ピンク色の花が咲く草花50選|春夏秋冬の季節ごとにご紹介!
とまつあつこ
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ピンク色の花が咲く人気の草花50種類を、春夏秋冬の季節ごとに分けて写真付きで紹介します。愛らしいピンク色の花を見ると優しい気持ちになりませんか。公園などを散歩中に見かけそうな草花や、園芸店で手に入りやすく比較的初心者でも育てやすい草花を中心にセレクトしました。
目次
ピンク色の草花の魅力
ピンク色は優しい色合いで人に良い印象を与え、愛情や感謝の気持ちを伝えるときにぴったりな色と言われています。確かに、プレゼントやラッピング、リボンなどを選ぶ時もピンク色を選ぶ場面は多いですよね。お花屋さんでもピンク色の花は人気があるのではないでしょうか。ピンク色にはネガティブなイメージが無く、ピンク色の花を見ていると心が和み、明るく優しい幸せな気持ちになるように感じます。
ピンク色は桜色や桃色のような言い方もあり春のイメージがあるかもしれませんが、春以外の季節にもピンク色の花を咲かせる植物がたくさんあります。それではピンク色の花が咲く草花を紹介していきます。
春に咲くピンク色の草花13種類
アネモネ ~キンポウゲ科 耐寒性多年草(球根)~
アネモネは、まだ花の少ない2月下旬~5月頃まで華やかな花を次々咲かせます。一重咲き、半八重咲き、八重咲きなど咲き方も様々で切り花としても大変人気があります。毎年のように新しい品種が出ています。休眠期は掘り上げて管理するタイプの球根ですが、鉢植えのまま水やりをストップして乾燥状態で夏越しさせる方法もあります。
アルメリア ~イソマツ科 耐寒性多年草~
アルメリアは3月~5月頃、長い茎の先に小さな花がまとまってボール状に咲きます。常緑の糸のように細い葉がこんもりと茂る間からたくさんの花茎が次々と伸びて咲く姿が特徴的です。花を触ってみると少しカサカサしていてドライフラワーに近い感触がします。多湿は嫌いますが暑さ寒さに強く、日当たりが良ければよく育ちます。
ガーデンガーベラ(宿根ガーベラ) ~キク科 半耐寒性多年草~
ガーデンガーベラ(宿根ガーベラ)の花期は4月~11月頃。ガーデンガーベラ(宿根ガーベラ)は普通のガーベラに比べて暑さや寒さ、病害虫にも強く改良された品種です。強い霜に当たらなければ越冬することができます。冬にも水やりを続け、春に枯葉を取って株元にたくさん日を当てると、新芽が出て再び花が咲きます。
キンギョソウ ~ゴマノハグサ科 耐寒性多年草~
キンギョソウは花穂を大きく伸ばして金魚に似た色鮮やかな花を咲かせます。本来は4月~6月頃が開花の盛期で夏の暑さに弱いため、日本では一年草として扱われることが多かった植物です。品種改良により、秋にも咲くタイプやダークカラーの葉、斑入りの葉の品種も増えています。
タイツリソウ ~ケシ科 耐寒性多年草~
タイツリソウは、4月~5月頃に枝垂れた茎にハートの形をした花を連ねて咲かせます。釣り竿にたくさんの鯛がぶら下がっているようにも見えることからその名が付きました。秋から冬にかけては休眠するため地上部が枯れますが、根は生きていて春にまた芽吹きます。
チューリップ ~ユリ科 耐寒性多年草(球根)~
チューリップは3月~5月上旬頃に花を咲かせる球根植物。開花時期は種類によって異なり、大きく分けると早咲き、普通咲き、遅咲きの3種類があります。草丈は種類によって違い、ユリ咲き、パーロット咲き、フリンジ咲き、八重咲きなど様々な咲き方があります。交配種のチューリップの球根は、二年目以降は充実した花を咲かすことが難しいので毎年球根を購入するのが一般的です。原種のチューリップは2~3年植えっぱなしでもよく咲きます。
デージー ~キク科 耐寒性一年草~
デージーは11月~5月頃、可愛い八重咲きの花を咲かせます。夏の暑さに弱いため、日本では一年草として栽培されています。デージーは、光を受けたときに花が開いて黄色い花芯を見せる性質があります。
バーベナ ~クマツヅラ科 耐寒性多年草(非耐寒性一年草)~
バーベナは4月~11月頃まで長い期間花を咲かせます。小さな花が集まり丸い花姿になってこんもりと咲く特徴がとても可愛いです。耐寒性がなく一年草扱いのものと、比較的耐寒性があって多年草となる品種があります。草姿についても、匍匐性のタイプや立性のタイプなどそれぞれ異なります。
ヒヤシンス ~ユリ科 耐寒性多年草(球根)~
ヒヤシンスは、小さな花を花茎に連なるように咲かせる球根植物。花が咲き始めると、とても良い香りがします。ヒヤシンスの花期は3月~4月頃。蕾が固く閉じている苗を選んで育てると、ゆっくり観察しながら開花を待つことができます。ヒヤシンスは屋外でも室内でも育てられますが、外で育てると芽吹きから開花までのスピードが遅いので長期間花を観賞できておすすめです。
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マーガレット ~キク科 半耐寒性多年草~
マーガレットの花期は11月~5月頃。霜に当たらなければ戸外でも冬越しができ、秋から春まで長い間花を楽しめます。高温多湿が苦手なため、梅雨時や真夏の高温期には花を休みます。(涼しい地域では夏場も花を楽しめます。)葉はギザギザしていて、スラリとした茎を伸ばして花を咲かせます。一重咲きから八重咲き、ポンポン咲きなど変化に富み、草丈も品種によって様々あります。
ラナンキュラス ~キンポウゲ科 半耐寒性多年草(球根)~
ラナンキュラスは、幾重にも重なった繊細な花びらが魅力的な球根植物。とても華やかで切り花としても人気が高い花です。ラナンキュラスの花期は3月~5月上旬頃。ラナンキュラスは花後そのまま植えっぱなしにしておくと球根が腐ってしまったり、球根の栄養を使ってしまうので、基本的に休眠期は掘り上げて保管して秋に植え付けます。ラックスという品種のラナンキュラスは、植えっぱなしでも毎年花を咲かせます。
ルピナス ~マメ科 耐寒性多年草~
ルピナスの花期は4月~6月頃。ルピナスは、空に向かって長く伸ばした花茎に鈴なりの花をつけます。藤(ふじ)に似た花が上向きに咲くことから「ノボリフジ(登り藤)」「サカサフジ(逆さ藤)」の別名もあります。冷涼で乾燥した気候を好むので日本では一年草扱いされることも多いですが、気候が合う地域では多年草として楽しめます。マメ科の植物なので、花後は枝豆に似たサヤができます。
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ローダンセマム ~キク科 耐寒性多年草~
ローダンセマムは3月~6月、シルバーがかった美しい葉から茎を伸ばした先に可愛い花を咲かせます。マーガレットに似ていますが、マーガレットに比べて寒さに強い特長があります。梅雨時や真夏の高温期に弱い点はマーガレットと同じで、夏を上手に越せると翌年も花を咲かせます。
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夏に咲くピンク色の草花13種類
インパチェンス ~ツリフネソウ科 非耐寒性多年草(一年草)~
インパチェンスは4月~10月頃、可愛らしい花を次々と咲かせます。咲き方は一重咲き、八重咲きなど様々あります。真夏の直射日光は苦手なので半日陰のシェードガーデンにぴったりな花です。移植を嫌うので、あまり根をくずさずにさっと植えると状態良く育ちます。寒さに弱いので日本の気候では一年草として扱われています。
エキナセア ~キク科 耐寒性多年草~
エキナセアは花の中心が栗のイガのように丸く、細長い花びらをもつ存在感のある花を咲かせます。花期は6月~10月頃。切り花やドライフラワーとしても人気があります。エキナセアはハーブティーとしても使われていますが、出回っているエキナセアは観賞用として作られています。ハーブとして飲食用に使う場合は、ハーブショップなどで品種を確認して購入しましょう。
ジキタリス(狐の手袋) ~ゴマノハグサ科 耐寒性多年草~
ジギタリス(狐の手袋)は初夏の5月~6月頃、茎をすっと伸ばしてベル型の花を穂状に咲かせ、花は下から上へと咲き進みます。バラと並べて植えられることが多く、イングリッシュガーデンの定番としても人気があります。背が高いので花壇の後方によく用いられます。本来は毎年花を咲かせる多年草。寒さには強いのですが、暑さに弱いため日本では2年草として扱われることも多いです。丈夫なので環境に合えばこぼれ種から増え続けてくれます。
ジニア ~キク科 非耐寒性一年草~
ジニアは5月~11月頃まで、暑い時期にも花が休むことなく咲き続ける一年草。ジニアはたくさんの種類があり、背が高いもの低いもの、花のサイズも超大輪、大輪、中輪、小輪と色々あります。咲き方もポンポン咲き、カクタス咲き、ダリア咲きなどとても多様です。
宿根フロックス ~ハナシノブ科 耐寒性宿根草~
宿根フロックスは6月~10月に暑い夏も休みなく可愛い花を咲かせます。星の形をした花が咲くスターフロックスと呼ばれる品種もあります。暑さや寒さに強く、冬は地上部が枯れますが根は生きていて毎年花を咲かせます。
タチアオイ ~アオイ科 耐寒性一年草(二年草)~
タチアオイは6月~8月頃、まっすぐに伸びる草にハイビスカスに似た花をたくさん咲かせます。花は下から上へ順々に咲く「咲き上がる」性質があります。寒さにも暑さにも強くて丈夫ですが、株の寿命はあまり長くないので一年草や二年草扱いされていることが多いです。こぼれ種からまた花を咲かせることもあります。
ダリア ~キク科 半耐寒性多年草(球根)~
ダリアは7月~10月頃、華やかな花を咲かせます。非常に品種が多く、大輪、中輪、小輪、咲き方もポンポン咲きやカクタス咲きなど様々です。ダリアは半耐寒性の球根植物で、球根は少し変わった楕円形に近い細長い形をしています。ダリアの球根は植えっぱなしで凍らないように冬越し対策を行うか、球根を掘りあげて乾燥させて保管します。ダリアは切花としても人気があり、通年多くの品種が出回っています。
トレニア ~アゼナ科 非耐寒性一年草~
トレニアは4月~10月頃、子つばめが口を開けたような小さな花が次々と咲きます。草姿は立性と、横に広がる匍匐性のタイプがあり、匍匐性のトレニアは目線の高い位置に飾ると美しさが引き立ちます。トレニアは基本的に一年草ですが、トレニア・コンカラーは多年草タイプです。多年草タイプでも寒さには弱いので、冬は室内で管理するなど冬越し対策が必要です。
ニチニチソウ ~キョウチクトウ科 非耐寒性一年草~
ニチニチソウは5月~10月頃まで、真夏の暑さの中でも次々と花を咲かせます。湿気に弱い性質があるので、日の当たる水はけの良い場所で育てます。寒さに弱く、日本の気候では一年草として扱われています。
ベゴニア ~シュウカイドウ科 非耐寒性多年草(一年草)~
ベゴニアは、4月~10月頃小さな可愛い花を次々と咲かせます。直接雨が当たらない風通しの良い日なた~半日陰を好み、真夏の直射日光は苦手です。寒さに弱く、日本の気候では一年草として扱われていますが、寒くなる前に室内の明るい場所に移動させると翌年も楽しめます。挿し木で増やすことができます。
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ペチュニア ~ナス科 半耐寒性多年草(一年草)~
ペチュニアの花期は3月~11月頃。花期が長く、上手に剪定すると枝分かれしてたくさんの花を咲かせることができます。一重咲きや八重咲きなど咲き方も様々で、花の大きさも大輪から小輪とあります。ペチュニアは本来多年草でありながら寒さに弱いため一年草扱いされていることが多いですが、暖地では霜にあたらないように注意すれば戸外で冬越しさせることもできます。
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ペンタス ~アカネ科 非耐寒性一年草~
ペンタスは5月~10月頃、小さな星型の花が集まって傘状に咲きます。長期間開花し、夏の暑さにも強く途切れることなく花を咲かせます。葉は先端のとがった楕円形で濃い緑色、葉脈がくっきりと目立ちます。八重咲き品種や葉に斑が入った品種もあります。寒さに弱いため一年草扱いされていることが多いです。
ポーチュラカ ~スベリヒユ科 非耐寒性一年草~
ポーチュラカは5月~10月頃、小さな可愛い花を次々と咲かせて這うように広がります。多肉質の葉と茎を持ち、暑さや乾燥に強い性質があります。寒さに弱いので一年草扱いされていますが、挿し芽で簡単に増やすことができます。葉に斑が入っている品種もあります。
秋に咲くピンク色の草花12種類
ケイトウ ~ヒユ科 非耐寒性一年草~
ケイトウは、フワフワ、モコモコとした質感の花が特徴的です。夏の暑さに強く7月~10月頃まで咲きますが、その質感から秋に観賞すると暖かみを感じます。ケイトウの名前は、花の形が鶏のトサカに似ていることに由来しています。花の形や大きさ、色も多種多様で、茎が長いもの、短いものとあります。美しい花色を保つポイントは、水やりの際は花に水をかけず株元にたっぷり与えることです。寒さには弱い一年草です。
コスモス ~キク科 非耐寒性一年草~
コスモスは6月~11月頃、繊細な茎の先に可愛い花をつけ、風に揺れるように咲きます。群生させると見事な光景になります。咲き方は一重咲き、八重咲き、ストロー咲きなど様々あります。
コルチカム ~イヌサフラン科 耐寒性多年草(球根)~
コルチカムは9月~10月頃、サフランやクロッカスに似た花を咲かせます。水はけの良い場所であれば数年植えっぱなしでも大丈夫です。コルチカムは球根に栄養分を蓄えているため、球根を机の上に置いておくだけでも花を咲かせる力強い植物です。でも、来年以降も花を咲かせたい場合は、土に植えて球根をしっかり育てる必要があります。
シュウカイドウ ~シュウカイドウ科 耐寒性多年草(球根)~
シュウカイドウは、8月~10月に小さな花を咲かせます。バラ科の海棠(カイドウ)に似た花を秋に咲かせることから、秋海棠(シュカイドウ)の名がつきました。湿り気のある半日陰でよく育ちます。寒さに強く、地下に球根をつくる性質があり、開花後に地上部が枯れて球根が肥大し、地中で冬を乗り越えます。
シュウメイギク(秋明菊) ~キンポウゲ科 耐寒性宿根草~
シュウメイギク(秋明菊)は9月~11月頃にアネモネに似た形の花を咲かせます。菊という漢字がついていますが、キク科ではなく、アネモネと同じキンポウゲ科の仲間で、菊とは全く関係ありません。シュウメイギク(秋明菊)は切り花として華道の素材や秋の茶花としても用いられます。一重咲きの他、八重咲のものや背が低いタイプもあります。
センニチコウ ~ヒユ科 非耐寒性一年草~
センニチコウは、暑さや乾燥に強く、寒さに弱い一年草です。6月~10月頃の長期間、すっと伸びた茎の先に丸いポンポンのような花を咲かせます。センニチコウはその可愛い花姿(苞)が切り花やドライフラワーとしても好まれています。
ナデシコ ~ナデシコ科 耐寒性多年草~
ナデシコは四季咲き性のものが多く、常緑で耐寒性も強いので、品種や場所によってはほぼ周年にわたって観賞できます。咲き終わった花をこまめに摘み、新芽を伸ばすと次々と咲きます。秋の七草の一つであり、しっとりと美しく咲く秋の姿は特に魅力的です。耐寒性はありますが夏の暑さは少し苦手なので、真夏は半日陰の風通しが良い場所を好みます。
ネリネ ~ヒガンバナ科 半耐寒性多年草(球根)~
ネリネは10月~12月頃、ヒガンバナによく似た花を咲かせる秋咲き球根植物です。花びらが反り返り、小さなユリの花が集まっているような咲き方をします。花びらに光沢がありキラキラと光るので、ダイヤモンドリリーという名前でも親しまれています。鉢花だけでなく切花としても人気があります。ネリネは耐寒性があまりなく、夏の蒸れにも強くないので、霜に当たらないように冬を越えて、夏の過湿に気を付けて管理できると数年植えっぱなしでも花を咲かせます。
フォーチュンベゴニア ~シュウカイドウ科 半耐寒性多年草(球根)~
フォーチュンベゴニアは、華やかでつやがある大輪の花が魅力の球根ベゴニア。春にも出回りますが、夏の高温多湿が苦手なので温暖地では秋に植える方がおすすめです。9月~12月頃までその美しさを満喫できます。球根を凍らせないように冬越しできると翌年も楽しめます。
ヘリクリサム(ムギワラギク) ~キク科 半耐寒性多年草(一年草)~
ヘリクリサムの花期は6月~10月頃。花びらには水分が少なくドライフラワーのようにカサカサとした独特の感触をしていて、美しい光沢があります。ドライフラワーとしても人気があります。オーストラリア原産で自生地では低木のように育つ多年草ですが、寒さや高温多湿に弱いので日本では一年草として扱われることも多い植物です。麦藁菊(ムギワラギク)という和名は、乾燥した花びらの様子が麦わらに似ているため付けられました。
ポットマム ~キク科 耐寒性多年草~
ポットマムは鉢植え(ポット)のキク。花期は9月~11月頃です。鉢植え向きの矮性園芸品種として改良され、ポットマムという名がつけられました。日が短くなると蕾をつけて花を咲かせるというキク本来の性質をもっているため、秋になると美しく咲きます。照明が夜中ついている場所では蕾をつけないことがあります。
ミセバヤ ~ベンケイソウ科 耐寒性多年草~
ミセバヤは9月~11月頃、茎の先端に小さな花を房状に咲かせます。古典植物として古くから親しまれている植物です。葉は肉厚で丸く、縁に細かい切れ込みがあります。暑さ寒さに強く、丈夫で育てやすい性質です。
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冬に咲くピンク色の草花12種類
ガーデンシクラメン ~サクラソウ科 半耐寒性多年草(球根)
ガーデンシクラメンの花期は10月~4月頃。室内用のシクラメンを品種改良して作られたため耐寒性があり、寒い冬も屋外で楽しむことができます。一重咲き、八重咲き、フリル咲きなどバリエーションが豊富で、シクラメンよりも株がコンパクトです。
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カトレア ~ラン科 非耐寒性多年草~
カトレアは華やかで美しい花を咲かせ、洋ランの女王とも呼ばれています。春咲き、初夏咲き、秋咲き、冬咲きタイプがありますが、最もポピュラーなのは、12月~2月に咲く「冬咲き」タイプと言われています。本来は森に自生し、木に根を下ろし着生して育つ着生植物です。カトレアは様々な種類がありますが、どの品種も比較的温暖な気候と日当たりを好みます。最低気温10℃くらいを保ち、日光のあたる場所で栽培すると元気よく生長します。
クモマグサ(雲間草) ~ユキノシタ科 耐寒性多年草(一年草)~
クモマグサ(雲間草)の花期は2月~5月頃。花茎を伸ばして小さな可愛い花を次々と咲かせ、株がこんもりと茂ります。最近ではライムカラーの葉を持つものや、斑入りの品種も流通しています。クモマグサ(雲間草)は寒さに強く暑さや蒸れに弱い性質があります。寒冷地以外では一年草扱いされることが多いですが、梅雨や夏を上手に越すことができれば周年楽しめます。
クリスマスローズ ~キンポウゲ科 耐寒性多年草~
クリスマスローズは、花が少ない1月~4月頃に花を咲かせる常緑の多年草。ややうつむきながら咲く花の顔をこちらに向けてみると、その美しさに魅了されます。咲き方も豊富で一重咲き、半八重咲き(セミダブル)、八重咲き(ダブル)など様々あります。花が終わっても花びらに見えるガクの部分が散らないので長い期間楽しめます。
シクラメン ~サクラソウ科 非耐寒性多年草(球根)~
シクラメンは10月~4月頃、葉の中央から細い茎を伸ばして花を咲かせます。冬に室内で楽しめる代表的な花鉢で、よくお歳暮や贈答用に用いられます。咲き方はスタンダードなタイプの他、フリンジ咲きや八重咲きなど多様あります。最近は香りが楽しめる品種も注目されています。暑さと寒さに弱く、ガーデンシクラメンと比べるとデリケートな性質です。
シャコバサボテン ~サボテン科 非耐寒性多年草~
シャコバサボテンは11月~2月頃、幾重にも連なった葉茎の先に透明感のある反り返った美しい花を咲かせます。葉は平たくてやや厚みがあり、縁にギザギザがあります。シャコバサボテン(蝦蛄葉仙人掌)という名は、その茎節の姿が海に生息する蝦蛄に似ていることから付けられたと言われています。基本的に室内で育てますが、春に屋外でたっぷり日に当てるとしっかりした株に育ちます。
ストック ~アブラナ科 耐寒性一年草~
ストックは草丈が20~80cmほどで、優しい香りがします。すっとした花茎に穂状に花が咲きとても華やかです。11月~4月頃まで開花期が長く、香りも同じように長く続きます。高さを出したい時に使いやすい花苗です。一重咲きから八重咲きまであります。夏の暑さに弱いため、日本では一年草として扱われています。
パンジー ~スミレ科 耐寒性一年草~
秋から冬を超えて春(10月~5月頃)まで花を楽しめる草花の代表といえばパンジーとビオラ。この写真はパンジーです。パンジーとビオラの違いは花の大きさ。ビオラは3cm程度、それ以上大きなものはパンジーに分類されています。フリル咲き、八重咲きなど、変わった咲き方のパンジーも流通しています。日が当たらないとひょろひょろと育ってしまうので日なたで育てましょう。
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ビオラ ~スミレ科 耐寒性一年草~
ビオラはパンジーより小ぶりの花を10月~5月頃まで咲かせます。パンジーは花が大きいので一つ一つの花が咲くのに少し時間がかかりますが、ビオラは小さな花が次々と咲き、咲き終わると花びらが丸まってきてしおれます。しおれてきた花を摘み取ると次の花がどんどん咲きます。ビオラも花の形や咲き方の種類が豊富です。
プリムラ・ジュリアン ~サクラソウ科 半耐寒性多年草~
プリムラは品種改良されたものを含めると約500種類もあると言われています。プリムラ・ジュリアンの花期は11月~4月頃で、草丈が低くコンパクトなプリムラです。花の形は一重咲き、八重咲き、バラ咲きなど様々あります。葉色はグリーンと銅葉色があります。
プリンセチア ~トウダイグサ科 非耐寒性多年草~
プリンセチアの花期は12月~2月頃。プリンセチアは華やかなピンク色の苞が特徴的で、プリンセスのような印象とポインセチアを組み合わせて名付けられました。ポンセチアと比べると寒さ暑さにやや強く丈夫ですが、冬の間は室内の日当たりの良い場所で育てます。
ミスミソウ(雪割草) ~キンポウゲ科 耐寒性多年草
ミスミソウ(雪割草)は日本原産の多年草で、主に雪が積もる地域に咲きます。2月のまだ寒い頃に花を咲かせて春を告げる花と言われ、まるで妖精のように可憐な姿をしています。早春に雪を割るようにして花を咲かせることから「雪割草(ユキワリソウ)」とも呼ばれています。
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