10月の庭|秋に咲く花と実や紅葉が美しい庭木、秋の庭仕事
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10月は、色づく花や果実、美しい紅葉など、植物の恵みを満喫できる季節です。この記事では、10月に見頃を迎えるおすすめの草花や庭木、この時期にやっておきたい庭仕事のポイントを分かりやすくご紹介します。
目次
10月に咲く草花や庭木
金木犀

- 開花時期:9月~10月
金木犀は、秋にオレンジ色の香りの良い花を咲かせるモクセイ科の常緑高木。金木犀が香る時期は、花が咲いている間だけ。9月~10月のうち、ほんの1週間程度です。金木犀の香りに切なさを感じるという人が多いのは、この儚さゆえかもしれません。
銀木犀

- 開花時期:9月~10月
銀木犀は、白い花を咲かせるモクセイ科の常緑高木。金木犀とよく似ていますが、花色と香りが違います。銀木犀の香りは、ほのかで優しく、顔を近づけなければ確認できないほどです。
バラ

- 開花時期:4月~10月
バラ科の落葉低木で、つる性や半つる性など多彩な品種があります。10月は春の5月に次ぐ「秋バラ」の見頃。春に比べて色彩が濃く、香りが長持ちするのが特徴です。
萩

- 開花時期:10月~11月
秋の七草のひとつとして知られるマメ科の落葉低木です。しなやかに垂れた枝に赤紫や白の小花をたくさん咲かせる姿には、日本の秋らしい風情があります。
シュウメイギク

- 開花時期:9月~11月
シュウメイギクは、風に揺れる花が可憐なキンポウゲ科の多年草。秋の風を感じ始める草丈1m程まで大きくなり、細い茎を長く伸ばしてその先にピンクや白の花を咲かせます。地下茎で増えて群生する姿は、風が抜ける秋の野原を感じる美しい光景です。
アメジストセージ

- 開花時期:9月~11月
「サルビア・レウカンサ」の名でも親しまれているシソ科の多年草です。ベルベットのような質感のガクと、そこから突き出すように咲く花びらが特徴。温かみのある紫色のほか、ピンクや白の品種もあります。観賞用のセージなので、残念ながら食用にはできません。
10月に美しく色づく実や紅葉
ガマズミ

- 観賞時期:10月~11月
ガマズミは、秋に赤い実をつけるガマズミ科の落葉高木。酸味の強い実は生食には不向きですが、果実酒にして楽しめます。10月の日ざしに照り輝くガマズミの実は、宝石のような美しさです。
ハナミズキ

- 観賞時期:10月~11月
ハナミズキは、樹形が美しいミズキ科の落葉高木。10月には赤く色づいた実と紅葉を楽しめます。春の淡い色の花、夏の青々とした葉、秋の実と紅葉と、四季を通して美しい庭木です。
ムラサキシキブ

- 観賞時期:10月~11月
秋に美しい紫色の果実を実らせるシソ科の落葉低木。10月に実が紫に色づくことがムラサキシキブという名前の由来にもなっています。派手さはなく、楚々とした佇まいが美しい庭木です。
コムラサキ

- 観賞時期:10月~11月
コムラサキはムラサキシキブの近縁種で、園芸用として公園や庭木に広く普及しています。ムラサキシキブよりも実がつきやすく、10月頃に枝全体へびっしりと紫の実を実らせる姿が見事です。
ツリバナ

- 観賞時期:9月~12月
ニシキギ科の落葉低木です。10月になると、赤い果実が吊り下がるように実ります。花のように愛らしい果実のつき方から「吊花」と名付けられました。
マユミ

- 観賞時期:10月~12月
ニシキギ科の落葉低木で、秋に愛らしいピンク色の果実を枝からぶら下げるように実らせます。花自体は控えめですが、熟すとパカッと割れて中の赤い種子が顔を出し、庭を華やかに彩ります。
ノイバラ

- 観賞時期:10月~11月
ノイバラは、原種系のバラの仲間、バラ科の落葉低木です。晩春に一重の小ぶりなバラの花を咲かせ、10月からは小さな赤い実を実らせます。ノイバラの小さな赤い実は切り花でも流通していて、ドライフラワーとしても人気があります。野花のような雰囲気が素朴で安らぎを感じさせます。
ザクロ

- 収穫時期:9月~10月
ザクロは、宝石のような美しい実を実らせるミソハギ科の落葉高木。熟すと果皮が裂けて、なかから半透明で赤紫色の実が現れます。ザクロの実は食用にもできるので、観賞と収穫を両方楽しめる果樹として人気があります。
柿

- 収穫時期:10月~11月
オレンジ色の実をつけるカキノキ科の落葉高木です。葉が落ちたあとの枝にたわわに実る姿は、日本の秋を象徴する風景です。春の柔らかな新緑、夏の青々とした葉、秋に色づく実の観賞と収穫の両方を楽しめます。
ヤマボウシ

- 観賞時期:9月~10月
樹形が美しくシンボルツリーとして人気のあるミズキ科の高木。品種により落葉性と常緑性があります。9月~10月に濃いオレンジ色の実を実らせます。実は生食できますが、食用よりも観賞用として楽しまれています。
クランベリー

- 観賞時期:9月~12月
クランベリーは、ツツジ科のつる性常緑低木。低木に分類されますが、地面を這うように枝を伸ばしていく様子は草花のようです。自ら巻きつく性質はないため、グランドカバーとしても扱いやすいのが特徴です。10月に赤い実を実らせる姿がかわいらしく、人気のある植物です。クランベリーの実は酸味が強く生食できませんが、眺めているだけで楽しめます。
ソヨゴ

- 観賞時期:10月~12月
ソヨゴは、秋から冬に赤い実を実らせるモチノキ科の常緑高木。10月ごろから色づくサクランボのような実がのぞく姿が愛らしく、樹形も美しいことから、シンボルツリーとして人気があります。
サネカズラ(ビナンカズラ)

- 観賞時期:10月~11月
サネカズラは、秋に赤い実を実らせるマツブサ科の常緑低木。赤い小さな実が集まっている姿はベリー類のようでおいしそうに見えますが、食用にはできません。光沢のある大きな葉は常緑で密度が高いので、生垣に利用されます。
ブルーベリー

- 観賞時期:10月~11月
ブルーベリーは、初夏に実を実らせ、10月ごろから紅葉するツツジ科の落葉低木。春のスズランのような白い花、夏の甘い実、秋の紅葉と四季を通して楽しめる庭木です。
ジューンベリー

- 観賞時期:10月~11月
ジューンベリーは、バラ科の落葉高木。初夏の実が有名ですが、10月ごろから赤く色づく紅葉も捨てがたい美しさです。春の小さな白い花、初夏の実、夏の柔らかいグリーンの葉、秋の紅葉と、四季を通して楽しめる庭木です。
ナンキンハゼ

- 観賞時期:10月~11月
ナンキンハゼは、秋に紅葉する姿が美しいトウダイグサ科の庭木。大きくなるので、広い場所で育てるのに向いています。紅葉するころに熟す実は、弾けるとなかから白い種が見える様子がかわいらしく、ドライフラワーとして流通しています。
ドウダンツツジ

- 観賞時期:10月~11月
ドウダンツツジは、葉も樹形も美しいツツジ科の落葉低木。春のスズランのような白い花、夏の青々とした葉、10月からの紅葉と、四季を通して美しい庭木です。横に枝を広げる自然樹形が美しく、庭木でも切り花でも人気があります。
10月に作りたい寄せ植え
10月の寄せ植えにおすすめの花たち

秋が深まる10月は、深みのある濃密なカラーが映える季節です。シックなチョコレートコスモスや、暖色系のクランベリーなど、秋ならではのシックで温かみのある植物を取り入れましょう。
秋の寄せ植え作りの参考になる!センスのいい草花の組み合わせ

ケイトウ、コスモス、観賞用トウガラシなどの個性豊かな草花に、カラーリーフを組み合わせることで一気に秋らしい一鉢に仕上がります。生花店やホームセンターで手に入る身近な苗で、手軽にチャレンジしてみませんか。
10月にやっておきたい庭仕事

10月は春に次ぐガーデニングシーズンです。次の春に向かって、庭を整える時期でもあります。10月の庭仕事を楽しみましょう。
植え替えの適期
長かった夏が終わり、寒い冬が始まる前の10月は、植物にとっても過ごしやすい季節です。この時期に植え替えれば、株への負担が少なくて済み、本格的な冬が来る前にしっかりと根付かせることができます。鉢底から根が出ている株や、大きくなりすぎた株はこのタイミングで一回り大きな鉢に植え替えましょう。
挿し木のチャンス
10月は挿し木のシーズンでもあります。気温、湿度共に植物への負担が少ないので、挿し木から発根しやすい季節です。秋の間にしっかりと根付かせて、翌春からの生長の基盤を作りましょう。
春に向けて種まきシーズン
10月は来年の春に花を楽しみたい植物の種まきの季節です。土をかけるかどうか、水やりの仕方など、種まきの方法や管理の仕方はそれぞれ違いますので、事前に調べるようにしましょう。
楽しい球根の植え付け作業
10月の庭仕事で一番人気のある作業は、球根の植え付けかもしれません。まだ気温の高い10月に植え付けた球根は、土の中でしっかりと寒さを経験し、翌春に一斉に開花します。寒い冬の間、何もなかった地面から芽が出てきて花を咲かせる様子は、春の訪れを知らせてくれる、嬉しい便りです。
10月は実りと紅葉が楽しめる季節であり、春に次ぐガーデニングシーズン。本格的な寒さがやってくる前の、人にも植物にも過ごしやすい季節です。室内で過ごすなんてもったいない!庭に出て心地よく美しい秋を満喫しましょう。
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