5月が旬の野菜、果物、魚、花50種!5月の節句や行事食も

山田智美

山田智美

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5月に旬を迎える野菜や果物、魚、花をずらり50種。他にも5月の行事や節句、季語、行事食も紹介します。目で見て、舌で味わって、五感を使って季節を楽しんでいただけますように。

目次

5月とは?季語や行事、事柄、行事食

5月が旬の食べ物や花は?季語や行事、事柄

  • 和名:皐月
  • 英名: May

5月に使われる季語と意味

初夏

夏の初めを表す言葉

薫風

新緑のなかを吹き抜ける風のこと

夏めく

新緑や初夏の花が美しく、夏の気配を感じられるようになってきたこと

余花(よか)

夏になってから遅れて咲く花、特に葉の中に咲く桜の花のこと

5月に迎える二十四節気

立夏

立夏は毎年5月5日ごろです。年によって1日程度前後します。また、5月5日から次の二十四節気の第8節、小満までの15日間ぐらいを指します。

春が終わり、夏の気配が感じられるようになるころです。

▼二十四節気の立夏について

小満

小満は毎年5月21日ごろです。年によって1日程度前後します。また、次の二十四節気の第9節、芒種までの15日間ぐらいを指します。

立夏で春から夏に代わり、夏、植物にも成長する力が満ち溢れ、草木枝葉が茂るころです。

▼二十四節気の小満について

5月の行事や事柄

メーデー

メーデーは5月1日。本来はヨーロッパの春の到来を迎えるお祭りの日でした。

最近は、世界中で労働者がその権利を守るためにデモなどを行う日です。

すずらんの日

すずらんの日

フランスでは、5月1日にすずらんの花を贈り合う習慣があるそうです。贈った人も贈られた人も幸せになれると言われています。

▼すずらんの日について詳しくはこちら

端午の節句

端午の節句は毎年5月5日、こどもの日です。日本の五節句の一つ。菖蒲の節句とも呼ばれます。地方や時期によって多様な意味合いを持つ節句です。

この日は菖蒲湯に入ったり薬玉を飾ったりして邪気を払い、ちまきを食べます。

八十八夜

八十八夜は、立春から88日目、5月2日ごろを指す言葉です。この日に摘んだ新茶を飲むと長生きできると言われ、茶摘みが行われる日です。

憲法記念日

憲法記念日は5月3日、国民の祝日の一つです。現在の日本国憲法が制定されたことを記念する日です。

みどりの日

みどりの日は5月4日、国民の祝日の一つです。「自然に親しむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心を育む」日とされています。

こどもの日

こどもの日は5月5日、国民の祝日の一つです。かつては男の子の節句とされていましたが、今では男子に限定しないこどもの日とされています。

母の日

母の日は5月の第2日曜日です。アメリカで発祥した行事で、お母さんに感謝の気持ちを込めてカーネーションを贈る日とされています。現在ではカーネーションに限らず、花やお菓子、その他のプレゼントを贈ります。

5月の行事食

ちまき

ちまきとは、うるち米やもち米、黄飯を笹などの葉で包み、イグサで巻き上げたもの。形状は三角錐や円錐であったり様々です。邪気を払うとされ、端午の節句に食べると良いと言われています。

柏餅

柏餅は餡を入れたお餅を柏の葉で包んだもの。柏の葉には子孫繁栄の意味があり、端午の節句に食べると良いと言われています。

 

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5月が旬の野菜12種

サヤエンドウ(絹さや)

サヤエンドウ

サヤエンドウは、エンドウの未熟な莢を食用とする場合の呼び方です。エンドウのなかでも若い莢(さや)を食用とするのが「サヤエンドウ」です。

サヤエンドウ(絹さや)

  • サヤエンドウは、エンドウの未熟な莢を食用とする場合の呼び方です。エンドウは大きく分けて、若い莢(さや)を食用とする「サヤエンドウ」と、未熟な豆を利用するグリーンピースのような「実エンドウ」、そして完熟した豆を乾燥させて利用する「エンドウ豆」とがあります。 最近リボベジとしても人気なスプラウトの一種「豆苗(とうみょう)」も、エンドウの若芽です。 エンドウ豆は歴史が古く、紀元前7000年頃から南西アジアで栽培されていました。エジプトの有名なツタンカーメンの墓から出土するなど古代ローマやギリシャで栽培されるほど、歴史的にも大変古く重要な作物だったようです。後にインドから中国へ伝わり、日本へ入ったのは8~10世紀頃と言われていますが、日本でエンドウが食べられるようになったのは江戸時代。関東地方では「絹さや」、関西で「サヤエンドウ」と呼ばれることが多いようです。その他にも呼び名が様々あり、ぶんこ、さやまめ、さんどまめ…等々これだけ地方で様々な呼び方があるサヤエンドウです。 サヤエンドウは、つるあり種は200cm、つるなし種は40~100cmと大きく分けて2つあります。支柱を立てるときの目安となりますので、種袋の裏などで品種の確認をしましょう。

グリンピース

紫エンドウ

グリンピースは、未熟な豆を利用する「実エンドウ」です。サヤのなかのグリーンの実を食用にします。

そら豆

ソラマメ(そら豆) 育て方ポイント

そら豆は、豆の莢(さや)が空に向かって伸びることから、そら豆と呼ばれるようになりました。

日本では、主に完熟前の豆を食べます。ビールのお供として人気の野菜です。海外では、完熟したものを乾燥させ、煮豆などに使用します。

そら豆(ソラマメ)

  • そら豆は豆の莢(さや)が空に向かって伸びることから、そら豆と呼ばれるようになりました。また、蚕を飼う初夏に収穫をむかえるそら豆は、さやの形が蚕に似ていることから「蚕豆」とも書かれます。 そら豆の実が充実してくると莢(さや)がふくらみ、重みで下を向きだします。 日本では、主に完熟前の豆を食べます。ビールのお供として人気の野菜です。海外では、完熟したものを乾燥させ、煮豆などに使用します。 特に幼苗期のそら豆は耐寒性に優れているため、10月中旬~下旬にかけて種をまき、冬越しをして、翌年の5~6月に収穫時期を迎えます。

クレソン

5月が旬の野菜12種クレソン

クレソンは通年流通していますが、露地のものは葉茎が柔らかい春が旬です。花が咲く前の葉茎を摘み取って食用にします。生でサラダの他、おひたしにしてもおいしい野菜です。

クレソン

  • クレソンはヨーロッパからアジアの温帯にかけて広く分布する多年草の水生植物で、繁殖力が旺盛なため日本国内でも水辺でよく見られます。クレソンの和名はオランダガラシやオランダミズガラシと呼ばれています。 クレソンは横に這うように伸びて茎の途中から根を出しながら水深があるところでは水面に横たわるように浮いています。春には5~6ミリの小さな白い小花を茎の先に咲かせます。味はさわやかな苦みとピリッとする辛みが特徴です。水切れしないように注意をして土で栽培する事もでき、水耕栽培も容易です。冬場に5度を下回らないように管理すれば、真夏や真冬を除きほぼ1年中収穫できます。環境が合えばとにかくよく育ちます。

アスパラガス

アスパラガスの花言葉や種類、特徴をご紹介!アスパラガスは、筆のような形をした茎を食用にする植物。黄緑色の釣鐘型をした可愛らしい花を咲かせます。

アスパラガスは、葉が開く前の若い茎を食用にする野菜。一年中流通していますが、春から初夏が旬です。

アスパラガス

  • アスパラガスは若茎を食用にする植物です。茎についている「はかま」と呼ばれる三角形のものが本当の葉です。この葉は退化しているので茎をのばしても葉が大きくなることはありません。葉のように見えるものは「偽葉(仮葉)」と呼ばれ、細かく分枝した枝になります。 和名はオランダキジカクシといい、語源はキジが隠れられるほどにアスパラガスの細かい茎が生い茂ることから名づけられました。緑色に育てた「グリーンアスパラガス」のほかに土寄せやフィルムなどで遮光することによって軟白栽培した「ホワイトアスパラガス」、アントシアニンを含むアスパラガス全体が紫色の「紫アスパラガス」などがあります。 種まきから本格的に収穫できるまで3年ほどかかりますが、それ以降はそれほど手入れが必要でなく、同じ場所で5年以上収穫できます。

アシタバ

明日葉

明日葉(アシタバ)は、日本原産のセリ科の植物です。新芽を摘んでも翌日にはまた生えてくるくらい生命力が強いことから、明日葉(アシタバ)と呼ばれます。炒めたり、おひたしにしたりして楽しめます。

明日葉(アシタバ)

  • 明日葉(アシタバ)は数少ない日本原産の植物で、房総、三浦、伊豆、紀伊半島や伊豆諸島に多く分布しています。 セリ科多年草の野菜の一つで、葉をいくら収穫しても、明日にはすぐに若葉が出るということから明日葉(アシタバ)という名前が付きました。 春先冬を越した2年目以降(株の大きさによるところが多い)の株から新芽が伸び、6~9月に花が咲き、秋に種ができ、種の状態で冬を越して、春に発芽する。そして、開花・結実した株は枯れていくというサイクルで生育します。 花を咲かせないように、上手に茎葉を摘むことにより、4~5年は収穫を続けられます。 明日葉(アシタバ)は、葉野菜として食べられるだけでなく、青汁などの加工品に多く使用されます。明日葉(アシタバ)の茎を切ると、黄色い汁が出てきます。この物質は「カルコン」と呼ばれ、ポリフェノールの一種ですが、近年その効能に注目が集まっています。

オカヒジキ

オカヒジキ 育て方

オカヒジキは、日当たりの良い海岸の砂地や塩生地に自生しています。オカヒジキの葉の形が海藻のヒジキに似ていて、陸地で育つことから名付けられました。

お浸しや炒め物にして食べます。

オカヒジキ

  • オカヒジキは、主にユーラシア大陸に分布し、日当たりの良い海岸の砂地や塩生地に自生しています。 日本では東北地方で古くから自生しているオカヒジキを採っていたようです。自生しているオカヒジキは、土壌の塩分を吸収しているため、塩気を感じるようです。 オカヒジキの茎は匍匐(ほふく)しながら生育し、葉は多肉質です。オカヒジキの葉の形が海藻のヒジキに似ていて、陸地で育つことから「おかひじき」と名付けられました。オカヒジキは海のヒジキ同様にミネラルが豊富なので栄養にも優れた野菜です。 オカヒジキの栽培の始まりは、江戸時代初期からです。その時の主な産地が山形県で、オカヒジキ栽培の発祥の地となったと言われています。現在では、山形県に限らず各地で栽培されていますが、海岸の開発により、天然のオカヒジキの数が減り、絶滅が危惧されている地域もあります。

たけのこ

5月が旬の野菜12種たけのこ

たけのこは、竹の新芽。竹の地下茎から生長してきたものを、大きくなる前に掘り上げて食用にします。独特の風味と食感を楽しめる春の野菜です。

新ごぼう

ごぼうは、長く伸びた根を食用とするキク科の植物です。新ごぼうは瑞々しく歯ごたえがよいので、サラダやキンピラにして楽しみます。

新玉ねぎ

5月が旬の野菜12種新玉ねぎ

新玉ねぎとは、収穫してすぐに出荷された玉ねぎのこと。乾燥保存された玉ねぎと違い、瑞々しく甘味が強いのが特徴です。流通時期は2月~5月くらいまでと短いので、春に積極的に食べたい野菜です。

タマネギ(玉ねぎ)

  • タマネギ(玉ねぎ)の起源は古く、中央アジアといわれていますが、野生種については未だ発見されていないため、原産地が特定できていません。 ピラミッド建設時代にはエジプトで栽培され、建設に従事する労働者に「にんにく」、「だいこん」と一緒に「タマネギ」が配給されていたという記録が残されています。 タマネギ(玉ねぎ)は日本へは江戸時代に南蛮船によって長崎に伝えられますが、観賞用にとどまり、あまり普及しませんでした。 本格的にタマネギ(玉ねぎ)の栽培が始まったのは明治時代で、コレラが流行した際に「タマネギ(玉ねぎ)を食べるとコレラにかからない」という噂が広まり、その後広く食べられるようになったと言われています。 ちなみに、日本で一番タマネギ(玉ねぎ)を生産されているのは北海道です。その中でも北見地域は半分近くを占めており、タマネギ(玉ねぎ)栽培地として有名です。全国の中でも日照時間が長く、降水量が少ないため、たくさんの太陽をあびて生長し、球のしまりがよく、熱を加えることでとても甘くなるという特長があるそうです。  

新じゃがいも

5月が旬の野菜12種新じゃがいも

新じゃがいもは、採れたてで出荷されたじゃがいものことです。皮も薄く瑞々しいので、皮ごと調理して食べられます。

ジャガイモ(馬鈴薯)

  • 主な春夏野菜の栽培の植え付けのトップバッターといえば「ジャガイモ」です。 ジャガイモはサツマイモに比べて先端が丸く、表面もツルツルとしています。サツマイモのような根の部分とは違い、ジャガイモは地下茎の先端が肥大したものです。その証拠に、ジャガイモが日に当たると緑色に変色します。緑色に変色したものや小ぶりなものは毒性が強いので食べないようにしましょう。 ジャガイモの芽にはソラニンという毒性の成分があるため、調理前に取り除く必要があります。包丁の角でえぐるように取ると簡単に取れます。 ジャガイモの栄養価はカリウムや、食物繊維、ビタミンB1、ビタミンCなどでビタミンがでんぷんによって調理の熱から 守られているため、効果的に栄養を体内に取り入れることができます。比較的乾燥した地域でも生育し、一年中栽培されるため世界中で好まれて食されています。 見た目がふっくらとしてしわがなく重量感があるものがおいしいとされています。新じゃがはみずみずしく 皮が薄いのが特徴です。春、秋、冬作と一年中収穫されており、収穫したあと乾燥させて保存すれば長く保存できます。

ラッキョウ

ラッキョウは、日本で10世紀ごろから栽培されていた歴史ある野菜です。根を食用にします。初夏はラッキョウ漬けを仕込むシーズンです。

ラッキョウ

  • ラッキョウは、日本で10世紀頃から栽培されていた歴史ある野菜です。秋に芽吹き、分球しながら生育し、その後越冬。再び春に分球しながら株を大きく生長させます。 ラッキョウは花は咲きますが、種子は作らずに鱗茎で繁殖します。夏の暑さに弱いため、鱗茎の状態で夏の休眠期を過ごします。 ラッキョウは中国原産の野菜で、辛みを持つ代表的な五大野菜「五辛(ごしん)」の一つです。ラッキョウの他に、ネギ、ニンニク、ノビル、ニラがあります。

 

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5月が旬の果物(フルーツ)4種

イチゴ

5月が旬の果物(フルーツ)4種

イチゴは、バラ科の多年草。果物として扱われていますが、木になる果実ではないので、正しくは野菜に分類されます。年末から店頭に並びますが、露地で旬を迎えるのは5月~6月です。

いちご(イチゴ・苺)

  • 甘くて美味しいフルーツとして人気のあるいちごですが、じつは野菜の仲間です。「野菜とは草本性の植物」という意味で、いちごはスイカやメロンと同様に苗を植えて一年で収穫することから一般的な野菜と同じ草本性として分類されています。 ハウス栽培が盛んで、夏の一時期を除いてほぼ一年中出回っていますが、春から初夏にかけてが本来のいちごの旬です。 いちごは、軸に近い部分より先端の方が糖度が高く、果肉の中心よりも表面の方が甘いとされています。ビタミンCや葉酸が多く含まれます。 いちごの実と思って食べている部分は、花托(かたく)又は花床(かしょう)といって花の付け根の部分が発達して食用部となったものです。 いちごの本当の実の部分はいちごの「粒々(実)部分」です。ちなみに、いちごを縦に切って、断面図を見てみるとこの粒々(実)部分に1本1本の筋が水分や栄養を送っているのが分かります。この粒々の中に種がありますので、種をまくときはこの粒々部分を土にまきます。 いちごは、親株からランナーを伸ばし、子株、孫株と株を増やし、越冬して実を付ける多年草です。この親株から伸びたランナーの向きと反対方向にいちごの花房が出るので、苗を購入して植え付けるときは、ランナーを北側に向けると花や実によく日が当たります。また、ランナーを通路側とは反対方向に向けて植え付けると、いちごが収穫しやすいように工夫することができます。 いちごの苗は、通常植え付けてから実がなるまで半年ほどの長い期間を必要とします。最近では、春と秋や、春、夏、秋の長い期間収穫できる二季なりや四季なり品種も流通しています。また、花色も白だけでなく、赤いミニバラのような花を楽しめる品種も出てきました。 現在食べられているいちごは、近年の品種改良によるものですが、野生のいちごは、はるか昔から世界的に食べられていました。 野いちごの種類も豊富で、クサイチゴ、クマイチゴ、バライチゴ、モミジイチゴ、ナワシロイチゴなど。同じバラ科ですが、これらの野いちごは全てキイチゴ属です。私たちが現在食べているいちごは、オランダイチゴ属といいます。野生のいちごとは違い、栽培された大粒のいちごが江戸時代にオランダより持ち込まれました。

ビワ

5月が旬の果物(フルーツ)4種ビワ

オレンジ色の瑞々しい果実のビワ。冬に花を咲かせ、初夏に食べごろを迎えます。硬く大きなタネが入っています。

ビワ(枇杷)

  • ビワ(枇杷)は、家庭果樹としても栽培される暖地に適した常緑の小高木で、生長が早く約10メートルの樹高で自生しているものもあります。長さ15センチ~25センチほどの葉は革のように厚く、裏面に褐色の綿毛が密生しています。開花は11月~12月にかけて枝先に1~2センチほどの芳香のある小さな花を円錐型に房咲きにします。ビワ(枇杷)の果実は6月頃にオレンジ色に熟します。果樹として栽培されている品種は日本に自生しているものとは違って中国品種を改良したものが多いです。学名のEriobotryaはerion(軟毛)+botris(ブドウ)で白い軟毛におおわれたブドウのように房状になる実をつけることを意味します。

ウメ

5月が旬の果物(フルーツ)4種ウメ

梅は、梅酒やジャムに加工される果物。生食には向きません。5月~7月ごろに大きくなった梅の実を食用にします。初夏は梅仕事の季節です。

梅(ウメ)

  • 梅(ウメ)は、初春のまだ寒い時期に香りのよい花を咲かせる落葉高木です。日本には中国からかなり古い時代に薬用として渡来しました。梅(ウメ)の樹高は10mに達しますが、3~5m程度で管理され、古くから花、香り、果実の3拍子揃った春を告げる落葉花木として全国各地で植栽され広く親しまれています。 梅(ウメ)の枝は広く張り、葉は長さ5~8cm程度で二重鋸歯があります。花は2年枝の細く短い枝に2.5センチ程度の花をつけます。梅(ウメ)は品種によって開花期に違いがあります。性質上、野梅性・緋梅性・豊後性・杏性の4系統に分けられますが園芸上は花を観賞する梅と果実の収穫を目的とする梅に分けられます。 果樹としては各地に産地があり、観賞樹としては庭や公園に春を告げる木として好んで植えられます。また、梅(ウメ)は花もの盆栽の代表格です。

さくらんぼ

5月が旬の果物(フルーツ)4種さくらんぼ

赤く宝石のような果実が人気のさくらんぼは、セイヨウミザクラの果実。瑞々しい果肉が人気のフルーツです。

さくらんぼ

  • 春に桜そっくりな白い清楚で可憐な花を咲かせ、初夏には輝くルビーのように愛くるしく美しい実を成らせて私たちの目を楽しませてくれるさくらんぼ。その果実は噛めば口の中ではじけるような食感とともに甘酸っぱい味覚が軽やかで可愛い香りともに広がります。 一般には木は桜桃、果実はさくらんぼと呼びわけられています。ソメイヨシノなどの花を鑑賞する桜との違いは、桜は白や桃色の花ですが、さくらんぼの花は真っ白で花粉の量が多く花の下にくびれがあり、かたまって咲くのが特徴です。また、ほとんどの木は相性の良い他の品種の花粉を受粉しないと結実しません。さくらんぼの名前は「桜の坊(桜の実)」が由来とされています。

 

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5月が旬の魚(魚介)6種

カツオ

カツオの旬は春と秋の年2回。春は初カツオ、秋は戻りカツオと呼びます。「目に青葉山ほととぎす初鰹」と詠まれているくらい、初カツオは旬を感じられる魚だということのようです。

イワシ

イワシは通年流通している魚ですが、初夏から夏にかけてが旬だといいます。夏のイワシは脂がのっておいしいので、お刺身の他に塩焼きにするなどして楽しみます。

イサキ

イサキの旬は5月~7月。夏に産卵期を迎えるので、この時期のイサキは栄養を蓄え、よく太っています。イサキはお刺身や焼き魚で楽しめます。

シラス

シラスはイワシなどの魚の稚魚です。通年流通していますが、冬の間は禁漁とされている地域も多いので、春から秋にかけてが出回り期だと言えます。特に春から初夏のシラスはおいしいと言われています。

トリガイ

トリガイは産卵期を迎えるまでの春から初夏が旬だと言われています。この時期のトリガイは甘味が強いのが特徴。お刺身で人気の貝です。

ホタルイカ

ホタルイカ

ホタルイカは身の部分が5cmに満たないくらいの小さなイカです。鮮度の問題から、流通しているもののほとんどは釜茹でされたものです。春野菜と一緒にぬた合えにしたり、刺身にして食べます。

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5月が旬の花28種

ノイバラ

5月が旬の花ノイバラ

ノイバラバラ科の低木で、5月~6月に白い一重の花を咲かせます。香りが良いのが特徴です。

ノイバラ(野薔薇)

  • ノイバラは日本全国の河原や野原に自生する、つる性の落葉低木。日本に野生しているバラの代表です。トゲのある低木を総称してイバラと呼ぶことから、野に自生するイバラということで、ノイバラとつけられたそうです。別名では野薔薇(ノバラ)と呼ばれます。大変丈夫なので、栽培品種のバラの台木によく用いられます。樹高は1~2mほどで枝がよく分枝してトゲがあります。 花色は白で、花径は2.5cmほど。花には芳香があり、5月~6月頃にまとまって咲きます。花びらは5枚で、素朴ながら上品な一重咲きです。良い香りは香水などに使われます。 花後に赤い実ができますが、実に見える部分はガクの下の筒が肥大した偽果です。1cmくらいの丸形で、9月~12月頃に赤く熟します。食用にできるので果実酒に用いられたり、利尿・便秘などの漢方薬としても使われます。リースを作る際の花材としても役立ちます。

バラ

5月が旬の花バラ

バラはその豪華な美しさと芳香で花の女王ともいわれ、紀元前の昔から人々を魅了してきました。一重咲き種や八重咲き種、咲き方、花色、樹形も豊富です。4月~5月に香りの良い花を咲かせます。

バラ(ブッシュ・ローズ)

  • バラはその豪華な美しさと芳香で花の女王ともいわれ、紀元前の昔から人々を魅了してきました。愛と美の象徴ともいわれ神話や宗教、芸術や文学にも数多く登場し、いつの時代にも文化の中心に咲き続けています。バラ科・バラ属の落葉性の低木・花木で、その多くは葉や茎にトゲを持ちます。樹形からブッシュローズ(木立ち性)、シュラブローズ(半つる性)、クライミング・ローズ(つる性、つるバラ)の3タイプに分けられています。ブッシュローズは株立ち性の枝幹がまっすぐ伸びて花が上向きに咲くタイプで、「ハイブリットティー」「フロリパンダ」「ミニュチュア」「パティオ」「ポリアンサ」が含まれます。

クレマチス

5月が旬の花クレマチス

クレマチスは花色、咲き方、共に多様なつる植物です。つるにならない品種もあります。クレマチスは4月~6月にかけて次々と花を咲かせます。

クレマチス(テッセン)

  • クレマチスは、日本、ヨーロッパやアジアが原産の多年草。原種は300種類は存在し、日本では「カザグルマ」「ハンショウヅル」「センニンソウ」などがあります。クレマチスの花びらに見える部分は「ガク」であり、花びらがないというちょっと変わった花で、四季咲き、一季咲きのものがあります。クレマチスは品種によって開花時期も異なり、秋冬に咲くものもあります。 クレマチスの咲き方は、大きく分けると新しい枝に花が咲く新枝咲き、新しい枝にも古い枝にも花が咲く新旧枝咲き、古い枝に花が咲く旧枝咲きの3つに分けられます。それぞれ剪定の仕方も違うので注意しましょう。

テイカカズラ

5月が旬の花テイカカズラ

テイカカズラは、初夏の5月~6月ごろ、直径2cm程度の芳香のある花を咲かせます。全体がクリーム色で、中心に近づくにつれて黄色が強くなる花は、プルメリアを小ぶりにしたようで南国を思わせる雰囲気があります。香りが良いのも特徴です。

テイカカズラ(定家葛)

  • テイカカズラは、日本原産のつる性常緑低木です。テイカカズラの名前は、能楽「定家」が由来とされています。式子内親王と藤原定家の悲恋の物語です。式子内親王へ恋焦がれた藤原定家は彼女の死後、テイカカズラとなってその墓にまとわりつき墓石を覆ってしまったと言われています。 テイカカズラは初夏、5~6月頃、直径2cm程度の芳香のある花をたわわに咲かせます。全体がクリーム色で中心に近づくにつれて黄色が強くなる花は、プルメリアを小ぶりにしたようで南国を思わせる雰囲気があります。 葉は光沢のある明るいグリーンで、茎の途中からも気根を出して塀や他の樹木に張り付くように伸びていきます。仲間にハツユキカズラという、葉を観賞する目的で作られた園芸種もあります。 キョウチクトウ科は有毒物質を含むと言われていますので、口に入れることの無いように注意してください。また樹液で肌がかぶれることもあるので、触れるときは気を付けるようにしましょう。

ショウブ

5月が旬の花ショウブ

ショウブとは、ノハナショウブから改良されて作られた園芸品種です。「ショウブ」と呼ばれ愛されていますが、正しくは「ハナショウブ」という植物名です。ショウブの花が咲くのは初夏、梅雨に入る前の5月上旬から中旬です。

花菖蒲(ハナショウブ)

  • 花菖蒲(ハナショウブ)は江戸時代を中心に品種改良が進んだ古典園芸植物です。現在は5000種類以上の品種があります。 5月頃から新芽を出して50㎝~1m程に丈を伸ばし花を咲かせます。色は白、青、紫、斑入り、黄色などがあります。 花の形は3枚の花びらを開かせる三英咲きと6枚の花びらを開かせる六英咲きと八重咲があります。葉は細くくっきりとした脈が隆起しています。 品種の育成地によって大きく分けると江戸系、伊勢系、肥後系、長井古種の4タイプにこれらの交配種もあり、さらに種間交配によって育成された黄花品種や、アメリカなど海外で育成された品種もあります。

アヤメ

5月が旬の花アヤメ

アヤメは、ショウブと同じころに紫や白の花を咲かせるアヤメ科の植物です。ショウブに似ているので混同されがちですが、外側の花びらに網目模様が入っているのがアヤメです。

アヤメ(文目・あやめ)

  • アヤメは下に垂れている大きな外花被片と直立している内花被片をそれぞれ3個つけているため、遠くからでも一目で分かるほど特徴的な花です。花の色は紫色か白色ですが、外花被片には網目模様があり、なおかつつけ根は黄色になっています。アヤメの品種の一つであるジャーマンアイリスは、花の色が紫色や白色をはじめ数多くの色を持っており、外花被片と内花被片で色が異なっているものもあります。また花被片そのものも大き目でフリルのような形をしています。シャガという品種は、茎が分かれるため1株で小さめの花を数輪つけるのが特徴的です。

ボタン

5月が旬の花ボタン

ボタンは、ボタン科の落葉低木。シャクヤクとよく似ていますが、シャクヤクは草本なので木にはなりません。ボタンは、4月~5月ごろに大きく豪華な花を咲かせます。

牡丹(ボタン)

  • 牡丹と芍薬の花はよく似ていますが、芍薬は草本、牡丹は木本の落葉低木です。春になると新芽が芽吹き、先端に花径15~40cm程の花をつけます。花形は一重、八重、千重、万重、獅子咲きなど、種類が多い植物です。 一般的には春咲きの春牡丹ですが、春牡丹より小ぶりで、春と初冬の年二回咲く寒牡丹という種類もあります。その他、冬牡丹と呼ばれている牡丹は、春牡丹を温度管理によって人工的に冬に咲かせたものです。 牡丹の花色は白、桃、紅、朱赤、黄、絞りや複色など種類が豊富です。中国原産の花木で、奈良時代に薬用木として渡来し、その後改良が進んだ結果、中国の品種とは異なる独自の品種群がつくりだされました。欧米で改良された品種群にフランスボタン、アメリカボタンがあります。

シラン

5月が旬の花シラン

うつむくように花を咲かせる姿が美しいシラン。4月~5月に開花します。シランの花色には赤紫と白があります。

シラン(紫蘭)

  • シラン(紫蘭)は古くから親しまれている地生蘭で、鉢植えや路地などに植えられることもあります。寒さ暑さに強く、気温が低くなると葉を落としますが春になると新しく出た地下にある偽球茎(球根のようなもの)から再び葉を茂らせます。品種もいくつかあり、丈夫なランなので初心者の方にもおすすめです。

アジサイ

5月が旬の花アジサイ

日本の梅雨を代表するような花、アジサイ。5月~7月にかけて開花します。小さな花がたくさん集まったような複雑な見た目と、バリエーション豊かな花色が人気の植物です。

アジサイ(紫陽花)

  • アジサイは、日本原産の落葉低木です。日本原産のガクアジサイが西洋に渡り品種改良を重ねられ、西洋アジサイとして日本に逆輸入されてきました。 最近は西洋アジサイ、ガクアジサイともに、品種、形、色の種類が豊富にあります。次々に新品種が登場してくるので、追いつけないほどです。アジサイの育て方は、翌年も花を咲かせるための剪定にコツがありますが、基本的には簡単です。一度植え付ければ、長い間花を楽しめる寿命の長い植物で年々花数が増えて見事な株になります。 最近ではアジサイは鉢花、切り花の他、ドライフラワーとしても人気があります。

ヒューケラ

5月が旬の花ヒューケラ

ヒューケラは常緑多年草で、カラーリーフプランツとして寄せ植えや花壇に用いられる近年人気の高い植物です。4月~5月ごろに小さな花を咲かせます。

ヒューケラ(ツボサンゴ)

  • ヒューケラは常緑多年草で、カラーリーフプランツとして寄せ植えや花壇に用いられる近年人気の高い植物です。 草丈20cm~50cm程度で葉が重なるように密に茂り、葉色のバリエーションが幅広いのが人気の理由です。 ヒューケラの葉は直径3~10cmほどで薄く丸みを帯びたアイビーのようなフォルムをしています。葉色は赤、シルバー、オレンジ、緑、黄緑、黄、紫、黒や斑入りのものなど変化に富みます。花は原種のツボサンゴをはじめ園芸品種もすっと立ち上がった花茎から釣鐘型の小花を群れるように咲かせます。ヒューケラは花もちもよく約1カ月近く咲き続けるので切り花としても楽しめます。 ヒューケラは耐陰性も強く、半日陰程度であれば問題なく開花します。カラーリーフだけでも楽しめますので、暗くなりがちなシェードガーデンに彩りと明るさを加えられます。

ギボウシ

5月が旬の花ギボウシ

ギボウシの花が咲くのは4月~6月。朝開花して夕方には萎れてしまう一日花です。ギボウシの花色は、紫や淡い紫、白などがあります。

ギボウシ(ホスタ)

  • ギボウシは世界の温帯地域で栽培されている多年草(宿根草)です。日本ではさまざまな野生種が分布し、その生育環境もさまざまです。古来より観賞用に植えられ、シーボルトがアメリカへ持ち帰って以来欧米で交配がなされ、多くの品種がつくりだされました。葉の色や形はもちろん葉の大きさもさまざまで、葉の長さが30センチ以上の大型、20センチ前後の中型、10センチ前後の小型の3タイプに大別されます。初夏から夏にかけて花茎を長く立ちあげてラッパ型の花を開花し葉との対比が美しい涼感ある姿を楽しめます。最近ではシェードガーデンの定番的存在です。ギボウシは冬は落葉して地上部がなくなります。

スイカズラ

5月が旬の花スイカズラ

スイカズラは、初夏に香りの良い花を咲かせるつる植物。別名をハニーサックルとも言います。咲き始めは白、咲き進むにしたがって黄色へと花色を変化させるので金銀花という別名もあります。香りが良いのも特徴です。

スイカズラ(ハニーサックル)

  • スイカズラ(ハニーサックル)は英名をHoneysuckle(ハニーサックル)とも言い、春に香りの良い花を咲かせる半落葉性つる植物です。 スイカズラ(ハニーサックル)の花は、咲き始めは白、次第に黄色と変化します。色が変化するので1本の株に白花と黄花が咲いているようにみえることから、「金銀花」という別名を持ちます。また、冬も緑の葉を絶やさないので「忍冬(ニントウ)」という別名もあります。 スイカズラ(ハニーサックル)は花の蜜を吸うと甘いことから「吸葛(すいかずら)」という名前が付きました。花の形が特徴的で、上下に大きく分かれた花びらの真ん中から雌しべと雄しべが飛び出すように付いています。日本原産の植物ですがヨーロッパで品種改良され、香りの良さから人気が出た植物です。非常に繁殖力が強いため、一部の国では害草として指定されています。 丸みを帯びた卵型の葉が茎に対し二枚両側に付き、葉の付け根から花が咲きます。花後2つの小さな実が付きます。夏の間は濃いグリーンをしていて、熟すと光沢のある黒に変化します。

オダマキ

5月が旬の花オダマキ

オダマキは、古くから栽培されている多年草で、春から初夏に独特の形の花を俯くように咲かせます。咲き方、色、共に種類が豊富な花です。

オダマキ(苧環)

  • オダマキ属は北半球の温帯に分布する宿根草で日本にも数種自生しています。オダマキは交配が盛んで、たくさんの園芸品種が存在しています。ここではセイヨウオダマキを含む、オダマキ属について紹介しています。 オダマキは古くから栽培されている多年草で、春から初夏に独特の形の花を俯くように咲かせます。日本に昔から自生するミヤマオダマキは本州中部の高山地帯から北部に分布し、直径3cmほどの青紫色で花弁の先が白色を帯びた花をつけます。同じく日本在来種のヤマオダマキは北海道から九州の山野に自生します。セイヨウオダマキと呼ばれている品種は北ヨーロッパ原産のオダマキの交配種で、花色も紫の他にピンク、白、黄色など花色が豊富です。咲き方も一重咲きから八重咲きや、茎の先に複数輪花を咲かせるタイプまでバリエーション豊富です。

ニゲラ

5月が旬の花ニゲラ

ニゲラは、原産国は地中海沿岸と西アジアの秋まき一年草の草花です。春から初夏にかけて花が咲き、花も葉も独特なフォルムで小さめの花ながら、その雰囲気はとても存在感がある草花です。

ニゲラ

  • ニゲラは原産国は地中海沿岸と西アジアの、秋蒔き一年草の草花です。春から初夏にかけて花が咲き、花も葉も独特なフォルムで小さめの花ながら、その雰囲気はとても存在感がある草花です。繊細そうな姿をしていますが、性質は強く、環境が合えば、こぼれ種でも増えます。花びらに見える部分はガク片で、本来の花びらは退化して目立たない形状です。 ニゲラという名はラテン語の「Niger ・黒い」からきています。 和名はクロタネソウと言います、花後にバルーン状の果実が膨らみ、中に黒い種が出来る事からこの名前がつきました。 ニゲラの品種はたくさんあり、年々新品種が作り出されています。園芸店では苗ものとして、生花店では切り花としても流通が増え花以外にも種が入った実の状態でも出回っています。

クランベリー

5月が旬の花クランベリー

クランベリーは、初夏に花を咲かせて秋から冬に赤い実を実らせるツツジ科の常緑低木です。直径1cmほどの小さな花をうつむくように咲かせます。

クランベリー

  • うつむき加減に咲くピンクの花のあとに、丸くてつややかな可愛らしい赤い果実を実らせます。樹高が20cmほどの常緑低木です。本来は湿地や沼地に自生することから、乾燥を嫌い湿気を好みます。暑さにも弱いです。また酸性土を好むので用土に気をつける事がポイントです。暑さに弱いですが、寒さには非常に強く、-40℃でも耐えられるといわれています。それゆえ、暖地では生育が悪く、果実も本来の味になりません。 果実は酸味がとても強いので生食よりも、ジャム、ケーキ、シャーベット、果実酒、料理のソースに利用されています。果実は安息香酸を含有しているため注意が必要です。自家結実性があるので1本だけでも結実します。 果実はほとんど流通しておらず加工品がほとんどです。苗は年中手に入りますが、夏や実が付いている時期のみというところも多いようです。

サツキ

5月が旬の花サツキ

サツキは、サツキツツジとも呼ばれるツツジ科の低木。生垣や街路樹、公園や商業施設の植栽など、身近な場所で見かけます。ツツジに比べて花も葉も小さいのが特徴。サツキの名前の由来は皐月(5月)に一斉に花を咲かせるからだと言われています。

サツキ(皐月・さつき)

  • サツキは最も育てやすい花木のひとつ。交通量の多い道路沿いにも植えられていることから、その強健ぶりが分かります。初心者でも盆栽に仕立てることが容易で、すぐに幹を太らせてくれます。江戸時代から品種改良が続けられているだけあり、一般の愛好家でも人工授粉による交配にチャレンジできます。入門種でありながら、サツキには奥深い世界が広がっているのです。毎年5月には東京・上野で「さつきフェスティバル」が催されており、見事な盆栽の数々を目にすることができます。和のイメージが強いさつきですが、意外と洋風の庭にもよく似合います。

エゴノキ

5月が旬の花エゴノキ

エゴノキは、日本や中国、朝鮮半島の山野や庭園などに見られる落葉高木です。エゴノキの花は星形のような形状をしていて、風に吹かれて散る際にはくるくると周りながら落ちていく姿がかわいらしく、見ていて飽きません。

エゴノキ

  • エゴノキとは、樹高は7~15m前後になる落葉高木で日本にも広く分布しています。雑木林などにも自生している他、庭木としても親しまれています。樹皮は暗紫褐色でつるんとしてなめらかです。 エゴノキの葉は長さ4~8cmで互生します。5~6月頃に直径2cmほどの5弁の白い花が鈴なりにぶら下がって咲き、独特の美しさがあります。エゴノキの花の散り方は、花びらを散らさずに、咲いていた形のままで落下していきます。白い花がくるくると回りながら落ちていく姿は、とても可愛らしい趣きがあります。秋早めに果実が熟して、1果に1つだけ入っている種を出します。 株立ちのエゴノキは華奢な幹と風が抜けるような涼し気な姿が美しく、シンボルツリーとして人気があります。暑さ、寒さに強い丈夫な樹種で自然樹形のままで整うのも、庭木として人気の理由です。緑陰樹にはなりませんが花が美しいので公園や緑地にも植えられます。ピンクの花が咲く品種もあります。

ヒペリカム

5月が旬の花ヒペリカム

ヒペリカムは、古くから薬用として親しまれてきた植物です。海外からの新しい品種を加えた総称でヒペリカムと呼ばれています。初夏に鮮やかな黄色の花を咲かせます。

ヒペリカム

  • オトギリソウ(ヒペリカム)は日本では古くから薬用として親しまれて来た植物です。海外からの新しい品種を加えた総称でヒペリカムと呼ばれています。どちらも庭木や公園樹として広く栽培される常緑低木で、自然形は株立ちとなりこんもりと枝葉が広がります。6~7月頃に枝先に3~4㎝の黄色い梅に似た花をつけ花弁は5枚で厚くて光沢があります。おしべは多数あり金色の糸を5つの束に分けたような花姿が特徴的です。よく枝分かれし高さ約1mになる枝は弓型に垂れます。また秋には赤色から熟すと黒紫色に変化する実を楽しむことが出来ます。

スモークツリー

5月が旬の花スモークツリー

スモークツリーは、初夏になると穂状の花序に小さな黄緑色の花が無数に開花します。羽毛のようなふわふわとした花が特徴的です。

スモークツリー

  • スモークツリーは、初夏になると穂状の花序に小さな黄緑色の花が無数に開花します。雌雄異株で、タネを結ばない不稔花である雌木の軸の部分(花柄)が長く伸びて、羽毛のようなふわふわとした触感と見た目になります。雄木に咲く花は、雌の樹木に比べて花も小さいので、煙がくすぶっているようには見えません。切り花や庭木として植栽されているのは雌木です。花の房は長いもので20cm以上にもなります。開花後のスモークツリーの花柄が、煙がたっているかのように見えることが花の名前の由来です。庭木の他、花つきの枝ものとして初夏に多数の切り花が流通しています。 スモークツリーは花だけでなく、葉も魅力的で、紅葉も美しい樹木です。暑さ寒さにも強く、手入れが簡単なため、庭木としても人気があります。ウルシ科のため、剪定した際の切り口に素手で触れるとかぶれることがあります。ヤニもあるので、作業で触る際には手袋をするようにしましょう。

セアノサス

5月が旬の花セアノサス

セアノサスは、青紫色の鮮やかな花が美しい花木。初夏に開花します。カリフォルニアライラックという名前でも流通しています。

オリーブ

5月が旬の花オリーブ

オリーブは、地中海沿岸が原産の常緑高木です。太陽と温暖な気候、水はけの良い土壌を好みます。オリーブは初夏に白や黄白色の小さなかわいい花をたくさん咲かせます。

オリーブ

  • オリーブは常緑の高木です。太陽と温暖な気候、水はけの良い土壌とたっぷりの水が大好きです。 オリーブは初夏に白や黄白色の小さな可愛い花をたくさん咲かせます。その様子は同じモクセイ科のキンモクセイとよく似ています。その後、丸くて可愛らしいグリーンの実をつけ、その実は赤、紫、黒へと成熟します。実はそのまま食べるととても渋いのですが、加工することで美味しいオリーブオイルやピクルスなどになります。 そのように家庭の食卓でも日常的に利用されているオリーブですが、植物としてのオリーブの魅力は何といっても樹形と葉の形です。葉の表面は光沢のある緑色、裏面には白い細毛が密生していて、風が吹くときらきらと銀灰色に輝きます。 「平和の象徴」としてハトが葉を口にくわえているデザインをラッキーモチーフなどで見たことがあるかもしれませんが、あの葉はオリーブです。「平和のシンボル」とされるのは「旧約聖書」のノアの箱舟のエピソードに由来します。ハトがくわえてきたオリーブの枝を見て、ノアは洪水が引いたことを知ったのです。 また、オリーブは萌芽力にも優れ、樹齢もとても長く、地中海沿岸地域では1000年を超える老木が今だに実をつけるそうです。 オリーブグリーンと言われる色もありますが、他の植物にはなかなかないような葉色や、スモーキーで乾いた感じの枝や幹の色など、様々な魅力があります。 オリーブは違った品種を2本以上植えた方が実がつく確率が俄然アップします。

シャリンバイ

5月が旬の花シャリンバイ

シャリンバイは、光沢のある葉魅力的な常緑低木です。初夏に梅に似た白い花を咲かせます。丈夫で育てやすいので生垣に向いています。

ナンテン

5月が旬の花ナンテン

ナンテンは、初夏に白い花を咲かせて冬に赤い実を実らせる常緑低木です。ナンテンの赤い実は縁起物とされ、お正月飾りに使用されます。

南天(なんてん)

  • 南天(なんてん)は濃い緑の葉に赤い実をつける常緑低木です。冬でも濃い緑が茂っている様子や、赤い実をつける特徴から縁起物として好まれ古くから、魔除け、厄除け、無病息災を願い多くの家庭で栽培されて来ました。南天(なんてん)は江戸時代から人気の古典園芸植物の一つです。和名の「南天」は難を転じる「難転」や「成天」の意味も持つ用になり、不浄をはらうために玄関やお手洗い、鬼門と呼ばれる方角に方位よけとして植えられるようになりました。南天(なんてん)は、日本では関東以西で自生している植物で栽培も容易です。 南天(なんてん)は苗木が多く流通しており、種、挿し木でも増やすことができます。観賞するだけでなく、民間薬としても利用でき、南天の実を焼酎、氷砂糖とともに漬け込んだ南天酒は咳止めの効用があるそうです。また、熱い食べ物の上に葉をのせて蓋をすると微量の腐敗を防ぐ成分が出るため、お赤飯の上に乗せられる南天(なんてん)の葉は縁起物の意味だけではなく防腐として役立っているようです。

ナヨクサフジ

5月が旬の花ナヨクサフジ

ナヨクサフジは、春も終わりに近付き、初夏の香り漂い始めたころに開花します。鮮やかな紫色の花が美しく、群生している姿は遠くからでも目を惹きます。

ヒメジョオン

5月が旬の花ヒメジョオン

ヒメジョオンは、草丈30~60cmのキク科の越年草です。花は直径2cm程度、一重の菊のようなかわいらしい花を咲かせます。

シロツメクサ

5月が旬の花シロツメクサ

シロツメクサは、クローバーの花です。春から夏にかけて、一面グリーンのクローバーの中にウサギのしっぽのようなかわいらしい白い花を咲かせます。

クローバー(シロツメクサ・白詰草)

  • クローバー(シロツメクサ・白詰草)はマメ科の常緑多年草です。日本で最もよく目にするクローバー(シロツメクサ・白詰草)は、3枚の小葉からなる濃い緑色の葉の間からボール状の白色の花を咲かせます。牧草のほか公園や河川敷きなどで芝生の代わりに使われることもあります。丈夫でよく育ちますが暑さには弱い傾向があります。 トリフォリウム属は北半球の温帯にかけて230種ある一年草または多年草で、葉は3、5、7の小葉からなります。花色もさまざまで紫、淡紅、白、黄などです。最近は葉色が鮮やかなものや葉に模様が入ったもの、全てが四つ葉のものなど園芸品種も多く作られ観賞用として栽培されるほか、原種は牧草や蜜源植物としても栽培されています。

ニワゼキショウ

5月が旬の花ニワゼキショウ

ニワゼキショウは、アヤメ科の多年草。春から初夏にかけて、直径1cmほどの小さな花を咲かせます。花色は赤紫と白があります。

ニワゼキショウ

  • ニワゼキショウは、北アメリカ原産のアヤメ科の多年草です。夏の暑さに弱いため、一年草として扱われる場合もあります。ニワゼキショウの名は、石菖(セキショウ)というサトイモ科の植物に似ていることから名づけられました。日本には明治時代に渡り、野生化した帰化植物です。 日当たりの良い場所を好み芝生や道端に生え、5月~6月に剣形をした10㎝程の草丈の葉に5㎜~1㎝の赤紫色、白、ピンクの小さな花を咲かせる一日花です。花びらは6枚に分かれ紫色の細い筋が入っています。花を咲かせ終わると、さく果ができ、熟すと3つに裂けて種子が散布されます。

ドクダミ

5月が旬の花ドクダミ

ドクダミは、原産地が東アジアのドクダミ科の多年草です。花は5月の終わりから6月に開花します。白くかわいらしい花を咲かせます。

ドクダミ

  • ドクダミは、原産地が東アジアのドクダミ科での多年草です。独特な匂いでコンクリートの割れ目からも生えてくるくらい強く、抜いても抜いても生えてくる……と、雑草扱いされることも多い草花ですが、化学薬品のなかった昔は民間治療薬として重宝されてきた和のハーブのひとつです。 ドクダミは別名「十役」と呼ばれ、開花時期は5~6月で、茎先に十字型の白い花を咲かせます。ドクダミの花名の由来は、毒や傷みを抑える効果を持つことから「毒痛み」が転じたと言われる説と、葉の特有の匂いが毒ではないかといわれたことで「ドクダメ」と呼ばれるようになり、それが「ドクダミ」になったという説があります。 冬の間は地上部分はなく、春になると芽吹いて、花は5月の終わりから6月に開花します。ドクダミの花びらに見える白い部分は「総苞(そうほう)」です。花はとんがっている黄色い部分に密集しています。

 

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5月が旬の食材レシピ3種

5月に食べたい旬の食材を使ったレシピを3種紹介します。

シラスのコンフィ

材料

  • 釜揚げシラス1パック
  • ニンニク1片
  • 鷹の爪1本
  • 塩一つまみ
  • オリーブオイル シラスがひたひたになるくらい

作り方

  • ニンニクは半分に切り、芯を取って、包丁の背で潰す
  • すべての材料を小鍋に入れ、オリーブオイルをひたひたになるくらい回しかける
  • 弱火で10分~15分じっくり火を入れて、シラスがカリカリになったら出来上がり

冷めたら保存容器に入れ、冷蔵庫で数日保存できます。パスタソースやサラダのトッピング、そのままバゲットなどにのせて楽しめます。

カツオのお刺身サラダ

材料

  • カツオのお刺身
  • レタス
  • 新玉ねぎ
  • フライドガーリック
  • ポン酢などお好みで

作り方

  • レタスは洗ってちぎっておく
  • 新玉ねぎは薄くスライスして水にさらし、ざるにあげて、水気を切る
  • お皿にレタス、新玉ねぎをのせ、カツオのお刺身をのせる
  • 上からフライドガーリックを散らし、ポン酢や好みのドレッシングをかけたら出来上がり

レタスや新玉ねぎの他にクレソン、ベビーリーフなどでお好きな野菜で代用できます。5月が旬の新玉ねぎとカツオを1度に両方楽しめるサラダです。

ラッキョウ漬け

5月になると出回る生のラッキョウを使って、ラッキョウ漬けを作ってみませんか?

▼下漬けなしで簡単なラッキョウ漬けの作り方

 

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山田智美
山田智美

植物が好きで好きで、植栽設計、ガーデナー、生花店勤務を経て現在は、フリーランスの花屋「花や蜜」として活動中。「てのひらに森を」がテーマの花屋です。森の中にいるような、見ているだけで力が抜けていくようなお花を作り続けたいと思ってます。街中で突然お花を配る、「花ゲリラ棘」というゲリラ的花配り活動も不定期決行しています。

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