8月が旬の野菜、果物、魚、花50種。夏を味方につけて暑さを楽しむ!

山田智美

山田智美

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8月に旬を迎える野菜や果物、魚、花をずらり50種。あわせて行事や節句、季語、行事食も紹介します。夏本番の8月、過ぎ行く夏を楽しみましょう。

目次

8月とは?季語や行事、事柄

8月とは?季語や行事、事柄

  • 和名:葉月
  • 英名:August

8月は気温が高く、真青な空に白く厚みのある入道雲が見られるような夏の盛り。また、お盆を過ぎると朝夕には秋を感じるような涼しい風が吹き始め、トンボの姿も多く見られるようになります。

8月に使われる季語

星月夜

澄み切った夜空に星や月が美しく輝いていること。秋の季語とされていますが、8月~10月に使われます。

西瓜(スイカ

暑い夏に喉を潤してくれる西瓜(スイカ)は夏の果物というイメージですが、初秋の季語とされています。

芭蕉(バショウ)

芭蕉(バショウ)はバナナのような葉を持つバショウ科の植物。夏に青々としていた葉が秋になると風情を帯びてくるようすから、初秋の季語として使用されます。

線香花火

線香花火は手に持って遊ぶ花火の代表。最後にぽとりと炎の雫が落ちるようすに寂寥感を感じます。晩夏の季語です。

8月に迎える二十四節気

立秋

立秋は二十四節気の第13節目、毎年8月7日頃です。年によって1日程度前後します。また、8月7日から二十四節気の次の第14節、8月23日の処暑までの15日間ぐらいを指します。立秋はこれから初めて秋の気配を感じるころと言われています。

処暑

処暑は二十四節気の第14節目、毎年8月23日頃です。年によって1日程度前後します。また、次の二十四節気の第15節、9月8日の白露までの15日間ぐらいを指します。処暑は暑さがひと段落し、朝晩には涼しい風も感じるようになるころと言われています。

8月の行事や事柄

八朔(はっさく)

八朔(はっさく)とは旧暦の8月1日のこと。1日を朔日と呼んでいたことから、8月朔日が略されて八朔(はっさく)になったというのが名前の由来です。

昔はこの八朔(はっさく)のころに早なりの稲穂が実り始めることから、稲穂のおすそ分けや、豊作を祈願したそうです。このことが起源となって、今でも京都の花街で芸妓さんや舞妓さんがごあいさつ回りをする風習が残っています。

原爆の日

8月6日は広島、8月9日は長崎に原爆が投下された日。今でも毎年、犠牲者の法要や、平和式典などの行事が行われています。特に祝祭日ではありません。

お盆

お盆は地域によって、7月に行うところと8月に行うところがあります。8月にお盆を迎える地域では8月13~16日がお盆となります。お盆は先祖の霊を迎え入れ、供養する期間です。

終戦記念日

終戦記念日は毎年8月15日とされています。この日は正午から1分間黙とうをする習慣があります。特に祝祭日ではありません。

山の日

山の日は毎年8月11日、国が定めた国民の祝日です。山の日は、山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する日とされています。山の日に海に行っても問題はありません。せっかくの祝日です。楽しみましょう。

暑気払い

暑気払いは夏の暑さを払って、元気になることを目的とした行いです。特に決まった日程や行事食はありません。プールや海で体を冷やしたり、スタミナが付くものを食べて生気を養い、暑さを払いましょう。

8月の行事食

盆菓子

盆菓子とは、花や葉などをモチーフにした落雁。お盆に帰ってきた精霊にお供えする和菓子です。下げた後は家族でいただきます。

精進料理

昔の日本ではお盆には精進料理を家族で食べる風習がありました。今では精霊にお膳をお供えするだけになっている家庭が多いようです。

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8月が旬の野菜やハーブ21種

キュウリ

8月が旬の野菜やハーブ|キュウリ

キュウリはウリ科の一年草。瑞々しく、シャリシャリとした歯ごたえが魅力の野菜です。

キュウリ(胡瓜)

  • キュウリはつる性の植物で、そばにあるものに巻き付くように伸びて生長していきます。未熟果を収穫する野菜のため、関東地方では5月初旬に植えつけると、6月には収穫時期を迎え、代表的な春夏野菜の中では一番最初に収穫できる野菜です。種から育てても、収穫するまでの日数は2か月間位しかかかりません。果実の生長は著しく、1日で3cm以上も大きくなるため、採り遅れると巨大化してしまいます。 キュウリの外側の表面の白い粉のようなものは、ブルームといって乾燥や雨などからキュウリを守るために自然にできた物質です。最近のキュウリの品種は、このブルームがあまりない、艶々のキュウリが市場に多く出回っています。 キュウリの歴史は3000年ほど前と言われており、日本では1000年前から栽培されていたとされています。そんな歴史あるキュウリも、切り口が徳川家の葵の紋に似ていたことから江戸時代には大変不人気の野菜だったそうです。

ピーマン

ピーマン

ピーマンはナス科の野菜。鮮やかなグリーンは生でも加熱しても楽しめます。

ピーマン

  • ピーマンは、ナス科トウガラシ属の南アメリカ原産の一年草で、属名からわかるようにトウガラシの仲間です。比較的病害虫にも強く、プランターでも育てることができるので、ベランダや家庭で育てやすい野菜の1つです。 ピーマンの幼苗の頃は、トウガラシ、パプリカと葉の形、枝の付き方、花なども見分けがつかないほどよく似ています。

シシトウ

8月が旬の野菜やハーブ|シシトウ

シシトウはピーマンの仲間の野菜です。青唐辛子に見た目が似ていますが辛くないのが特徴です。

シシトウ

  • シシトウはナス科トウガラシ属の中でも、ピーマンと同様辛みの少ない甘味種になります。ピーマンのように成熟すると赤くなりますが、普段食べるのは熟する前に収穫された緑色の状態のシシトウです。 先端が獅子(しし)の頭に似ていることから、獅子唐辛子(ししとうがらし)と呼ばれるようになりました。 シシトウは栽培中の水分不足などのストレスがかかったりすると、辛くなると言われていますが、見た目で辛いか、辛くないか判断することはまずできません。以前は店頭で販売されているシシトウも、10個に1個ほど辛いものが混入していたため、辛いシシトウを口にすることもありましたが、現在店頭にあるシシトウでほとんど辛いものは混入していないようです。 また、シシトウは夜の温度が低いと単為結果※し、実が硬くなり、辛くなりやすいといわれています。こちらも見た目での判断はできませんが、触ると実の硬さから判断しやすいようです。 ※単為結果とは、受精せずに実ができること。

パプリカ

8月が旬の野菜やハーブ|パプリカ

パプリカはナス科の夏野菜。ピーマンの仲間になります。肉厚で味が濃く、生でも加熱しても食べられます。

パプリカ

  • パプリカは、果実の色がグリーンからレッド、オレンジ、黄色などに変化し、どの段階で食しても甘みがあり、見た目も鮮やかでとても美しいナス科の野菜です。(色の変化は品種によります)。 果肉が厚くジューシーな食感で苦味や青臭さがないので、生のままでもおいしく食べられるのが特徴で、サラダはもちろん、炒め物やマリネにも用いられます。 初夏に植え付けると、6月頃からピーマンの花とよく似た小さな白い花を咲かせます。花後に果実ができ、例えば赤いパプリカは、果実の色がライムグリーンからオレンジ、レッドへと変化していきます。収穫できるサイズになってから完熟していくまでに、平均して3週間ほどかかりますが、グリーンの未熟な状態でも食べることができます。

ナス

8月が旬の野菜やハーブ|ナス

ナスナス科の野菜です。一年中出回っていますが旬は夏の野菜です。油と相性が良く、揚げたり炒めたりする調理方法が人気です。

ナス(茄子)

  • ナスの原産はインドです。日本には奈良時代に中国から伝わり、古くから日本人に親しまれた野菜のひとつです。ナスの形は、丸や卵、中長、長形など様々な品種が栽培されています。幅広く料理にも使えるので和洋中問わず、味を楽しむことができます。 みなさんがよくご存じの縁起の良い初夢の順番「一富士、二鷹、三茄子」ですが、江戸時代の初物のナスは1個がなんと1両。そのため庶民が正月に初物のナスを食べることは、夢のまた夢…叶わぬ夢でした。初夢にナスが登場すると縁起が良いとされるのもこのことからうかがえます。 現在のようにハウス栽培がない江戸時代で、冬に高温作物のナスを作るためには、油紙障子でハウスのようなものを作り、馬糞や麻屑(あさくず)などを踏み込んだ発酵材でエコに温度を上げるなどして、手間暇かけて栽培していたそうです。

トマト(ミニトマト

8月が旬の野菜やハーブ|トマト、ミニトマト

トマトもミニトマトも夏が旬。甘みが濃く、生でも加熱してもおいしく食べられます。

トマト

  • 夏野菜の代表ともいえるトマト。現在様々な品種が改良され青臭さもなく、まるでフルーツのように甘いトマトの品種もあります。トマトは緑黄色野菜の1つで、トマトの栄養に含まれるクエン酸は疲労回復効果があり、その他にもリコピン、グルタミン酸など栄養も豊富で、健康や美容にも効果があることも人気の理由です。調理方法も生のままいただくサラダから、煮込み料理、ソース、スイーツなど様々な料理に使えます。 このトマト、じつは植物学者たちの調査によりトマトの原種は大玉トマトではなく、チェリートマト(ミニトマト)ということが分かっています。大玉トマトの方が突然変異として、チェリートマト(ミニトマト)よりも後に生まれました。アンデス高原に自生していたトマトの野生種は、いずれもチェリートマトの種類だったようです。 トマトは原産地では多年草ですが、日本のような温帯で育てると一年草として栽培されます。この野生種のトマトは、メキシコから北米に伝わり、実際に栽培されるようになったのは19世紀に入ってからです。ヨーロッパへ伝わるのは、コロンブスの新大陸発見が大きく影響し、ヨーロッパでトマトを食べるようになったのは、18世紀以降といわれています。 当初、ミニトマトやトマトは観賞用として育てられ、食用とされることはありませんでした。というのも、新大陸からヨーロッパに伝わった時に、トマトの実がとても赤いために有毒植物と信じられていたからです。 日本に伝わったのは17世紀の江戸時代ですが、同じように観賞用として伝わってきました。「赤茄子」としての価値しか見出せず、しばらくの間観賞用としてのみ育てられていました。 トマトの赤い実は毒性ではありませんが、じつはトマトの苗自体には有毒物質が含まれています。完熟のトマトにはほとんど含まれていませんが、「トマチン」といって、花・葉・茎などに多く含まれているため、トマトの葉は食べることができません。

ミニトマト

  • トマトの原種は、大玉トマトではなくチェリートマト(ミニトマト)ということが植物学者たちの調査により分かっています。大玉トマトの方が突然変異として、チェリートマト(ミニトマト)よりも後に生まれました。アンデス高原に自生していたトマトの野生種は、いずれもチェリートマトの種類だったようです。 チェリートマト(ミニトマト)は原産地では多年草ですが、日本のような温帯で育てると一年草として栽培されます。 野生種のトマトは、メキシコから北米に伝わり、実際に栽培されるようになったのは19世紀に入ってからです。ヨーロッパへ伝わるには、コロンブスの新大陸発見が大きく影響し、ヨーロッパでトマトを食べるようになったのは、18世紀以降といわれています。 当初、トマトは観賞用として育てられ、食用とされることはありませんでした。というのも、新大陸からヨーロッパに伝わった時に、トマトの実がとても赤いために有毒植物と信じられていたからです。 日本に伝わったのは、17世紀の江戸時代ですが、同じように観賞用として伝わってきました。やはり「赤茄子」としての価値しか見出せず、しばらくの間観賞用としてのみ育てられていたそうです。 完熟の実にはほとんど含まれていませんが、じつはミニトマトやトマトの花・葉・茎などには、「トマチン」という有害物質が多く含まれています。そのため、ピーマンの葉は食すことはできますが、ニトマトやトマトの葉は食べることができません。 現在では、様々な品種が改良され、青臭さもなく、まるでフルーツのように甘いミニトマトもでき、人気の野菜の一つです。 ミニトマトは緑黄色野菜の1つで、クエン酸、リコピン、グルタミン酸など栄養も豊富。健康や美容に効果があることも人気の理由。サラダから、煮込み料理、ソースなど様々な料理に使えます。 ▼ミニトマトを使ったセミドライトマトの作り方はこちら 簡単!ミニトマトを使ったセミドライトマトのオイル漬け&4種のハーブクラッカー LOVEGREEN編集部のベランダで収穫したミニトマトを使って、セミドライトマトのオイル漬けと、4種のハーブ… 戸松敦子 2021.06.28 料理・レシピ

オクラ

8月が旬の野菜やハーブ|オクラ

オクラはアオイ科の夏野菜です。独特の粘りがあります。オクラの花は昼には閉じてしまう一日花。オクラの花の可愛らしさまで楽しんでください。

オクラ

  • オクラはアフリカ北東部が原産のアオイ科の植物で、世界各地共通でオクラ「okra」と呼ばれている野菜です。原産地では多年草として生育できますが、四季がある日本では冬越しが厳しいため一年草扱いとなります。 オクラの花は中心部が濃い紫色になっていて、外側のクリーム色の花びらとのコントラストは、野菜とは思えないほど美しい花です。アオイ科の植物ということもあり、同じ科のハイビスカスやムクゲ、フヨウに似た美しさです。 このように、花を目立たせることで虫を呼び寄せ、花粉を運んでもらうためですが、こんなに美しくて綺麗な花なのに花の命は短く、たった一日で落ちてしまいます。なんとも潔いお花ですね。

ズッキーニ

8月が旬の野菜やハーブ|ズッキーニ

ズッキーニはウリ科の夏野菜です。焼いたり、揚げたり、煮込んだりして食べますが、実は生でサラダにしてもおいしい野菜です。

ズッキーニ

  • 見た目はきゅうりのようですが、ズッキーニは「ペポかぼちゃ」の変種です。原産地は北アメリカ南部~中南米ではないかと考えられています。16世紀頃にヨーロッパに伝わり、19世紀後半にイタリアで改良されたものの中からズッキーニが誕生したと言われています。別名「つるなしカボチャ」といわれ、分枝が発達することはなく、親づるがどんどん生長します。整枝といって、ズッキーニの実の下の葉を処理したり、支柱などでぐらつく株元を支えながら管理しながら栽培します。 ズッキーニは日本ではまだ歴史が浅く、普及し始めたのは1980年頃からですが、家庭菜園ではお洒落で人気の野菜のひとつです。花がついたままの未熟な果実も食用にするため、エディブルフラワーとしての一面もあります。 緑色の他、黄色、まだら模様、ツートンカラーなど、品種が豊富です。一般的なズッキーニの形のほか、丸型やUFOのような形のものなどユニークなものもあります。

ゴーヤ

グリーンカーテンでも有名なゴーヤは、ウリ科の夏野菜です。クセになる苦みがあるのが特徴です。

ゴーヤ

  • ゴーヤの正式和名は「ツルレイシ」といいますが、沖縄本島では「ゴーヤー」、宮古島では「ゴーラー」、八重山地方(石垣島や西表島など)では「ゴーヤ」、九州では「レイシ」「ニガゴリ、ニガゴイ」などと呼ばれており、本州などでは「ニガウリ」とも呼ばれています。 テレビ番組をきっかけに全国的に普及し、ゴーヤという名前で親しまれるようになりました。独特な苦味のあるゴーヤは、暑い地域の夏バテ解消のメニューとしても全国的に有名です。 ゴーヤのグリーンカーテン 家庭菜園としてゴーヤを育てる以外にも、つる性植物の特性を利用して夏の緑のカーテンとしても人気のゴーヤです。 ネットに絡ませてカーテンやシェード風に仕立てるゴーヤのグリーンカーテンは、緑の森の中にいるような気分を味わえるだけでなく、室温を下げる効果もあり、暑い夏を乗り切るための人気のガーデニングアイテムになります。

枝豆

8月が旬の野菜やハーブ|枝豆

エダマメは大豆を未成熟の時期に収穫したものをさします。子供のおやつやお酒のおつまみなど、夏の日本の食卓に欠かせない野菜です。

枝豆(エダマメ)

  • エダマメは大豆を未成熟の時期に収穫したものをさします。主茎と分枝に分かれ、それぞにエダマメの実がなります。エダマメの花は白や紫色で、房から3~4つほどの花が咲きます。分類としてはエダマメは野菜類とされ、大豆になると穀類(穀物)になります。エダマメのさやにはうぶ毛が生えており、2~3粒ほどの実が入っています。 大豆は一般的には、中国原産とはいわれていますが、日本に自生する野生のツルマメとよく似ており、そのツルマメから栽培されたとも考えられ、中国・日本それぞれの地域で栽培化されたという説もあります。 エダマメは古くは奈良、平安時代から食べられていました。江戸時代には枝がついたまま茹でて売られ、食べ歩くという光景が見られたことからエダマメという名がついたとされています。 外国人観光客が、日本料理で好きなものといえば「お寿司、ラーメン、刺身、天ぷら…」は、もはや常識といってもおかしくないような日本のおもてなしメニューですが、数年前に海外のインターネット検索で日本食についての検索ランキング上位に、エダマメが浮上しました。美味しさだけでなく、健康食としてエダマメが海外セレブ達に注目されたのがきっかけといわれています。 しかも、英語の「Soybeans」ではなく、「EDAMAME」という名で浸透しています。エダマメは、今や国際語といっても過言ではない存在になっています。

インゲン

インゲン

独特の香りと歯ごたえが特徴のインゲンはマメ科の野菜。サラダや煮物、炒め物と、あらゆる料理で活躍します。

いんげん豆(インゲンマメ)

  • いんげん豆には、大きく分けて「つる性」と「つるなし(矮性)」があります。 「つる性」 つるを伸ばしながら生長し、草丈は3m程になります。そのため支柱を作り、支柱周りをつるが巻くようにして栽培します。つる性のものは、種をまいてから収穫するまでの期間が長い「晩生(おくて)」の品種がほとんどです。 「つるなし(矮性)」 つるで生長せず、草丈も40cm前後の小型です。つるなしのいんげん豆は、種をまいてから収穫するまでの期間が短い「早生(わせ)」の品種が多いです。 いんげん豆は、育てやすくて、次から次へと花を付け、たくさん収穫することができる家庭菜園におすすめの野菜です。

白瓜

8月が旬の野菜やハーブ|シロウリ

シロウリ(白瓜)はウリ科のつる植物。水分が多く、淡白な味の野菜です。中のタネを取り除き、浅漬けやサラダにします。

トウモロコシ

トウモロコシはイネ科の夏野菜です。旬のトウモロコシには甘く瑞々しいおいしさがあります。

トウモロコシ(とうもろこし)

  • トウモロコシは世界三大穀物の1つで食用、飼料、油、バイオエタノールの材料にもなります。 まっすぐに伸びた太い茎と大きく広がる葉が特徴です。150cmの品種のものから、大きい品種で2mを超える草丈になり、先端にススキの穂に似た雄穂、葉の付け根に雌穂ができます。 トウモロコシのひげは雌しべにあたり、ひとつひとつのトウモロコシの粒からひげが伸びています。雌しべが茶色に色づく頃トウモロコシの粒が充実し収穫時期の合図になります。 日本には、1579年に長崎や四国にポルトガル人から固粒種のフリントコーンが伝えられました。明治初期には、スイートコーン、ハニーバンダム、ピーターコーンなどがアメリカからもたらされ北海道で、試験的な農業作物として作られ、のちに全国に広がりました。

冬瓜(トウガン)

夏に収穫して冬まで持つから冬瓜(トウガン)というのが名前の由来です。加熱すると翡翠色とも言える透明感のあるグリーンに変化します。

冬瓜(とうがん)

  • 冬の瓜と書いて「冬瓜」と呼びますが、春に植え付け、夏に収穫するウリ科の野菜です。 冬瓜は夏に収穫しても、冬まで長く保管できるということから、冬瓜と名付けられてともいわれていますが、冷暗所で丸ごと保管する際は2~3か月ほどですので、現実には冬まで品質を保ったまま貯蔵し続けることは難しいようです。 しかし、冷凍保存ができますので、冬瓜をお好みの大きさにカットして、密封袋に入れて冷凍しましょう。 一般的な冬瓜は、完熟すると皮の表面に、ブルームといわれる粉があらわれ、それを目安に収穫していましたが、最近では、表面に粉がふかない冬瓜も多く出回っています。 冬瓜は、小さなものだと1~2kg、大きなものだと10kg以上の大きさがあるので、育てるときは品種ごとの大きさを確認してから購入しましょう。

モロヘイヤ

モロヘイヤは暑さや乾燥に強い夏野菜。独特の粘り気が特徴です。モロヘイヤの食用になる部分は葉です。

モロヘイヤ

  • モロヘイヤは、アジア~アフリカ北部の熱帯で広く栽培されている野菜で、日本には1980年代から栽培されるようになりました。 高温や乾燥に強い夏野菜で、砂漠地帯でも生育する貴重な野菜です。 空芯菜(クウシンサイ)とともに葉物野菜の作りづらい夏の時期に栽培できる貴重な野菜です。病害虫にも比較的に強く、自生力の強い丈夫な植物です。 モロヘイヤという名前の由来には、アラビア語で「王家のもの」という意味があります。それは古代エジプトの王様が病気になった際、モロヘイヤのスープを飲むと回復したことが由来だそうです。エジプトで王家といえばクレオパトラ。彼女もこのモロヘイヤのスープを飲んでいたのかもしれません。

ツルムラサキ

8月が旬の野菜やハーブ|ツルムラサキ

ツルムラサキはほうれん草に見た目が似ている、ツルムラサキ科の野菜です。独特の粘り気があります。お浸しの他、油で炒めてもおいしく食べられます。

つるむらさき(ツルムラサキ)

  • つるむらさき(ツルムラサキ)はつる性の一年草の草本です。名前の通り、つるが紫色のものと緑色の品種があり、淡い紅色の花が美しいので観賞用として栽培されることもあります。 つやのある若葉と茎を食用にし、味がホウレンソウに似ているため別名インドホウレンソウやセイロンホウレンソウとも呼ばれますが、ほうれん草というよりもモロヘイヤのような、粘り気やぬめりがあります。ビタミンAやカルシウム、鉄分を多く含む栄養価の高い野菜です。

シソ

8月が旬の野菜やハーブ|シソ

シソ(大葉)は日本で昔から生育している、草丈約70~80cm位の植物です。爽やかな香りと色が特徴で、薬味として多用されます。

シソ(大葉)

  • シソ(大葉)は草丈約70~80cm位の日本に昔から生育している植物です。シソ(大葉)の葉は柔らかく、とてもさわやかでよい香りが特徴的です。 シソ(大葉)は一度育つとたくさんの葉が茂り、収穫してもわき芽から次々と葉が生えてきます。こぼれ種でも発芽し、まいた記憶もない場所から生えてきたりもします。 緑色の葉紫蘇は別名大葉とよばれています。葉は緑色の他に赤紫の赤じそがあります。赤じそは梅干しの色付けなどに利用されたり、シソジュースの材料としても使用され鮮やかな赤色が魅力的です。  シソ(大葉)は、中国、ベトナム北部、韓国、日本に分布しています。日本では縄文時代の遺跡からも発掘されていることから、古くからシソ(大葉)が生育していたことが分かります。中国後漢末期の名医「華佗」が食中毒の治療に使ったことから、蘇りの薬草として世に広められたといわれています。そのことから紫蘇と名付けられたとも伝えられています。

ショウガ

8月が旬の野菜やハーブ|ショウガ

ショウガはショウガ科の多年草。ピリッとした風味が特徴で、薬味には欠かせない野菜です。私たちが普段食べているのは根の部分です。

生姜(ショウガ)

  • 生姜(ショウガ)は古くから世界中の暖かい地域で、香辛料や薬用として栽培されてきました。原産地はマレー、インドを中心とする熱帯アジアといわれています。 日本でも、奈良時代には栽培されていたとされる歴史のある植物です。栽培が盛んになるのは江戸時代からで、それ以降生姜(ショウガ)は、魚肉料理の臭み消しや、薬味、ジンジャーエールなどの飲み物にも用いられ、私たちの暮らしに欠かせないものとなっています。生姜(ショウガ)は古代中国で、薬として使用されてきました。漢方では主に根生姜(ネショウガ)の部分が使われています。生の生姜(ショウガ)は、吐き気止めや咳を鎮める作用、胃を丈夫にする作用があるとされており、風邪のひきはじめに飲むと効果があります。乾燥させた生姜(ショウガ)は、胃腸などの内臓を温める作用があり、体を強く元気にしてくれる強壮作用があります。

ミョウガ

8月が旬の野菜やハーブ|ミョウガ

ミョウガは日本に自生する多年草。私たちが食べているのは、遮光して軟白化した幼茎やつぼみの部分です。

ミョウガ(茗荷)

  • ミョウガは、中国・朝鮮半島・日本・台湾に自生する宿根性の多年草。独特な香りをもつ香味野菜で、日本でも本州から沖縄まで自生しています。先端の紅色が鮮やかでふっくらしたものが良質です。半日陰と湿った土壌を好み、地下茎を伸ばして生長します。日当たりが悪い場所でも栽培可能なので、家庭菜園で取り入れやすい野菜のひとつです。 ミョウガは、蕾を食べる「花ミョウガ」と、植え付けてから2~3年たったミョウガの新芽を遮光して軟白化した幼茎「ミョウガ茸」を食べることができます。 東京の「茗荷谷(みょうがだに)」は、かつてその場所がミョウガの産地だったことが地名の由来です。切り立った崖の下に清水がわき、周囲でミョウガがたくさん採れたことが分かる文献や地図が残されています。

バジル

8月が旬の野菜やハーブ|バジル

バジルはシソ科のハーブ。耐寒性がないので日本では一年草として扱われています。香りの良い葉は生や加熱して、さまざまな料理に使用されます。

パクチー

8月が旬の野菜やハーブ|パクチー

パクチーはセリ科の野菜です。コリアンダーや香菜とも呼ばれます。アジアの食べ物のようなイメージですが、ヨーロッパでも昔から愛されてきたハーブです。

パクチー(コリアンダー)

  • パクチー(コリアンダー)は、世界的には歴史が古く、そのころからパクチー(コリアンダー)の薬用効能があると言われていたそうです。春か秋に種まきをして、葉が育ってきたら収穫します。夏の日差しを浴びすぎると、花が咲き、葉が硬くなるので、寒冷地以外では秋まきの方が向いています。土をあまり乾燥させすぎないように気をつけます。ちなみに、「パクチー」はタイ語での呼び名です。英名だと「コリアンダー」です。

 

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8月が旬の果物(フルーツ)7種

ブルーベリー

8月が旬の果物(フルーツ)|ブルーベリー

ブルーベリーは夏に果実が青黒く熟すツツジ科の落葉低木です。熟したブルーベリーは甘く、生食でもジャムやジュースにしても楽しめます。

ブルーベリー

  • ブルーベリーはツツジ科スノキ属に分類される北アメリカ原産の落葉低木果樹で、種類は200~300種あると言われています。低木なのでベランダや鉢植えでも育てやすい果樹のひとつです。ブルーベリーは虫が付きにくく無農薬でも栽培しやすいのでとても人気があります。 ブルーベリーは果実だけでなく、かわいらしい花や紅葉も楽しめるので、1年を通して変化も見ることができるのも魅力のひとつです。 ブルーベリーは1品種の苗木でも結実しなくはないですが、たくさん収穫したいなら同一系統の2品種を植えるとよいでしょう。

ブラックベリー

ブラックベリーは真黒な果実をつける、バラ科のつる性落葉低木。ブラックベリーの果実は甘く、生食でもジャムなどにしても楽しめます。

ブラックベリー

  • ブラックベリーは、初夏に黒い実をつける落葉性のつる植物です。生食できる他、ジャムなどに加工するのにも向いています。性質がとても強く、病害虫の心配も少ないことから、無農薬でも簡単に育てられ家庭で育てるのに向いています。 ブラックベリーは品種が多品種あり、もともとはトゲがある植物ですが、最近流通している品種はトゲなし品種が一般的で、誘引なども簡単にできるようになりました。地植えの他、鉢植えでも栽培可能です。

フサスグリ(レッドカラント)

8月が旬の果物(フルーツ)|フサスグリ

透明感のある赤い果実が魅力のフサスグリ(レッドカラント)は、スグリ科の落葉低木。果実は酸味が強いので、生食よりはジャムやシロップにして楽しみます。

フサスグリ(レッドカラント)

  • フサスグリ(レッドカラント)は、初夏に赤いキラキラとした実をつけるスグリ科の落葉低木です。実は酸味が強く、どちらかというと生食よりは加工用として使われますが、最近はお菓子の飾り付けなどには生で使用されることもあります。キラキラした実がとても美しいことから、装飾用として花屋で枝もの花材として流通しています。

桃(モモ)

桃

桃(モモ)はバラ科の落葉高木。春に花を咲かせ、夏に香りの良い果実を実らせます。桃(モモ)の果実は甘く瑞々しいのが特徴です。力を入れて触れたところから変色していたんでいくので、そっと触るようにしましょう。

もも(桃)

  • もも(桃)は、バラ科サクラ属の落葉中高木で、樹高は2~4mに達し花が美しく、果実は、ほのかな紅色をし甘くみずみずしさがあります。植え付けから数年で成木になり大きな実を収穫できますが、病害虫が多く栽培には摘果や袋かけ、薬剤散布の手間と技術が必要です。極早生種から晩生種までさまざまですが初心者は早生種の方が栽培しやすいです。中国では3000年以上前から食用として栽培されていたといわれており、禍を避け福を招く縁起のよい木と考えられています。ヨーロッパには紀元前に伝わっておりローマ帝国の書物にも登場します。日本に伝わった時期は不明ですが縄文遺跡から種が出土しています。

メロン 花言葉 育て方 種類

メロンはウリ科のつる性植物。果物とされていますが、木にならないので、分類上は正しくは野菜です。香り良く、甘く瑞々しい果肉が魅力です。

メロン

  • メロンの原産地は、現在アフリカ大陸説とインド説が存在します。というのも、メロンは世界各国に様々な品種、変種が存在するためです。 高級な果物の代表格ともいえるメロンですが、意外にも分類上ではいちごやスイカと同様に野菜に入ります。つる性の一年生植物で、初夏にキュウリに似た花を咲かせ、夏に豪華な果実を実らせます。 「ネット」と呼ばれるメロンの皮に出来る模様は、メロンの実が大きくなる早さと、皮が伸びる早さの違いからできるものです。皮よりも実が早く大きくなり、皮が裂けやすいので皮に亀裂が入ります。この亀裂をふさごうとしてできるコルク物質が盛り上がってネット模様になります。

スイカ 育て方のポイント 特徴

スイカはウリ科のつる性植物。メロンと同じく、分類上は正しくは野菜です。甘く、水分が多いので、暑い夏に食べたくなる果物です。

スイカ(西瓜)

  • スイカはつる性の植物で、葉は大きく切れ込みが入った形をしています。他のウリ科の野菜と同じように、1株に雌花と雄花が存在する雌雄異花(しゆういか)の植物です。スイカは高温と乾燥を好むため、多湿に弱い性質があります。家庭菜園でスイカを育てるときは、くれぐれも水の与えすぎには注意しましょう。 スイカの形は日本では球形が主流ですが、海外では楕円形が主に流通しています。 スイカは紀元前5000年にはすでに南アフリカで栽培されており、3000年前のエジプトでも栽培が行われていたといわれています。その後中国に伝わり、中国から日本へ渡来しました。 中国語では水分が多く、西域から伝わったため、「西瓜」と呼ばれるようになりました。日本でも漢字で西瓜と書きます。 南アフリカ中央のカラハリ砂漠から、サバンナ地帯で野生種が見つかっているため、アフリカが起源とされています。あんなにも水分を含むスイカの原産地が、砂漠というのはとても意外です。  

パッションフルーツ

パッションフルーツは香りが良く、甘味と酸味のある南米原産のフルーツ。日本でも育てられます。果皮の表面にシワが寄り始めたくらいが甘味が強く、食べごろです。

パッションフルーツ

  • パッションフルーツはさわやかで甘い香りと心地よい酸味が特徴の果実を付ける熱帯原産のつる性の多年草です。別名はクダモノトケイソウといって時計の文字盤を思わせる独特の花が咲きます。果実は黒色の種を含む半透明のゼリー状の黄色い果肉で満たされ、種もプチプチと食べられます。 生育適温は20℃~30℃前後で栽培場所は日当たりと風通しがいい場所を好みます。耐寒性の高い品種であれば日本の無霜地帯(霜が降りない地域)では冬越しが出来ます。つるをのばして1シーズンに5m近く伸びることもあるので、あんどん仕立てかネットにはわせるように誘引するとよいでしょう。

 

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8月が旬の魚(魚介)6種

アジ

8月が旬の魚(魚介)|アジ

アジは初夏から夏にかけてが身がしまっていて味が良くなる時期です。アジは刺身やタタキ、焼いたり揚げたりします。

イワシ

8月が旬の魚(魚介)|イワシ

イワシは梅雨のころから夏にかけてがいちばん脂がのっていておいしい時期です。

イサキ

8月が旬の魚(魚介)|イサキ

イサキは産卵期の初夏から夏がおいしいと言われています。お刺身の他、カルパッチョや塩焼きにしても楽しめます。イサキは自宅で三枚におろせますが、アジやイワシよりウロコが多く手強いので、覚悟して取り掛かりましょう。

ハモ

ハモはウナギやアナゴの仲間で、ウナギのような細長い見た目をしています。夏の京都といえばハモの湯引きと言われるくらい、京都ではハモ料理が有名です。

ウニ

ウニは秋の産卵期を迎える前の夏が旬です。独特の食感の生ウニは夏の間に一度は食べたい味覚です。

岩ガキ

岩ガキは冬に流通するマガキと違い、夏においしい時期を迎えるカキ。生食で楽しみます。

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8月が旬の花16種

ペチュニア

8月が旬の花|ペチュニア

ペチュニアはナス科の一年草。色のバリエーションが豊富で、次々と花を咲かせるので、夏のガーデニングの強い味方です。

ペチュニア

  • ペチュニアは、夏の寄せ植えの素材としてとても人気のある草花です。剪定を上手にすると、枝分かれしてたくさんの花を咲かせるので、ハンギングやコンテナ栽培にも適しています。 ペチュニアは色幅も豊富で多花性。一重や八重咲きなど咲き方も様々あり、花の大きさも大輪から小輪と様々です。品種数も数百品種以上あり、毎年新品種が発売されています。 ペチュニアは開花期間がとても長いので、初心者にもおすすめの素材です。ペチュニアは現地では多年草ですが、寒さの弱いため日本では一年草扱いとなります。 ペチュニアの語源はブラジル先住民のPetun(たばこ)が語源になっています。たばこの花に似ていることからこの語源になったと言われています。

トケイソウ

8月が旬の花|トケイソウ

トケイソウはトケイソウ科の南米原産のつる植物。南国を思わせるような大きな花と独特なフォルムが特徴で、観賞用として人気があります。

トケイソウ(時計草)

  • 亜熱帯を中心に分布される、ツル性多年草です。トケイソウという和名の由来は、大きな3つの雄しべが時計の針に見えることからきています。非常にユニークな形の花で、その品種は500種以上と言われています。さらに掛け合わせた園芸品種もあるので、とてもたくさんの品種があるということになります。 南米原産の植物ですが、日本でも暖地では露地で越冬します。挿し木が容易な植物であり、長く伸びたツルが地面に下垂し、そのまま根付くということも多々あります。 南国の果物で有名なパッションフルーツ(Passiflora edulis)もこのトケイソウの仲間のひとつです。

ルドベキア

8月が旬の花|ルドベキア

ルドベキアは夏にたくさんの花を咲かせるキク科の植物。一年草と多年草があります。いずれも暑さに強く、鮮やかな色の花を咲かせます。

ルドベキア

  • ルドベキアはキク科の丈夫な一・二年草、または多年草で草丈40~150cmになり、直径4~5センチの花を次々と咲かせます。ルドベキアの花期は6月ごろから始まって8~10月ごろに最盛期を迎えます。ルドベキアは別名マツカサギクと呼ばれ、花が終わると花芯が円柱状に伸びてまるで松かさのように見えることから名づけられました。近年、品種改良がおこなわれ、通常の一重咲きのほかに蛇の目咲きや二重咲き、八重咲きがあるほか花色も黄色だけでなく橙色や褐色などがあります。花壇ではヒルタ種が多く使われ、グラウンドカバーにはフルギダ種が使われることが多いです。いずれも丈夫で育てやすく花期も長いので群植すると見ごたえがあります。

カンナ

8月が旬の花|カンナ

草丈高く生長するカンナはカンナ科の球根植物。ビビットな花色は南国を思わせるような雰囲気です。植えっぱなしで毎年花を咲かせます。

ジニア

ジニア

ジニアは暑い季節に花を咲かせ続ける一年草。オレンジや黄色といったビビットな色以外に、何とも例えようのないアンティークカラーの花を咲かせる品種もあります。

ジニア

  • ジニアは暑い時期にも花が休むことなく咲き続ける一年草。和名で百日草と呼ばれているのは、百日という長い間咲き続けることからですが、今では5月~11月と百日どころではない長期間咲く草花です。 最近ジニアの新品種が続々と登場し、ビビッドな色からシックな色、また単色だけでなく複色カラーも多く色幅が多いのも魅力です。 ジニアはたくさんの品種と系統があります。草丈も高性種から矮性種まであり、花のサイズも超大輪、大輪、中輪、小輪と色々。咲き方もポンポン咲き、カクタス咲き、ダリア咲き……などとても多様です。 ジニアの最も一般的な品種がエレガンスの系統です。その他リネアリス(ホソバヒャクニチソウ)、プロフュージョンなど最近開発された品種もあります。 最近のジニアは園芸だけでなく切り花としても流通してきたことから、今後ますます品種や色あいが多様になり人気が出てくる花のひとつと思われます。

ヒマワリ

8月が旬の花|ヒマワリ

夏を代表するような花、ヒマワリ。暑い盛りに大輪の花を咲かせるヒマワリは、お庭に植えても切り花でも楽しめます。

ひまわり(向日葵)

  • ひまわりは、北アメリカ原産の一年草で、すくっと立ちあがった茎から太陽のような大輪の花が開花します。学名のヘリアンサスは「太陽の花」という意味で、漢字だと「向日葵」と書きます。 ひまわりというと草丈の高いものをイメージしがちですが、品種改良によって草丈20cmほどのプランター栽培向きのものや八重咲き品種などもあり、バラエティに富んでいます。また、花色も一般的な黄色のほか、レモンイエローや白っぽい黄色など豊富です。最近はオレンジ、ダークレッド、茶系、黒系、複色など多数の品種があり、毎年のように新品種が登場しています。

クルクマ

8月が旬の花|クルクマ

クルクマはウコンの仲間の球根植物です。瑞々しい葉茎とガラス細工のような花が印象的です。

クルクマ

  • 盛夏、花が少なくなる季節に爽やかで明るい色の可憐な花を咲かせてくれる耐寒性球根植物です。花色は白やピンク、グリーンと豊富で、蓮を思わせるような形状をしています。花に見えている部分は花ではなく包葉(ほうよう)といって、花を包んでいる葉です。この包葉のなかに小さな花を咲かせます。矮性種から草丈50㎝位になるものまで種類も豊富です。同じクルクマ属にウコンがあります。

ユリ

8月が旬の花|ユリ

ユリは夏に可憐な花を咲かせる球根植物。1本だけでも絵になる美しい花です。

百合(ユリ)

  • 百合(ユリ)は、主に初夏から夏にかけて香りの良い花を咲かせる球根植物です。ユリは非常に種類が多い上に園芸品種もたくさん作られています。ヤマユリのような大輪咲きからオトメユリのような小ぶりな花まであります。 テッポウユリやヤマユリなどは、日本の山野でも見かけることができます。香りが良く、花の形状も美しいので、世界中で人気です。特に白ユリは「聖母マリアの花」とされており、神聖な花とみなされています。

蓮(ハス

8月が旬の花|蓮

蓮(ハス)は水面からすーっと伸びた茎の先に青々とした大きな丸い葉を開かせ、その葉の間からさらに茎を伸ばし明るいピンク色の花を咲かせます。家庭で育てやすいサイズの小型の「チャワンバス」という種類もあります。

蓮(ハス)

  • 蓮(ハス)は東南アジア原産の草本性水生植物です。観賞用にも食用にもなるため世界中で育成されています。 蓮(ハス)は早朝に開花し、昼には閉じる花が美しく、世界中で愛されている花です。特に仏教では、泥の中から出てきて美しい花を咲かせるところから汚れのない花とされています。その他の宗教でも象徴的な意味合いを持つ花として愛されています。 蓮(ハス)の葉は円形または楕円形で薄く、長い葉柄をもち水面上1.5m以上になります。光沢は無く水を弾く特性があります。蓮(ハス)は、葉よりさらに上まで花茎を伸ばして咲きます。花色は桃色、白、黄色などがあります。チャワンバスと呼ばれる小型種は鉢栽培で親しまれています。 蓮(ハス)の根茎は日本人にも馴染みの深い蓮根(レンコン)です。日本では蓮(ハス)の食用部分と言えば主に蓮根(レンコン)ですが、他国では葉から茎まで食用とされます。蓮(ハス)の花の雄しべを緑茶と合わせた蓮茶も有名です。 日本で有名な蓮(ハス)の一つに大賀蓮(ハス)があります。大賀蓮(ハス)は2000年以上前に土の中に落ちた種を大賀一郎博士が発芽させたものです。2000年もの長い間発芽しなかった理由は蓮(ハス)のタネの外皮が非常に厚く、自然に発芽することがあまりないからと言われています。

睡蓮(スイレン)

8月が旬の花|スイレン

睡蓮(スイレン)は水の上に浮かぶように咲く花が印象的な水生植物です。睡蓮(スイレン)には耐寒性のある温帯スイレンと耐寒性のない熱帯スイレンがあります。

スイレン(睡蓮)

  • 世界各地の熱帯、亜熱帯、温帯に約40種類分布する水生草本で、地下茎または塊茎をもっています。葉は長い葉柄をもち円形や楕円形をして水面に浮いています。 40種のうちの多くは熱帯地域に自生する熱帯性スイレンです。これは昼咲きと夜咲きがあり、花は長い花柄をもって水面から出ています。 葉は広い楕円形で欠けている部分が温帯スイレンに比べて大きく深く、葉柄が長く水面から突き出ています。冬場でも最低15度以上の温度と水深30cm以上の水槽が必要になります。 一方、温帯性スイレンの花は昼咲きのみで水面に浮きます。葉も花と同様に円形で水面に浮かびます。全体で5~6品種ほどしかありません。

キキョウ

8月が旬の花|キキョウ

キキョウは紫がかった青い花を咲かせる多年草です。実際に咲くのは夏ですが、秋の七草に数えられる花です。

キキョウ(桔梗)

  • キキョウ(桔梗)は、毎年夏の時期に花を咲かせる宿根草で、万葉集にも登場し古くから日本で愛される植物の一つです。また、キキョウ(桔梗)は秋の七草で知られ秋の花のイメージですが、真夏の暑い時期でも涼しげに咲き続ける丈夫な花です。キキョウ(桔梗)は強い霜に当たらなければ越冬しますので、関東では地植えにしたままで翌年また花を咲かせることが出来ます。 キキョウ(桔梗)の花の色は青の他に白、ピンク、絞りの入った色などがあります。次々と咲き続け、一通り咲き終えた時に切り戻しを行うと再び秋に開花します。またキキョウ(桔梗)の英名の「Balloon flower」は蕾が風船のように膨らんでいるところから名がつきました。

ハギ(萩)

8月が旬の花|萩(ハギ)

秋の七草として有名なハギ(萩)ですが、実際に開花するのは夏。7月頃から咲き始め、8月~9月に見ごろを迎えます。

ハギ(萩)

  • ハギ(萩)は秋の七草にも入っているくらい古くから日本で好まれてきた落葉低木です。秋の花というイメージが強いハギ(萩)ですが、実は夏の盛りから咲き始めます。ハギ(萩)の花は夏から咲き始めて、初秋には満開になります。 ハギ(萩)の樹形は、枝垂れるように伸ばした枝に直径1~1.5㎝程の赤紫色のマメの花をたくさん咲かせます。単色ではなく僅かにグラデーションがかかったような色合いをしているので、花の表情に複雑さが出ます。枝垂れた枝に赤紫色の花を咲かせて風に揺れる姿は美しく、秋を感じさせる花です。赤紫色の花が一般的ですが、白花種もあります。 非常に生育旺盛で、短く切り詰めてもすぐに大きく枝を伸ばします。他のマメ科の植物と同じように根に根粒菌を保持していますので、土壌を肥沃にする特性があります。

ミソハギ

8月が旬の花|ミソハギ

ミソハギは湿地や水辺を好むミソハギ科の多年草。名前にハギと付きますがハギ(萩)の仲間ではありません。鮮やかな赤紫色の花が印象的です。

ミソハギ

  • ミソハギは冬に枯れても春にまた同じ場所から自生する多年草植物です。原産国は日本で、日本列島のどこでも暖かい野原や湿地に分布しています。ミソハギの茎は天に向かって垂直に伸び、その長さは1mにも及びます。しかし直径は1cmもありません。その細い茎の先端から下部に渡って緑色の細長い楕円の葉を付けます。また葉と同様に花をつけます。先端から下部に掛けて稲穂状に花が咲くのです。花の大きさは直径1cm程。6枚の花びらをつける小ぶりな花です。色は濃いピンク。茎の長さは1mを超す大型ですが、花穂はおよそ30cm程育ちます。

ハイビスカス

8月が旬の花|ハイビスカス

ハイビスカスは、南国をイメージするような鮮やかな花を咲かせる落葉低木です。寒さに弱いため、本州では鉢植えで管理しますが、沖縄など暖地では庭木として育てられます。

ハイビスカス

  • ハイビスカスはアオイ科の非耐寒性常緑低木。世界の熱帯~亜熱帯地方で広く栽培され、暖かい地域では庭木としても利用されています。5月~10月頃に華やかな花が咲き、花色は赤、黄、白、ピンク、オレンジ、紫、複色などバリエーションも豊富で、花の大きさも小さいものから大きいものまであり、その品種数は数えきれないほどです。ハイビスカスの花は、通常、朝開いて夜に閉じてしまう1日花です。最近は品種改良により、1つの花が2~3日咲くものも出てきています。 ハイビスカスは、在来系、大輪系、コーラル系の3つの系統に分けることができます。 ・在来系(オールド系)の花は、中大輪で花付きがとてもよいです。葉は大輪系より小さく、縁がギザギザしています。耐暑性は普通で、挿し木で増やすことが可能です。 ・大輪系(ハワイアン系)は、花は大輪ですが、花数は少なめ、葉は大きくて丸いものが多いです。耐暑性は弱く、挿し木で増やすことは難しいです。 ・コーラル系は、小中輪が垂れ下がって咲き、花付きがとてもよいです。葉は小さくて縁にギザギザがあります。耐暑性は強く挿し木で増やすことが可能です。 南国のイメージ感がたっぷりの花は、各地でアクセサリーなど様々なモチーフにも使用されてます。

サルスベリ

8月が旬の花|サルスベリ

サルスベリ(百日紅)は、色鮮やかで少し変わった花を咲かせる落葉高木です。非常に開花期が長く、6月から咲き始め、9月の終わりから10月初旬まで咲いています。

サルスベリ(百日紅)

  • サルスベリは夏から秋まで長く開花する落葉樹です。地域によっては秋に美しい紅葉を見ることもできます。サルスベリは栽培しやすい樹木なので一般家庭に植えられる他、日本の公園や街路樹でも多くみられ、花色は濃ピンクや淡ピンク、赤、白、紫、複色など沢山の色があります。最近のサルスベリの新品種は、葉の色が銅葉のものなども登場しています。 サルスベリの特徴は木の肌にもあります。サルスベリの樹皮はザラザラしているのですが、一度樹皮が剥がれ落ちると白い木肌が見え、その部分はとてもつるつるしています。この木肌はサルが木に登ろうとしても滑って落ちてしまいそうなことから「サルスベリ」と名付けられました。

ムクゲ

8月が旬の花|ムクゲ

ムクゲは色鮮やかで夏に大きな花を咲かせる落葉低木です。ハイビスカスを小ぶりにしたような花を咲かせます。

ムクゲ(木槿)

  • ムクゲは夏の暑い盛りに涼やかな花をたくさんつけるアオイ科の落葉低木です。ムクゲは非常に強健で刈り込みにも耐えることから道路脇の街路樹として利用されることもあります。ハイビスカスのような南国を思わせるムクゲですが、耐寒性が非常に強く北海道でも地植えにすることができるほどです。また、ことわざで「槿花一日の栄(きんかいちじつのえい)」や「槿花一朝の夢」と言ったムクゲを冠したものがありますが、これはムクゲの花が1日でしぼんでしまうことを栄華のはかなさに掛けた言葉です。ただ、本物のムクゲの花は次々に咲くので秋まで楽しむことができます。ムクゲは初心者向けの花木で場所も気にせず植えられるので庭の寂しい部分を埋めるように植えてあげるとよいでしょう。

 

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8月が旬の食材レシピ3種

ミニトマトとオクラの和風ジュレ

8月が旬の食材レシピ

透明感のあるジュレがきれいな、簡単なのに手が込んでいるように見える一皿です。少し冷やして召し上がれ。

材料

  • ミニトマト 7~8個
  • オクラ 7~8本
  • アガー 35g
  • 水 180cc
  • かつおぶし 少々
  • しょうゆ、みりん 適宜

作り方

  • ミニトマトは洗ってヘタを取る
  • オクラは洗ってヘタを取り、斜め半分に切る
  • 小鍋に180ccのお湯を沸かし、かつおぶしを入れて出汁を取り、かつおぶしは取り出す(市販の出汁でももちろん可)
  • みりんとしょうゆを入れて、好みの味を作る
  • ミニトマトを入れて弱火にし、5~10分程度煮込む(ミニトマトからも出汁を取る)
  • 火を止めて、オクラを入れたら冷めるまで放っておく(冷ましながら味をしみ込ませる)
  • 冷めたらミニトマトとオクラを取り出し、アガーを加え、ダマにならないように溶かす
  • 小鍋を弱火~中火にかけ、全体にとろみがついたら火からおろし、冷めるまで放っておく
  • アガーが固まったらフォークや泡立て器で崩してジュレ状にする
  • 取り出しておいたミニトマトとオクラを器に盛り、ジュレをかけたら出来上がり

市販のめんつゆを使用すれば、出汁を取る手間を省けます。

アガーは30~40℃で固まるので、室温で冷ましておくだけで簡単にジュレができます。冷蔵庫で少し冷やしても、そのままでもおいしく食べられます。

ごま油香る焼きナス

いつもの焼きナスにちょっとごま油を加えるだけで、香り良い一皿に変身。もうごま油なしの焼きナスなんて食べられません。

材料

  • ナス食べたいだけ
  • ミョウガ食べたいだけ
  • ショウガ適宜
  • サラダ油適宜
  • ごま油少々
  • かつおぶし お好みで

作り方

  • ミョウガは縦に薄くスライス、ショウガはすりおろしておく
  • ナスは洗ってヘタを取り、縦4等分にする
  • サラダ油をひいたフライパンでナスを皮の方から焼く
  • 転がしながら全体に火が通ったら、ごま油少々を垂らして全体をさっと混ぜる
  • 器に盛って、薬味のミョウガとショウガ、かつおぶしをのせたら出来上がり

縦4等分にする理由は食べやすいから、それだけです。縦半分でも味は変わりません。

食べるときにおしょうゆを垂らして。ごま油とミョウガ、ショウガの香りも相性が良く、お箸が止まらなくなります。

水出しハーブウォーター

ハーブウォーター

暑い夏の朝、目が覚めて最初に飲む水のおいしさと気持ちよさと言ったら!

香りの良いハーブウォーターを作って冷やしておけば、心地よく水分補給ができます。

▼とっても簡単な水出しハーブウォーターの作り方

 

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8月は立秋もあり、朝夕には秋の気配を感じる日もあります。そうは言っても日中は気が遠くなるような暑さが続く頃。体を冷やしてくれる夏野菜をたくさん食べて、体全部で夏を満喫して、過ぎ行く夏を楽しみながら過ごしましょう。

 

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山田智美
山田智美

植物が好きで好きで、植栽設計、ガーデナー、生花店勤務を経て現在は、フリーランスの花屋「花や蜜」として活動中。「てのひらに森を」がテーマの花屋です。森の中にいるような、見ているだけで力が抜けていくようなお花を作り続けたいと思ってます。街中で突然お花を配る、「花ゲリラ棘」というゲリラ的花配り活動も不定期決行しています。

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