観葉植物種類一覧|インテリアにおすすめ!おしゃれなものや育てやすい種類

LOVEGREEN編集部
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観葉植物の人気の種類や育てやすい種類を紹介します。木本類(木になる種類)と草本類(木にならない種類)、多肉植物に分けてあるので、目的に合わせて探しやすくなっています。
目次
観葉植物とは?
アンスリウムの仲間
観葉植物とは、葉を観賞することを目的として栽培する植物のこと。主に室内で管理する種類を指します。観葉植物のことを指して、インテリアグリーンと言ったりもします。
室内に置いて、インテリアのアクセントにしたり、無機質になりがちな空間に緑で癒しを演出したり、という風に利用されます。
葉の観賞を目的としていますが、観賞価値のある花を咲かせる種類もあります。大きな木になるものから、手のひらサイズのものまで、観葉植物です。
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エバーフレッシュ
アレカヤシ
アレカヤシは、ヤシ科の観賞植物。大きな葉を放射状に広げます。ホテルや百貨店などの商業施設や公共の場で目隠しとして活用されています。
- アレカヤシという植物の名前を聞いてもピンと来ない方が多いと思いますが、レストラン入口やホテルなどのロビーに飾ってある背の高い、放射線状に茂る葉の木、観葉植物だと言われるとイメージできるのではないでしょうか。 名前を覚えることはしなくてもいつも目にしている観葉植物。それがアレカヤシです。アレカヤシを置いているお店などは通常150㎝前後の者が多いと思います。 しかし、この植物は際限なく成長するので、原種や原産国であるマダガスカルなどでは10mを優に超えます。中には20mを超えるなんて大物もあります。 暖かい地方の植物なので寒さには弱いです。日本で育てる場合は、冬は必ず室内など暖かい場所に避難させてください。 日本では沖縄で街路樹として植えられています。アレカヤシの実はいわゆるココナッツのようなものとは違い、幹の途中に黄色く小さい実をたくさん実らせます。
エバーフレッシュ
エバーフレッシュは、ボリビア原産のマメ科の常緑高木。夜になると葉を併せるように閉じます。春から夏に薄黄緑色の小さな花を咲かせます。花もネムノキの花を小さくしたような、直径2~3㎝程度の花です。
エバーフレッシュ
- エバーフレッシュは、ボリビア原産のマメ科コヨバ属の常緑高木です。日本では観葉植物として人気ですが、現地では30mを超すほどの高木になります。涼し気な明るいグリーンの葉と華奢な樹形が人気です。 エバーフレッシュは同じマメ科のネムノキと同じく、夜になると葉を閉じて眠ります。これを就眠(睡眠)運動と言います。この就眠運動は、夜間に葉から水分が蒸発していくのを防ぐ為だと言われています。 エバーフレッシュは、春から夏に薄黄緑色の小さな花を咲かせます。花もネムノキの花を小さくしたような、直径2~3㎝程度の花です。花後には赤いサヤの中に黒い種子の入った実を付けます。これがアカサヤネムノキという和名の由来です。
ガジュマル
ガジュマルはフィカス属の観葉植物。沖縄地方では「キジムナー」と呼ばれる精霊が宿るといわれています。熱帯地域では10m以上の大木になりますが、小型のものが観葉植物として流通しています。
ガジュマル
- ガジュマルは人気の観葉植物です。沖縄地方では「キジムナー」と呼ばれる精霊が宿るといわれています。ガジュマルは熱帯~亜熱帯地方に分布する常緑高木なので暖かくて日光のある場所を好みます。日光にあてること、水のやり方には気を配る必要がありますが、基本的には育てやすい観葉植物です。 また、ガジュマルは、幹の途中から気根という根を出しています。気根が地中に付くと太くなり、ガジュマルの木を支える支柱根となります。地植えにされているガジュマルはこの気根が多く、風に揺れる気根は不思議な雰囲気を醸し出しています。 ガジュマルのその太い幹とまるく厚みがある濃い緑色をしている葉は生命力を感じさせ、独特な形をしているので人気があります。鹿児島県沖永良部島の国頭小学校の校庭には樹齢100年を超える日本一のガジュマルが植えられています。 ガジュマルには尖閣ガジュマルやパンダガジュマルなどの種類があり、葉の形などが違います。
カポック(シェフレラ)
カポックは、ウコギ科の観葉植物。日本でも暖かい地域であれば屋外越冬可能で、ビルの2階程度の高さまで育っているものもあります。観葉植物の中でも育てやすいので、入門種としても最適です。
クロトン
クロトンは、トウダイグサ科の観葉植物。常緑低木で葉の模様のバリエーションが豊富。光が不足すると葉色があせたように悪くなるため、できるだけ光の良く当たる場所に置きましょう。
クロトン
- クロトンはマレー半島~太平洋諸島が原産の常緑低木で、葉の模様に富んでいます。現在観葉植物として流通しているクロトンは園芸品種がほとんどです。クロトンの別名に変葉木(ヘンヨウボク)というものがあり、葉の形や色が変化に富んでいて葉色は鮮やかな緑色をもとに黄、赤、白、紫などが混じり、葉形には広葉系、長葉系、らせん系、細葉系、鉾葉系、有角系、飛び葉系などがあり観賞価値が高いです。 クロトンは雌雄同株ですが花にはあまり観賞価値はありません。光が不足すると葉色があせたように悪くなるため、できるだけ光の良く当たる場所に置きましょう。繁殖は挿し木かとり木で行います。 暖かい地域であれば屋外で越冬することができ、沖縄などでは路肩に挿し木で増やされていたり、生垣からクロトンが生えたりしています。
幸福の木(ドラセナ・マッサンゲアナ)
幸福の木はドラセナ属の観葉植物。縁起の良さを連想させる名前から、贈り物として人気があります。
幸福の木(ドラセナ・マッサンゲアナ)
- 幸福の木はドラセナ・フラグランスの枝変わりによって生まれたマッサンゲアナという種類の観葉植物で、祝い事の贈答品として胡蝶蘭と共に親しまれています。また、幸福の木は愛知県渥美半島にあるナーセリーが日本で初めて輸入し、国内に流通させたと言われており強健な性質も相まって現在も人気の高い観葉植物です。 コルジリネ(コルディリネ)と見た目が似ていますが、幸福の木(ドラセナ・マッサンゲアナ)はコルジリネ(コルディリネ)と違って根茎を形成しません。 一般的に流通している幸福の木(ドラセナ・マッサンゲアナ)は生長点が切られて、防腐用に黒や茶色の薬品が塗られています。横から出ているのが脇芽でになります。
ゴムの木
ゴムの木とはクワ科フィカス属に分類される植物の総称ですが、一般的にはインドゴムノキの園芸品種であるデコラゴムノキのことを指します。白い樹液が天然ゴムの原料となります。
ゴムの木
- ゴムの木とはクワ科フィカス属に分類される植物の総称ですが、一般的にはインドゴムノキの園芸品種であるデコラゴムノキのことを指す場合が多いです。また、ゴムの木は名前にもある通り白い樹液が天然ゴムの原料となります。ラテックスアレルギーの方などはゴムの木の樹液に触れるとアレルギー反応を起こす場合がありますので、剪定などをする場合はゴム手袋などをして注意してください。 ゴムの木は熱帯地域の広範囲に分布しており、フィカスウンベラータなど観葉植物の定番となっているものや、葉がクルクルと丸まっているフィカス・ベンジャミン・バロックなどの変わった品種に、葉に斑が入りその模様がハートに見えるフィカス・スウィートハートなど、観葉植物として多くの種類・品種が流通しています。 また、食用に栽培されているイチジク(Ficus carica)もゴムの木の仲間で、フィカス属に分類されています。普段食べているイチジクは実は実ではなく花の部分で、園芸種のウンベラータやゴムの木もイチジクに似た花を咲かせます。
ザミア
ザミアは、ザミア科ザミ科属の観葉植物。「メキシコソテツ」「ヒロハザミア」の別名を持ち、約40種ほどが知られています。一般的にザミアの名で流通しているのは、ザミア・プミラという品種です。
ザミア
- ザミアは「メキシコソテツ」「ヒロハザミア」の別名を持ち、約40種ほどが知られています。一般的にザミアの名で流通しているのは、ザミア・プミラという品種です。 葉の尖った普通のソテツに対し、葉に丸みがあり痛くありません。 つややかな葉の裏に細かな毛が生えており、手触りのよさが特長です。 普通のソテツより寒さに弱いので、鉢植えに仕立てるのがおすすめです。 ひと鉢で南国の雰囲気を演出してくれます。葉をフラワーアレンジメントに使うこともあります。 ザミアの幹(塊根)は地中で伸びるため、表に出ているのはタケノコ状の部分だけです。 コンパクトで、葉が伸びても1m程度におさまります。生長はゆるやかですが、徐々に葉数が増えていき、数十枚がずらりと並ぶ見ごたえのある姿になります。 盆栽仕立てにされることもあり、太く引き締まった幹はコーデックスのような雰囲気を醸し出してくれます。一般的な観葉植物とはまた違ったいでたちのため、一株は持っておいて損はないのではないでしょうか。
シルクジャスミン(ゲッキツ)
シルクジャスミン(ゲッキツ)は東南アジア原産の常緑の小高木です。葉に光沢があり、色は明るく濃いグリーンをしています。熱帯の植物なので高温を好みますが耐寒性もあり、関東以西では地植えで越冬が可能です。
セローム(フィロデンドロン・セローム)
セロームは、サトイモ科の観葉植物。切れ込みが入った大きい葉と突起のある幹が魅力です。幹の途中から気根を出すことがあり、この気根が熱帯の雰囲気作りに一役買います。
ドラセナ
ドラセナは、ドラセナ属の観葉植物。手のひらに収まるくらいの小さいミニ観葉から、リビングに映える大きいものまであります。シャープな葉が印象的です。
パキラ
パキラは、アオイ科の観葉植物。葉は明るいグリーンで光沢があり、手のひらを広げたようなフォルムをしています。日当たりと風通しの良い環境を好みます。
フィカス・アルテシーマ(フィカス・アルテシマ)
フィカス・アルテシーマは、フィカス属の観葉植物。葉には光沢があり、樹形も独特なので、インテリアのアクセントになります。
フィカス・ウンベラータ
フィカス・ウンベラータは、フィカス属の観葉植物。ハート型の葉と枝を横に広げるような樹形が印象的で人気のある観葉植物です。
フィカス・ウンベラータ
- フィカス・ウンベラータは熱帯アフリカが原産の葉がハート形をした人気の観葉植物です。原産地では10mほどの高さになる常緑中高木ですが、日本で観葉植物として室内で育てられているフィカス・ウンベラータは50cm~1.5mほどのものが一般的になっています。ゴムの木に比べると葉が薄く、幅広で葉脈がしっかりと見えます。シーグレープという観葉植物の葉に雰囲気が似ていますが、フィカス・ウンベラータの葉がハート形なのに対しシーグレープは葉が丸くうねりがあるので区別することができます。フィカス・ウンベラータは気温が下がると葉を落とすことがありますが暖かくなってくれば新芽を出すようになります。
フィカス・ベンガレンシス
フィカス・ベンガレンシスは、フィカス属の観葉植物。ツヤのある楕円形の大きな葉は濃いグリーンで厚みがあります。様々なインテリアに馴染みやすいのが魅力です。
ブラッサイア
ブラッサイアはシェフレラの旧属名で、現在ブラッサイアの名前で流通しているのはシェフレラ・アクチノフィラ(Schefflera actinophylla)という種類です。
ベンジャミン(フィカス・ベンジャミン)
ベンジャミンは、フィカス属の観葉植物。インテリアグリーンの定番として扱われています。癖のないシンプルな見た目であるためどのような場所でも馴染みやすく、置きやすい観葉植物です。
ユッカ(青年の木)
ユッカは、イトラン属の観葉植物。真直ぐに伸びた幹はしっかりと太く安定感があり、その先に先の尖った葉を広げます。青年の木という和名から、贈答品として人気があります。
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シッサス・エレンダニカ
アンスリウム
アンスリウムは、熱帯に生息するサトイモ科の植物であり、赤やピンク色のハート型の仏炎苞(ぶつえんほう)が特徴的です。日照が不足すると花付きが悪くなります。
アンスリウム
- アンスリウムはトロピカルな雰囲気を醸し出す観葉植物です。 熱帯に生息するサトイモ科の植物であり、赤やピンク色のハート型お皿のような仏炎苞(ぶつえんほう)が特徴的です。 これは花ではなく、ここから細い尾のように出てきた黄色い突起が花になります。 ギリシャ語の「anthos(花)」と「oura(尾)」から花の名前がつけられているそうです。 また、アンスリウムは仏炎苞を含めた花が非常に魅力的ですが、成長期に栄養不足や日光不足になると花を咲かせなくなってしまいます。 仏炎苞はホコリが溜まると汚れが目立つため、定期的に掃除をしてください。また、色が薄くなってきた仏炎苞は剪定してしまうことをおすすめします。
カラジウム(カラジューム)
カラジウムは葉の模様が美しいサトイモ科の観葉植物。葉の色や模様のバリエーションが豊富で、観葉植物として人気があります。
カラジウム(カラジューム)
- カラジウムは葉の模様が美しいサトイモ科カラジウム属の観葉植物。カラジウムは葉模様や色が様々あり、白の斑模様は涼し気な爽やかなイメージ、赤の斑模様はカラフルでトロピカルなイメージが演出できます。 カラジウムは球根植物でもあり、夏に楽しめる春植え球根としても人気です。ミニ観葉、鉢植え、さらには花壇でも楽しめます。原産地の熱帯アメリカには数種類が自生しています。 カラジウムは、日光によく当てることで葉色が美しくなるのですが、徐々に日光に馴らしていかないと葉焼けをしてしまいます。明るい半日陰くらいの場所で育てると状態よく育ちます。 カラジウムは寒さに弱い性質があるので、寒くなる頃に鉢植えは室内の窓辺に取り込みます。地植えのカラジウムは、10月頃に球根を掘り起こして室内で保管し、翌年5月頃暖かくなってから再び球根を植え付けます。冬場室内に入れたときに日光が不足すると、葉が傷んだり葉色が褪せてきてしまったりします。室内でも日光が当たる場所に置いて管理しましょう。日光によく当てることで、葉色が美しくなるだけでなく、茎がしっかりとし、葉に厚みも出てきます。
クワズイモ
クワズイモは、サトイモ科の観葉植物。サトイモを思わせるような大きな葉と地上部で膨らむ根茎が魅力的な観葉植物です。
シッサス
シッサスは、ブドウ科シッサス属に属するつる性植物及び低木の総称。エレンダニカやカンガルーアイビー、グレープアイビーなどが有名です。切れ込みの入った葉とつる性特有のしなだれるようなフォルムが特徴で、育てやすく人気があります。
ストレリチア(極楽鳥花)
ストレリチアは、ゴクラクチョウカ科の観葉植物。和名を極楽鳥花、英名を bird of paradise といい、鳥を思わせるようなフォルムが印象的な植物です。
ディフェンバキア
ディフェンバキアは、サトイモ科ディフェンバキア属に分類される植物の総称です。葉の模様が美しく耐陰性があるため室内に置く観葉植物の定番となっています。
ビカクシダ(コウモリラン)
ビカクシダは、ビカクシダ属のシダの仲間。「コウモリラン」とも呼ばれています。栽培する環境に合った品種を選び、育て方のコツを掴めば栽培は難しくありません。板、コルク、ヘゴ等の着生材に仕立てて楽しみます。
ビカクシダ(コウモリラン)
- ビカクシダは世界中の熱帯地域に分布する着生シダ植物で、「コウモリラン」とも呼ばれています。「コウモリラン」と呼ばれる由来は、垂れ下がる葉を「羽ばたくコウモリ」に例えたものだと言われています。 自生地では樹木に根を張り、くっつくように生きています。栽培する環境に合った品種を選び、育て方のコツを掴めば栽培は難しくありません。葉は着生状態の形を目指して展開するので、板、コルク、ヘゴ等の着生材に仕立てて栽培すると自然で美しい草体に仕上がります。 ビカクシダは変種や交配種などが多く存在し、愛好家も年々増えています。1株だけでもカッコいいのですが、丸く群生にしたビカクシダはとても迫力があります。自生地では樹木に着生しており、大きな群生株が1つの木に複数ついていたり、枝がビカクシダで覆われていることもあるそうです。数十年生きた大型種のビカクシダは人の背丈を超える事もあり、まさにモンスター級のシダ植物です。
フィカス・プミラ
フィカス・プミラは、フィカス属の観葉植物。木にはならず、付着根を出してよじ登るつる性の植物です。緑葉のタイプに加え、緑の地に白い斑が入る斑入りタイプが観賞用に人気があります。屋外でも、日当たりの良い室内でも育てられます。
フィカス・プミラ
- フィカス・プミラは、付着根を出してよじ登るつる性のフィカスです。木や岩、塀、壁などにも這ってぐんぐん生長します。その性質をいかして針金などで造った鉢物仕立てやハンギングバスケット、寄せ植えのアクセントにも使われます。緑葉のタイプに加え、緑の地に白い斑が入る斑入りタイプが観賞用に人気があります。 日なたから半日陰、湿気のある用土を好みます。多少の耐陰性はあるので、室内の明るい場所でも育てられますが、あまり暗い場所だと徒長したり弱々しくなります。一方、真夏の直射日光では葉焼けを起こして葉の状態が悪くなります。真夏は半日陰になるような場所に植えるのがよいでしょう。 地植えにすると木化して根が太くなり、塀をよじ登って覆いつくしてしまいます。こまめに切り戻しを行わないと育ちすぎてしまうので注意が必要です。
フィロデンドロン
フィロデンドロンはサトイモ科に属しており、中南米に多く分布しています。耐陰性が強く、明るい室内ならば育てることができるため、フィロデンドロンは初心者の方にもおすすめの観葉植物です。
フィロデンドロン
- フィロデンドロンはサトイモ科に属しており、中南米に多く分布しています。有名なものでは大きく木立ちになるフィロデンドロン・セローム(Philodendron selloum)やヒメカズラ(Philodendron hederaceum var. oxycardium)などがあります。フィロデンドロンは生長につれて気根と呼ばれる根を生やしていきます。気根はフィロデンドロン自身を支えるために使われ、つる性のフィロデンドロンは気根を他の植物や岩などに着生させながら生長していきます。一般家庭ではなかなか難しいですが、大きく生長したフィロデンドロン・セロームなどは圧巻です。また、耐陰性が強く、明るい室内ならば育てることができるため、フィロデンドロンは初心者の方にもおすすめの観葉植物です。葉の模様が美しい品種も多く、コレクション性が高いのも魅力の一つです。
ホヤ
ホヤは、原産地では樹木の幹や岩に張り付き育つ着生植物です。つる性のものが多く、育てやすいため近年観葉植物として人気があります。
マドカズラ
マドカズラはサトイモ科クワズイモ属に分類される観葉植物で、同じ仲間のモンステラなどに葉の形がよく似ています。マドカズラの特徴は葉に窓のように穴が空いていることです。
モンステラ
モンステラは、サトイモ科の観葉植物。大きな切れ込みが入った葉が印象的です。ハワイをイメージさせるモチーフとしても有名です。
モンステラ
- モンステラはサトイモ科の常緑性多年草。室内に飾る観葉植物としてとても人気があります。南国の雰囲気があり、アロハシャツにもよく描かれています。自生地では、葉茎のサイズが1回りも2回りも大きく育ち、環境が合うとサトイモ科特有の形の花が咲いて実もなります。 熱帯アメリカに生息するつる性(または半つる性)の植物で、20~40種類あると言われています。葉は生長するにつれ、縁から切れ込みが入ったり穴が開いたり独特な形になります。乾燥に比較的強く耐陰性もあり、明るい室内でたまに水やりをするだけでも綺麗に育つので、総じて観葉植物としては育てやすい品種のひとつです。 モンステラは葉の縁に水孔(すいこう)と呼ばれる排水器官があるため、朝方モンステラの葉を見ると葉の縁に水滴が付いていることがあります。これは、サトイモ科の植物によく見られる現象で、そのように水滴が付いているのはモンステラが状態良く育っている証拠です。水が足りなくなると葉がふにゃっとなるのでわかりやすいです。モンステラは水が大好きなので葉水(霧吹きで葉っぱに水をかけること)をしましょう。
ペペロミア
ペペロミアは、コショウ科の常緑多年草。小型の種類が多く、管理しやすいのでインテリアグリーンとして人気があります。
- ペペロミアは熱帯地域を中心に千種類ほどの原種があるといわれる、コショウ科を代表するグループで匍匐性から直立性、ロゼットタイプ、着生植物まで様々な形態がある常緑多年草です。 ペペロミアは小型の種類が多く、管理しやすいのでインテリアグリーンとして人気があります。葉や茎が多肉質の品種も多く、個性的な葉の模様や色、草姿も魅力のひとつ。 国内でも多くの種類が栽培されています。仕立て方も様々でヘゴ付けにしたり、茎が匍匐するタイプはつり鉢にしたり、小型品種はミニ観葉として楽しみます。乾燥には強いのですが多湿を好むので葉にまめに霧吹きをしてやるとよく育ちます。 ペペロミアは「コショウに似た」という意味があります。
おすすめの観葉植物の種類|多肉植物・塊根植物・サボテン9種
エケベリア
アガベ(リュウゼツラン)
アガベは、メキシコを中心にアメリカ大陸全体に分布しているリュウゼツラン科の多肉植物。先の尖った葉がロゼット状に広がります。品種は300種類以上もあると言われ、直径5cm程度の小さなものから5mを超すような大きなものまでサイズも様々です。
エケベリア
エケベリアは、ベンケイソウ科エケベリア属の春秋型種の多肉植物。丈夫で育てやすい品種も多く、初心者から趣味家まで幅広く人気があります。ロゼットに広がる葉が美しい多肉植物です。
火星人(フォッケア・エデュリス)
火星人は、ガガイモ科フォッケア属の塊根植物。ダイコンのような太く長い灰白色の塊根が特徴です。葉はつややかな緑で、成長すると薄い緑色の変わった花を咲かせます。
カランコエ
カランコエは、ベンケイソウ科カランコエ属の多肉植物。葉が短い毛で覆われているようなものから、ギザギザしたもの、丸く艶があるもの、紅葉する品種など、種類が豊富です。花を観賞するタイプのものと葉を楽しむタイプがあります。
亀甲竜(キッコウリュウ)
亀甲竜は、亀の甲羅のようなフォルムが印象的なヤマノイモ科の冬型塊根植物。夏の終わり頃に、塊根の頂点の付近から太いつるが伸びてきて、つるからは光沢のあるハート型の葉が出てきます。
グリーンネックレス
グリーンネックレスは、キク科のつる性の多肉植物。名前の通りグリーンピースのような玉状の葉が連なる姿が可愛らしく人気があります。つる植物と言っても巻きつくのではなく、葉茎を長く伸ばし下垂させていきます。
- グリーンネックレスは名前の通り、グリーンピースのような玉状の葉が連なる姿が可愛らしい、つる性の多肉植物です。幅広い世代から知られる植物で、観葉としても親しまれています。丈夫で育てやすく関東以南では戸外での管理も可能です。また花も咲き、ほのかな芳香があります。花は白く花径は1㎝程度と小さめです。 グリーンネックレスはつる性の多肉植物です。つる植物と言っても自分から何かに巻き付いていくようなことはありません。葉茎を長く伸ばし、下垂させていきます。玉状の葉を下垂させる姿が可愛らしいので、床や棚に置くよりもプラントハンガーなどで吊るして飾ると良いでしょう。 グリーンネックレスは春秋に生長するタイプの多肉植物です。真夏や真冬の植え替えや過度な水やりは負担をかけることになるので避けるようにしましょう。
ハートカズラ
ハートカズラは、ガガイモ科(キョウチクトウ科)の常緑つる性多年草の多肉植物。ハート型の葉がたくさん連なる姿が人気です。つるは最長で2m程度まで伸びます。環境が合えば、夏に細長い棒状のユニークな形の赤紫色の花を咲かせます。
パキポディウム
パキポディウムは、キョウチクトウ科の塊根植物。トゲのある幹やフォルムが面白い植物です。観賞価値のあるきれいな花を咲かせます。内部はスポンジ状になっていて、高い保水力があるのが特徴。育てやすい観葉植物です。
リプサリス
リプサリスは紐のような見た目が特徴的なサボテン科の植物。サボテンの一種ではありますが、とげは無く、多肉植物のような見た目をしています。
観賞植物にはたくさんの種類があります。好みの種類は見つかりましたか。小さな鉢を1つ置くだけで、インテリアのアクセントになります。管理も日々の楽しみの一つになるでしょう。観葉植物を育てて、自宅で過ごす時間を豊かにしてみませんか。
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