育ててワクワクたのしいエディブルガーデン|3月の作業

LOVEGREEN編集部

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公開日 :

illustration:小野寺 葉月

エディブルガーデンとは

野菜や果樹、ハーブなど食べられる植物を取り入れ、育てて収穫を楽しむことができる庭や菜園のことを意味します。

さぁ、3月はたのしいエディブルガーデンの種まきをはじめる季節ですが…
ちょっと待って!その前に…

野菜やハーブを育てる家庭菜園の環境をもう一度思い出して下さい。

みなさんが選んだ野菜はその環境でしっかり育ちますか?

 

目次

種を準備する前に考えてみること

日当たり別おすすめ野菜とハーブ

種袋のウラも見てみよう! Part1

種袋のウラも見てみよう! Part2

 

種を準備する前に考えてみること

菜園の環境に合った野菜を選ぶ 育ててみたい野菜の種を買ってきて、皆さんが種をまいてみることはとても素敵なことです。 でも、やみくもに種をまいてしまうのは困りものです。 皆さんの菜園の環境に合った野菜を選ぶことも、家庭菜園を成功させる重要なポイントになります。 皆さんの家庭菜園の場所はどんな環境ですか?  とはいうものの、環境を定義する明確な定義はありません。なぜなら、作物を育てるにあたり太陽の光以外にも温度や、水分量、肥料などが相互に影響し合うからです。  そのため、その場所が半日陰なのか?日陰なのか?などはじつに曖昧です。日当たりなどの環境はこだわり過ぎることなく、しかし作物を育てる有力な判断材料として捉えましょう。

菜園の環境に合った野菜を選ぶ

育ててみたい野菜の種を買ってきて、皆さんが種をまいてみることはとても素敵なことです。でも、やみくもに種をまいてしまうのは困りものです。

皆さんの菜園の環境に合った野菜を選ぶことも、家庭菜園を成功させる重要なポイントになります。皆さんの家庭菜園の場所はどんな環境ですか?

とはいうものの、環境を定義する明確な定義はありません。なぜなら、作物を育てるにあたり太陽の光以外にも温度や、水分量、肥料などが相互に影響し合うからです。

そのため、その場所が半日陰なのか?日陰なのか?などはじつに曖昧です。日当たりなどの環境はこだわり過ぎることなく、しかし作物を育てる有力な判断材料として捉えましょう。

植物に無理をさせない育て方

日当たりの良い環境を好むのに、日陰で育てたため生育が悪くなったプチヴェール  太陽の光が大好きな植物に光を当ててあげなかったり、反対に強い光が苦手な植物に真夏の太陽の直射日光を当てるのはかわいそう。 せっかく種をまいたのに、枯れてしまっては悲しいですね。 植物の特性を考え、育てる環境の長所を生かした家庭菜園を楽しみましょう。

日当たりの良い環境を好むのに、日陰で育てたため生育が悪くなったプチヴェール

太陽の光が大好きな植物に光を当ててあげなかったり、反対に強い光が苦手な植物に真夏の太陽の直射日光を当てるのはかわいそう。

せっかく種をまいたのに、枯れてしまっては悲しいですね。植物の特性を考え、育てる環境の長所を生かした家庭菜園を楽しみましょう。

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日当たり別おすすめ野菜とハーブ

近くに建物があると、どうしてもできてしまうのが日陰です。ご自宅の環境が日陰というだけで絶望してしまいそうになりますが、人にもそれぞれ性格があるように、野菜にもいろんな性質があります。半日陰だからこそ育つ野菜だってあります。植物の特性にあった場所で育ててみましょう。

日当たりバツグン

太陽の光をしっかり浴びることができる環境です。  太陽の光が大好きな野菜を育てましょう。太陽の光で光合成が活発になり、野菜の甘みも増してくれます。

illustration:小野寺 葉月

太陽の光をしっかり浴びることができる環境です。

太陽の光が大好きな野菜を育てましょう。太陽の光で光合成が活発になり、野菜の甘みも増してくれます。

ミニトマト

  • トマトの原種は、大玉トマトではなく植物学者たちの調査によりチェリートマト(ミニトマト)ということが分かっています。

    大玉トマトの方が突然変異として、チェリートマト(ミニトマト)よりも後に生まれました。アンデス高原に自生していたトマトの野生種は、いずれもチェリートマトの種類だったようです。

    原産地では多年草ですが、日本のような温帯で育てると1年草として栽培されます。

    この野生種のトマトは、メキシコから北米に伝わり、実際に栽培されるようになったのは19世紀に入ってからです。ヨーロッパへ伝わるのは、コロンブスの新大陸発見が大きく影響し、ヨーロッパでトマトを食べるようになったのは、18世紀以降といわれています。

    当初、トマトは観賞用として育てられ、食用とされることはありませんでした。というのも、新大陸からヨーロッパに伝わった時に、トマトの実がとても赤いために有毒植物と信じられていたからです。

    日本に伝わったのは、17世紀の江戸時代ですが、同じように観賞用として伝わってきましたが、やはり「赤茄子」としての価値しか見出せず、しばらくの間観賞用としてのみ育てられていました。

    トマトの赤い実は毒性ではありませんが、じつはトマトの苗自体には有毒物質が含まれています。完熟のトマトにはほとんど含まれていませんが、「トマチン」といって、花・葉・茎などに含まれています。そのため、ピーマンの葉は食すことはできますが、トマトの葉は食べることができません。

    現在では、様々な品種が改良され、青臭さもなく、まるでフルーツのような甘いミニトマトもでき、人気の野菜の一つです。

    緑黄色野菜の1つで、クエン酸、リコピン、グルタミン酸など栄養も豊富。健康や美容にも効果があることも人気の理由。サラダから、煮込み料理、ソースなど様々な料理に使えます。

きゅうり(キュウリ・胡瓜)

  • きゅうりはつる性の植物で、そばにあるものに巻き付くように伸びて生長していきます。

    きゅうりは未熟果を収穫する野菜のため、関東地方では5月初旬に植えつけると6月には収穫時期を迎え、代表的な春夏野菜の中では一番最初に収穫できる野菜です。種から育てても、収穫するまでの日数は2か月間位しかかかりません。

    きゅうりの果実の生長は著しく、1日で3cm以上も大きくなるため採り遅れると巨大化してしまいます。

    きゅうりの外側の表面の白い粉のようなものは、ブルームといって乾燥や雨などからきゅうりを守るために自然にできた物質です。最近のきゅうりの品種は、このブルームがあまりない、艶々のきゅうりが市場に多く出回っています。

    きゅうりの歴史は3000年ほど前と言われており、日本では1000年前から栽培されていたとされています。そんな歴史あるきゅうりも、切り口が徳川家の葵の紋に似ていたことから江戸時代には大変不人気の野菜だったそうです。

ナス(なす・茄子)

  • 原産はインドです。日本には奈良時代に中国から伝わり、古くから日本人に親しまれた野菜のひとつです。ナスの形は、丸や卵、中長、長形など様々な品種が栽培されています。幅広く料理にも使えるので和洋中問わず、味を楽しむことができます。

    みなさんがよくご存じの縁起の良い初夢の順番「一富士、二鷹、三茄子」ですが、江戸時代の初物のナスは1個がなんと1両。そのため庶民が正月に初物のナスを食べることは、夢のまた夢…叶わぬ夢でした。初夢にナスが登場すると縁起が良いとされるのもこのことからうかがえます。
    現在のようにハウス栽培がない江戸時代で、冬に高温作物のナスを作るためには、油紙障子でハウスのようなものを作り、馬糞や麻屑(あさくず)などを踏み込んだ発酵材でエコに温度を上げるなどして、手間暇かけて栽培していたそうです。

ピーマン

  • ピーマンは、ナス科トウガラシ属の南アメリカ原産の一年草で、属名からわかるようにトウガラシの仲間です。比較的病害虫にも強く、プランターでも育てることができるので、ベランダやお家で育てやすい野菜の1つです。

    ピーマンの幼苗の頃は、トウガラシ、パプリカと葉の形、枝の付き方、花なども見分けがつかないほどよく似ています。

パプリカ

  • 果実の色がライムグリーンからオレンジ、レッドへと変化するパプリカですが、どの段階で食しても甘みがあり、そのままでも美味しく食べられるパプリカは、見た目も鮮やかでとても美しい野菜のひとつです。

    果肉が厚くジューシーな食感で、苦味や青臭さがないので生のままでもおいしく食べられます。サラダはもちろん、炒め物やマリネにしても美味しくいただけます。

    パプリカに似たピーマンも同じ甘味種のトウガラシです。

スイカ(西瓜・すいか)

  • スイカは紀元前5000年にはすでに南アフリカで栽培されており、3000年前のエジプトでも栽培が行われていたそうです。その後中国に伝わり、中国から日本へ渡来したと言われています。

    中国語では水分が多く、西域から伝わったため、「西瓜」と呼ばれるようになりました。日本でも漢字で西瓜と書きます。

    南アフリカ中央のカラハリ砂漠から、サバンナ地帯で野生種が見つかっているため、アフリカが起源とされています。

    あんなにも水分を含むスイカの原産地が、砂漠というのはとても意外ですね。

    スイカは高温と乾燥を好むため、多湿に弱い性質があります。家庭菜園でスイカを育てるときは、くれぐれも水の与えすぎには注意しましょう。

    つる性の植物で、葉は大きく切れ込みが入った形をしています。他のウリ科の野菜と同じように、1株に雌花と雄花が存在する雌雄異花(しゆういか)の植物です。

    スイカの形は、日本では球形が主流ですが、海外では楕円形が主に流通しています。

     

かぼちゃ(南瓜・カボチャ)

  • カボチャの葉は大きて丸く、つるは土を這うように伸びて生長します。

    カボチャの雌花は、下が膨らんだ形をしており、雄花と受粉することで実がなります。

    日本かぼちゃは、割ると見た目が菊の花のような形をしており、表面はごつごつしています。

    カボチャの関東での収穫時期といえば夏が旬ですが、冬至にカボチャを食べる風習があります。夏とは正反対の冬至の時期にカボチャを食べる習慣となったのは、カボチャの優れた保存性のおかげです。夏に収穫したカボチャを、冬まで保存しておくことが可能だったため、緑黄色野菜が無くなる冬の時期にカボチャを食す文化ができたというわけです。

ゴーヤ

  • 正式和名は「ツルレイシ」といいますが、沖縄本島では「ゴーヤー」、宮古島では「ゴーラー」、八重山地方(石垣島や西表島など)では「ゴーヤ」、九州では「レイシ」「ニガゴリ、ニガゴイ」などとよばれており、本州などでは「ニガウリ」とも呼ばれています。テレビ番組をきっかけに全国的に普及し、ゴーヤという名前で親しまれるようになりました。独特な苦味のあるゴーヤは、温かい地方の夏バテ解消のメニューとしても全国的に有名です。

    家庭菜園としてゴーヤを育てる以外にも、つる性植物の特性を利用して夏の緑のカーテンとしても人気のゴーヤです。

    ネットに絡ませてカーテンやシェード風に仕立てるゴーヤのグリーンカーテンは、緑の森の中にいるような気分を味わえるだけでなく、室温を下げる効果もあり、暑い夏を乗り切るための人気ガーデニングアイテムになります。

大根(ダイコン・だいこん)

  • 大根はアブラナ科の主に肥大した根の部分を食用とする野菜で、古くから栽培されてきたために、地域ごとに在来品種が多く存在します。

    また昔から品種改良がおこなわれてきたので、長いものや丸いものなどバリエーションが豊富で、大根の品種としては少なくとも200種類以上はあるともいわれています。辛みが特徴の辛み大根や、中国大根とよばれる内部が鮮やかな紅色や緑色の大根もあります。土地の名前が付いた品種も多く、その土地の食文化とも結びついています。

    大根は、ビタミンAやビタミンC、消化を助けるジアスターゼなどが豊富に含まれ和食に欠かせない野菜の一つです。

    大根の栽培時期は、厳寒地以外は春まきと秋まき、どちらも栽培できるので、時期に合った品種を選ぶことが大切です。

    プランターで栽培する場合は、できるだけ深さのあるプランターを選び、培養土は粒子の細かいものを選びましょう。培養土の袋を使って栽培することもできます。またミニダイコンや丸大根の品種を選ぶと作りやすいでしょう。

ニンジン(人参)

  • 人参(にんじん)はパセリやセロリの仲間で、セリ科の1年草です。

    三寸人参、五寸人参、春まき人参などの種類により、収穫するまでの栽培日数も違ってきます。

    人参(にんじん)は直根性のため移植には不向きです。直に、プランターや畑に種をまいて育てます。種をまいた後、主根を地中深く伸ばしながら、側根が生長します。主根の生長が終わると、根の上の方から少しずつ太りだし、大きくなっていきます。その証拠に、人参(にんじん)を輪切りにしてみると、断面図が木の年輪のようになっています。

    人参(にんじん)は根を肥大させた部分を食べますが、人参(にんじん)の細く繊細な葉にもとても栄養があり、葉が小さくて柔らかいうちはサラダにしたり、大きい葉になり少し硬くなると天ぷらなどにして食べることができます。

    人参(にんじん)の色はオレンジ色が一般的ですが、金時ニンジンのように赤い色、黄色や紫、白い人参(にんじん)まで様々な色があります。

オクラ(おくら)

  • オクラはアフリカ北東部が原産のアオイ科の植物で、世界各地共通でオクラ「okra」と呼ばれている野菜です。
    原産地では多年草として生育できますが、四季がある日本では冬越しが厳しいため一年草扱いとなります。

    オクラの花は中心部が濃い紫色になっていて、外側のクリーム色の花びらとのコントラストは、野菜とは思えないほど美しい花です。アオイ科の植物ということもあり、同じ科のハイビスカスやムクゲ、フヨウに似た美しさです。

    このように、花を目立たせることで虫を呼び寄せ、花粉を運んでもらうためですが、こんなに美しくて綺麗な花なのに花の命は短く、たった一日で落ちてしまいます。なんとも潔いお花ですね。

サツマイモ(さつまいも)

  • 蔓をたくさん伸ばし、土をはうようにたくさんの葉をつけて生育します。紫色の皮で大きめの地下茎が土の中で育ちます。さつまいもは他のイモ類と比べて甘く、お菓子の食材としても利用されています。とても強い野菜で高温や乾燥する場所、どんな土質でも育つことができ、連作も可能な作物です。

    ヒルガオ科の植物なので、サツマイモを水を入れた器に入れておくと芽を出し、まるで観葉植物のような姿に生長します。ちょっとしたインテリアにもなりますので、育ててみてはいかがでしょうか。

トウモロコシ(とうもろこし)

  • とうもろこしは世界三大穀物の1つで食用、飼料、油、バイオエタノールの材料になります。

    まっすぐに伸びた太い茎と大きく広がる葉が特徴です。

    150cmの品種のものから、大きい品種で2mを超える草丈になり、先端にススキの穂に似た雄穂、葉の付け根に雌穂ができます。

    とうもろこしのひげはめしべにあたり、ひとつひとつのトウモロコシの粒からひげが伸びています。

    めしべが茶色に色づくころが、一番トウモロコシの粒が太っておいしいころです。

    日本には、1579年に長崎や四国にポルトガル人から固粒種のフリントコーンが伝えられました。

    明治初期には、スイートコーン、ハニーバンダム、ピーターコーンなどがアメリカからもたらされ北海道で、試験的な農業作物として作られ、のちに全国に広がりました。

いんげん豆(インゲンマメ)

  • いんげん豆には、大きく分けて「つる性」と「つるなし(矮性)」があります。

    「つる性」
    つるを伸ばしながら生長し、草丈は3m程になります。そのため支柱を作り、支柱周りをつるが巻くようにして栽培します。つる性のものは、種をまいてから収穫するまでの期間が長い「晩生(おくて)」の品種がほとんどです。

    「つるなし(矮性)」
    つるで生長せず、草丈も40cm前後の小型です。つるなしのいんげん豆は、種をまいてから収穫するまでの期間が短い「早生(わせ)」の品種が多いです。

    いんげん豆は、育てやすくて、次から次へと花を付け、たくさん収穫することができる家庭菜園におすすめの野菜です。

エダマメ(枝豆・えだまめ)

  • 枝豆は大豆の未成熟の時期に収穫したものをさします。

    主茎と分枝に分かれ、それぞに枝豆の実がなります。花は白や紫色で、房から3~4つほどの花が咲きます。

    分類としては枝豆は野菜類とされ、大豆になると豆類になります。

    枝豆のさやにはうぶ毛が生えており、2~3粒ほどの実が入っています。

    大豆は一般的には、中国原産とはいわれていますが、日本に自生する野生のツルマメとよく似ており、そのツルマメから栽培されたとも考えられ、中国・日本それぞれの地域で栽培化されたという説もあります。

落花生(らっかせい・ラッカセイ)

  • 別名ピーナッツや南京豆とも呼ばれるラッカセイは、一年生の草本で、草丈25~50センチほどになり、夏に黄色い蝶のような形の花を咲かせます。

    昼に開いた花は夜にはしぼんでしまい、子房柄(しぼうへい)という茎を地面へ向かって数日かけて伸ばします。子房柄(しぼうへい)が地中に潜り込んで実をつけます。花が落ちて地中で実が生まれることから「落花生」と名付けられました。

    日本では千葉県で全体の75%程度を生産していますが、消費量の8割以上を中国やアメリカからの輸入に頼っています。食べ方は栄養が豊富で、日本では乾燥させて炒ったものを、おつまみとして食べることが多いです。

 

ほどよい日当たり

ほどよい日当たりとは、直射日光がギラギラと照りつけるような場所ではありません。そのため、半日陰を好む性質の野菜とかぶることがあります。  日光は大好きだけど強すぎる日差しは苦手な葉物野菜を育てましょう。

illustration:小野寺 葉月

ほどよい日当たりとは、直射日光がギラギラと照りつけるような場所ではありません。そのため、半日陰を好む性質の野菜とかぶることがあります。

日光は大好きだけど強すぎる日差しは苦手な葉物野菜を育てましょう。

ベビーリーフ

  • サラダに入るお野菜として今やお馴染みのベビーリーフですが、直訳すると「赤ん坊の葉」。葉野菜の若葉のことをベビーリーフといいます。そのため、使われる種類は特に決まりがなく、彩りが良い種が配合されています。色あいも赤・緑・黄色系など、葉形も長卵形・ギザギザ形・縮れ葉などの葉の種類がバランスよく配合されています。

    実際に栽培するにしても種をまいてから30日前後で収穫することができるため、ガーデニング初心者の方にも、おすすめな野菜です。

    葉が柔らかく、いろいろな葉野菜の若葉の色あいの濃淡があり、栄養価にも優れたお野菜です。 株ごと収穫することもできますが、1株を少し大きめに育てて外葉から収穫することもできます。 また、他の種類の余った種をまいて草丈が10cm前後になったら収穫すると自家製ベビーリーフMIXとして楽しむことができます。

     外で栽培できない冬場は、室内のキッチンガーデンとしてプランター・水耕栽培でも育てることができ、一年中栄養価の高いベビーリーフを育てることができます。ベビーリーフは本当にいろんな栽培方法が楽しめます。

バジル

  • スイートバジルは普段「バジル」とか「バジリコ」と呼ばれているハーブで、イタリア料理には欠かせないハーブの一つです。爽やかな香りが食欲をそそり、生ではもちろんのこと、ジェノペーゼソースやパスタ、ピザの彩りに最適です。6月下旬ころから9月にかけてシソ科らしい花穂をつけ可憐な白い花を咲かせます。

イタリアンパセリ

  • イタリアンパセリは、ヨーロッパ地中海原産のセリ科のハーブ。2年草のハーブです。

    (※2年草とは、種まきした翌年になってから花が咲くというように、生育のサイクルが2年にわたるもの。)

    パセリの中でも、イタリアンパセリは葉が縮れていない平葉種になります。

空芯菜(エンサイ・ヨウサイ)

  • 空芯菜は、字の通り茎を切ると中が空洞になっているヒルガオ科の野菜で、サツマイモ属のつる性の植物です。

    原産地は熱帯アジアのため耐暑性に優れ、8月上旬ごろまで種をまいて育てることができます。

    原産地では多年草ですが、日本では冬の寒さで枯れてしまうため1年草扱いです。

    空芯菜は株ごと収穫するか、草丈が20cm頃に達したら先端部分を摘芯し、その後は次々と出ててくるわき芽を収穫していくことができる野菜です。

    空芯菜には様々な呼び名があります。

    「空芯菜」は、中国読みで「コンシンツァイ」。日本語読みで「くうしんさい」と呼ばれています。

    「エンサイ」は、中国における別名「エンツァイ」です。種を購入するときは、種袋に空芯菜ではなく、エンサイと書かれている場合が多いようです。

    「ヨウサイ」は和名ですが、空芯菜の方が日本で一般的な名称として定着しています。

    「アサガオナ」は文字通り朝顔のような花を咲かせることから、そう呼ばれています。葉もヒルガオ科の特徴が出ていて、朝顔ととても似た葉です。

    日本では沖縄で以前から栽培していたため「ウンチェーバー」や「ウンチェー」と呼ばれ親しまれてきました。

モロヘイヤ

  • アジア~アフリカ北部の熱帯で広く栽培されている野菜で、日本には1980年代から栽培されるようになりました。

    高温や乾燥に強い夏野菜で、砂漠地帯でも生育する貴重な野菜です。

    空芯菜(クウシンサイ)とともに葉物野菜の作りづらい夏の時期に栽培できる貴重な野菜です。病害虫にも比較的に強く、自生力の強い丈夫な植物です。
    モロヘイヤという名前の由来には、アラビア語で「王家のもの」という意味があります。それは古代エジプトの王様が病気になった際、モロヘイヤのスープを飲むと回復したことが由来だそうです。エジプトで王家といえばクレオパトラ。彼女もこのモロヘイヤのスープを飲んでいたのかもしれません。

小松菜(こまつな・コマツナ)

  • 小松菜はアブラナ科ではあるものの、結球するキャベツと違いのチンゲンサイやタアサイなどの非結球葉菜の野菜です。アブラナ科の特徴の一つである黄色い花「菜の花」を咲かせます。

    小松菜は1年の3/4ほど種まきをまける期間があり、非常に育てやすい野菜のため、家庭菜園でも定番です。夏の暑さにも強いですが、生育適温が20℃位なので、秋に種をまいて育てたほうが、大株に育ちます。

    種をまいてから、収穫まで50日ほどで収穫できますが、小松菜は株ごと収穫するだけでなく、外葉からも順次収穫できるので、長い間収穫を楽しめる野菜です。

    小松菜の名前の由来は、現在の東京都江戸川区小松川付近で栽培され始めたとされることから、地名である「小松菜」の名前がつけられたといわれています。

春菊(しゅんぎく・シュンギク)

  • 春菊は原産地が地中海沿岸地域のキク科植物で、独特の香りがあり、鍋料理によく利用される緑黄色野菜です。

    原産地のヨーロッパでは食用ではなく、主に観賞用として栽培されるほど、春に咲く黄色い花は美しく、春菊という名前がぴったりです。

    ほうれん草に匹敵するほど栄養価が高く、アクも少ないので加熱はもちろん生でも食べられます。

    四国や九州では葉に切れ込みの少ない大葉品種、それ以外の地域では切れ込みのある中葉品種が栽培されています。関西では菊菜とも呼ばれます。

    春菊は葉の切れ込みの程度によって大葉種、中葉種、小葉種に分類されます。中葉種がもっとも多く栽培されていますが、その中でもあまり分枝せず茎が伸びやすい品種と、株元からよく分枝する品種に分かれます。

    育てやすいものとしては、きわめ中葉春菊、菊次郎、株張り中葉春菊などがあります。

    株ごと収穫せずに順次わき芽を収穫できる摘み取り型の春菊の方が、長い期間楽しめるため家庭菜園に向いています。

 

半日陰

半日陰くらいの潤いのある場所が大好きな薬味野菜を育てて、お料理のアクセントにしましょう。  この半日陰という定義は、じつはとっても難しい…  日光が全く当たらないという場所でもなく、光が当たりつつも日陰になる環境を半日陰と表現します。  日差しが強過ぎる場合でも、木漏れ日の下や作物に寒冷紗をかけるなどして光を遮ることで同じような環境を作ることができます。

illustration:小野寺 葉月

半日陰くらいの潤いのある場所が大好きな薬味野菜を育てて、お料理のアクセントにしましょう。

この半日陰という定義は、じつはとっても難しい…

日光が全く当たらないという場所でもなく、光が当たりつつも日陰になる環境を半日陰と表現します。

日差しが強過ぎる場合でも、木漏れ日の下や作物に寒冷紗をかけるなどして光を遮ることで同じような環境を作ることができます。

しそ(紫蘇・シソ)

  • しそは草丈約70~80cm位の日本に昔から生育している植物です。葉は柔らかく、とてもさわやかでよい香りが特徴的です。

    一度育つとたくさんの葉が茂り、収穫してもわき芽から次々と葉が生えてきます。こぼれ種でも育つので、翌年まいた記憶もない場所からしそが生えてきたりもします。

    発芽して本葉が1~2枚の頃の「芽紫蘇」、若芽の「穂紫蘇」、花が開き始めたものを「花穂」、しその種の部分の「しその実」など、しその生育の段階で収穫できるため、様々な味わい方を楽しむことが出来ます。

    芽紫蘇

    緑色の葉紫蘇は別名大葉とよばれています。葉は緑色の他に赤紫の紫しそがあります。

    赤いしそは梅干しの色付けなどに利用されたり、シソジュースの材料としても使用され鮮やかな赤色が魅力的です。 

三つ葉(みつば・ミツバ)

  • ミツバは日本原産のセリ科の香味野菜で、全国各地に自生し、葉が3つに分かれることからミツバと呼ばれています。

    作り方によって茎を青くした青ミツバ、茎を軟白にした根ミツバがあり、そのさわやかな風味と香りは和食に欠かせないものとなっています。

    生育適温が15度~23度と涼しい気候を好み、暑さと乾燥を嫌います。半日陰で湿気が多い所での栽培が向いています。

    プランターに種を直にまいても良く育ちます。また、お店で購入した根つきのミツバを植えてもよく育ちます。水栽培にも向いていますので、リボベジ(再生野菜)やキッチンガーデンとしても取り入れやすい野菜です。

パクチー(コリアンダー)

  • パクチーは、世界的には非常に歴史が古く、そのころからパクチーの薬用効能があると言われていたそうです。春か秋に種まきをして、葉が育ってきたら収穫します。夏の日差しを浴びすぎると、花が咲き、葉が硬くなるので、寒冷地以外では秋まきの方が向いています。土をあまり乾燥させすぎないように気をつけます。ちなみに、「パクチー」はタイ語での呼び名です。

みょうが(ミョウガ・名荷)

  • みょうがは、中国・朝鮮半島・日本・台湾に自生する宿根性の多年草です。日本でも本州から沖縄まで自生しています。地下茎を伸ばして生長します。半日陰と湿った土壌を好みます。地下茎は低温に耐えるため、秋には根に栄養をため休眠期間に入ります。

    みょうがの蕾を食べる「花みょうが」と、植え付けてから2~3年たったみょうがの新芽を遮光して軟白化した幼茎「みょうが茸」を食べます。

    独特な香りをもつ香味野菜。先端の紅色が鮮やかで、ふっくらしたものが良質です。

    東京の地名で「茗荷谷(みょうがだに)」がありますが、かつてその場所がみょうがの産地だったことが由来です。切り立った崖の下に清水がわき、周囲でみょうががたくさん採れたことが分かる文献や地図が残されています。

ニラ(にら・韮)

  • ニラは東アジア原産で、日本でも古事記や万葉集にも名前が出てくるなど古くから親しまれていました。
    ニラは古くはミラ「美辣」と呼ばれており、これは美味しいという意味で、野菜の種類が少なかった昔に大変重宝がられた野菜でした。別名懶人草(らいじんそう)ともいい、懶人(らいじん)とは怠け者のことで、次々に収穫できるニラは畑や庭の隅に何株か植えるだけで、誰にでも簡単に育てられるお野菜としても人気です。
    栄養面でも、カロテン、ビタミンB2、ビタミンC、カリウム、カルシウムなどを含む栄養豊富な野菜です。

    ニラには緑葉を利用する通常の葉ニラのほかに、遮光して軟白栽培した黄ニラ、伸びた花茎と若い蕾を利用する花ニラがあります。

    ニラ

    一般的なニラは、濃い緑色の葉を食べる「葉ニラ」で長さは30cmくらい。特有の香りを生かして炒め物や鍋物、餃子の具などに使われています。

    黄ニラ

    黄ニラは、やわらかくてほのかに甘味があり、香りもマイルドです。栽培に手間がかかるので価格は普通のにらに比べてやや高めのため、あまり出回りません。そのため、家庭菜園で育てるなら是非チャレンジしてほしい栽培方法です。

    黄ニラを栽培する場合は、収穫後ダンボール箱などで株を囲って10~15日程度、遮光させたものを黄化部から切り取り収穫します。収穫した黄ニラは普通の葉ニラに比べ、臭いが少なく、香りがよいです。

    花ニラ

    ニラは8月以降になると開花しますが、開花させると株を弱らせてしまうため、蕾がついたら早めに花茎を摘み取リます。摘み取った花茎が花ニラとして利用できます。つぼみも花茎もやわらかく、油で炒めるとシャリッとした独特の歯ごたえがあります。

生姜(しょうが)

  • 生姜(ショウガ)は古くから世界中の暖かい地域で、香辛料や薬用として栽培されてきました。原産地はマレー、インドを中心とする熱帯アジアといわれています。

    日本でも、奈良時代には栽培されていたとされる歴史のある植物です。栽培が盛んになるのは江戸時代からで、それ以降生姜(ショウガ)は、魚肉料理の臭み消しや、薬味、ジンジャーエールなどの飲み物にも用いられ、私たちの暮らしに欠かせないものとなっています。生姜(ショウガ)は古代中国で、薬として使用されてきました。漢方では主に根生姜(ねしょうが)の部分が使われています。生の生姜(ショウガ)は、吐き気止めや咳を鎮める作用、胃を丈夫にする作用があるとされており、風邪のひきはじめに飲むと効果があります。乾燥させた生姜(ショウガ)は、胃腸などの内臓を温める作用があり、体を強く元気にしてくれる強壮作用があります。

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