所を明るく彩ってくれます。

ビンカ(ツルニチニチソウ

ビンカとはツルニチニチソウの学名です。ニチニチソウとは別種の植物になります。上に伸びるよりも横に這うように伸びていくので、グランドカバーとして人気があります。

ヒメツルニチニチソウ

  • 分類:多年草
  • 花期:3月~7月

ビンカとは、ツルニチニチソウの学名です。ニチニチソウとは別種の植物になります。上に伸びるよりも横に這うように伸びていくので、グランドカバーとして人気があります。

アジュガ

アジュガは草丈低く、地下茎で広がっていくので、グランドカバーとして人気の植物です。春から初夏にかけて小さな花も楽しめます。

  • 分類:多年草
  • 花期:4月~6月

アジュガは、草丈低く地下茎で広がっていくので、グランドカバーとして人気の植物です。春から初夏にかけて小さな花も楽しめます。

ラムズイヤー

ラムズイヤーはふわふわとした産毛が生えたような草姿が可愛らしい植物です。名前の由来は、葉が子羊の耳に似ているから。初夏に咲く淡い紫色の花も可愛らしく魅力があります。

  • 分類:多年草
  • 花期:5月~7月

ラムズイヤーは、ふわふわとした産毛が生えたような草姿が可愛らしい植物です。名前の由来は、葉が子羊の耳に似ているから。初夏に咲く淡い紫色の花も可愛らしく魅力があります。

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イングリッシュガーデンにおすすめの庭木5種

マグノリア

マグノリアはモクレンの仲間の総称です。春に高木の上に白やピンク、紫の爽やかな香りの花を咲かせます。

  • 分類:落葉高木
  • 花期:3月~4月

マグノリアは、モクレンの仲間の総称です。春に高木の上に白やピンク、紫の爽やかな香りの花を咲かせます。

クラブアップル

クラブアップルは、春に桜のような花を咲かせ、秋から冬に小さなリンゴのような実を付けます。

  • 分類:落葉高木
  • 花期:4月

クラブアップルは、春に桜のような花を咲かせ、秋から冬に小さなリンゴのような実を付けます。

藤はつる性の落葉樹です。房飾りのような花を枝から下げるように咲かせます。アーチやパーゴラに絡ませると、満開の季節にはとても見事な景色になります。

  • 分類:落葉高木(つる性木本)
  • 花期:4月

藤はつる性の落葉樹です。房飾りのような花を枝から下げるように咲かせます。アーチやパーゴラに絡ませると、満開の季節にはとても見事な景色になります。

ライラック

ライラックは優しい香りの花を咲かせる落葉高木です。花色は薄紫、ピンク、白などがあります。

  • 分類:落葉高木
  • 花期:4月~5月

ライラックは、優しい香りの花を咲かせる落葉高木です。花色は、薄紫、ピンク、白などがあります。

ブッドレア

ブッドレアは甘い香りの房状の花を咲かせる低木です。花色は紫、白、ピンク、複色などがあります。

分類:落葉低木

花期:7月~10月

ブッドレアは、甘い香りの房状の花を咲かせる低木です。花色は紫、白、ピンク、複色などがあります。

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イングリッシュガーデンにおすすめの香りの良い花5種

スイセン

スイセンの花は歩いていても足を止めてしまうくらい、爽やかで優しい香りがします。冬に咲き始める早咲き種から春に開花する品種まであります。

  • 分類:多年草(球根植物)
  • 花期:11月~4月

スイセンの花は、歩いていても足を止めてしまうくらい、爽やかで優しい香りがします。冬に咲き始める早咲き種から春に開花する品種まであります。

モッコウバラ

カスタードクリームのような淡い黄色が印象的なモッコウバラは、原種のバラです。満開の季節には優しい香りを思いっきり楽しめます。花色は黄色の他に白があります。

  • 分類:落葉低木
  • 花期:4月

カスタードクリームのような淡い黄色が印象的なモッコウバラは、原種のバラです。満開の季節には優しい香りを思いっきり楽しめます。花色は黄色の他に白があります。

▼モッコウバラ(木香薔薇)について詳しくご紹介しています

シャクヤク

シャクヤクはピオニーとも呼ばれ、香水もあるくらい香りの良い花です。たっぷりと幾重にも重なった花びらが豪華な美しい花で、似たような花木にボタンがあります。

  • 分類:多年草
  • 花期:5月~6月

シャクヤクはピオニーとも呼ばれ、香水もあるくらい香りの良い花です。たっぷりと幾重にも重なった花びらが豪華な美しい花で、似たような花木にボタンがあります。

スイカズラ(ハニーサックル)

スイカズラはハニーサックルとも呼ばれ、香水の原料としても人気のつる植物です。病害虫の被害も少なく、育てやすい植物です。

  • 分類:多年草
  • 花期:4月~5月

スイカズラはハニーサックルとも呼ばれ、香水の原料としても人気のつる植物です。病害虫の被害も少なく、育てやすい植物です。

テイカカズラ

テイカカズラは常緑のつる植物で、フェンスなどに巻き付きながら生長します。花は中心がややクリーム色で全体は白、甘くうっとりするほど優しい香りがします。

  • 分類:常緑高木(つる性木本)
  • 花期:5月~7月

テイカカズラは常緑のつる植物で、フェンスなどに巻き付きながら生長します。花は中心がややクリーム色で全体は白、甘くうっとりするほど優しい香りがします。

 

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イングリッシュガーデンは、自然の中に身を置いているような優しい気分になれる庭です。様式美にとらわれ過ぎず、心地よさを優先させることが大切です。植物を上手に育てて、素敵な雰囲気のイングリッシュガーデンを作ってください。

 

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山田智美

植物が好きで好きで、植栽設計、ガーデナー、生花店勤務を経て現在は、フリーランスの花屋「花や蜜」として活動中。「てのひらに森を」がテーマの花屋です。森の中にいるような、見ているだけで力が抜けていくようなお花を作り続けたいと思ってます。街中で突然お花を配る、「花ゲリラ棘」というゲリラ的花配り活動も不定期決行しています。

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